雷族を主体にした種族統一デッキ。
派生として電池メンを主体にした【電池メン】や、エレキを主体とした【エレキ】がある。
モンスターを雷族に統一することで得られるメリットは以下のようになる。
以前はサポートカードだけでなくモンスター自体が圧倒的に少なく、後に《雷帝ザボルグ》や《ライオウ》等の単体で強力なモンスターが存在するものの種族を統一する利点が小さく、モンスターの層も決して豊かとは言えなかった。
第4期以降は電池メンやエレキ等のカテゴリも登場し、サポートカードやモンスターも徐々に増えはいたが、依然として【電池メン】・【エレキ】以外では種族統一デッキを組む意義は薄いといわざるを得ないなかった。
第8期になり、高い展開力を持つ《OToサンダー》・《OKaサンダー》や強力なサーチャーである《サンダー・シーホース》が登場し、投入できるモンスターは限られるがようやく種族デッキが組めるようになったといえる。
雷族以外のモンスターでは、光属性が多いことから《オネスト》が採用できる。
《一族の結束》こそ併用できないものの、《群雄割拠》を阻害せずに大型モンスターに対処できる。
その他強力な蘇生効果を持つ《創世神》・《ダーク・クリエイター》、専用デッキでフィニッシャーとなる《ライトニングパニッシャー》《降雷皇ハモン》などはサポートカードの恩恵を受けにくく、これらと相性の良いカードを排してまで【雷族】に組み込むメリットは少ない。
【メタビート】の主力である《ライオウ》と《群雄割拠》や《一族の結束》など種族を統一することで活かせるカードを合わせて戦う。
《群雄割拠》の効き目の薄い、【BF】や【ガジェット】などサーチを多用する種族デッキへのメタは《ライオウ》である程度補うことができる。
ただし、《ライオウ》以外の対抗手段が少ないため過信はできない。
その他のモンスターは除去に強く場持ちの良い《ヴェルズ・サンダーバード》、直接攻撃可能な《エレキングコブラ》や《エレキリン》などが候補となる。
直接攻撃できるエレキを採用する場合は《デモンズ・チェーン》などのロックカードも採用するといい。
優秀なサーチ効果を有する《サンダー・シーホース》と、通常召喚権を増やす《OKaサンダー》・《OToサンダー》を組み合わせ、大量展開を狙う。
上記のカードに対応するため、投入するモンスターは光属性・レベル4のモンスターに重点を置くことになる。
《OToサンダー》と《電池メン−単四型》を絡めることで大量のランク4エクシーズモンスターをエクシーズ召喚できる他、《ヴァイロン・プリズム》によりシンクロ召喚の要素も取り入れることができる。
《バッテリーリサイクル》はこれらと最高のシナジーを持っており、上手く絡めれば1ターンキルに持ち込むこともできる。
《ライオウ》も《OToサンダー》に対応している為、素材兼下級アタッカーとして採用してもいいだろう。
優秀なサポートカードを多く持つ電池メンを主力とするデッキ。
詳しくは該当ページを参照。
低攻撃力のモンスターが中心となるエレキを用いたデッキ。
詳しくは該当ページを参照。