*【&ruby(いかずちぞく){雷族};】 [#b3378c8b]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#p8abbc12]
 [[雷族]][[モンスター]]を主力とする[[デッキ]]。~
 [[モンスター]]を[[雷族]]に統一することで得られる[[メリット]]は以下のようになる。~

+[[《電池メン−単一型》]]で[[攻撃対象]]を逸らす事ができる。
+[[《充電池メン》]]が[[自己強化]]する。
+[[《電池メン−業務用》]]の[[起動効果]]を発動できる。~
+[[《エレキューブ》]]による[[単体強化]]ができる。~
+[[《魔霧雨》]]や[[《雷の裁き》]]、[[《エレキュア》]]の[[効果]]を発動できる。~
+[[《バッテリーリサイクル》]]や[[《ONeサンダー》]]、[[《スピリット変換装置》]]で[[サルベージ]]できる。~
+[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]で[[光属性]]・[[レベル]]4を[[召喚]]できる。~
+[[《サンダー・シーホース》]]で[[光属性]]・[[レベル]]4・[[攻撃力]]1600以下を2枚[[サーチ]]できる。~
+[[《エレキマイラ》]]・[[《エレキリム》]]の[[シンクロ素材]]に、[[《ジェムナイト・プリズムオーラ》]]の[[融合素材]]にできる。~
+[[《ブリリアント・フュージョン》]]で[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行える。~

 派生[[デッキ]]として[[電池メン]]を主体にした[[【電池メン】]]や、[[エレキ]]を主体とした[[【エレキ】]]がある。~

 《サンダー・シーホース/Thunder Sea Horse》
 効果モンスター
 星4/光属性/雷族/攻1600/守1200
 「サンダー・シーホース」の効果は1ターンに1度しか使用できず、
 この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
 (1):このカードを手札から捨てて発動できる。
 デッキから攻撃力1600以下の雷族・光属性・レベル4の
 同名モンスター2体を手札に加える。

 《OToサンダー/Pahunder》
 効果モンスター
 星4/光属性/雷族/攻1300/守 600
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
 手札から「OToサンダー」以外の
 雷族・光属性・レベル4のモンスター1体を召喚する。

 《OKaサンダー/Mahunder》
 効果モンスター
 星4/光属性/雷族/攻1400/守 700
 1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
 手札から「OKaサンダー」以外の
 雷族・光属性・レベル4のモンスター1体を召喚する。

**[[デッキ]]構築に際して [#nafe6270]
 [[《サンダー・シーホース》]]と[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]に対応する[[レベル]]4・[[光属性]]の[[雷族]]を中心に採用していく。~
 また、[[《サンダー・シーホース》]]の[[デメリット]]による展開のラグを切り抜けるためにも、[[魔法・罠カード]]による防御手段も多めに取り入れていきたい。~

***[[モンスターカード]]について [#ff7ba18f]

―[[デッキ]]の核となる[[雷族]][[下級モンスター]]~

-[[《ライオウ》]]~
高い[[攻撃力]]と2種の妨害[[効果]]を持ち、[[雷族]]の中では群を抜いて高い安定性を誇る。~
単体で[[フィールド]]に立たせておくだけでも高い制圧力を発揮するため、フル投入しても差し支えないだろう。~
[[【メタビート】]]を軸とした【雷族】においては、この[[カード]]と[[《群雄割拠》]]が併用できることが最大の利点といっても過言ではない。~
一方で[[自分]]の[[《サンダー・シーホース》]]や[[《エレキングコブラ》]]の[[サーチ]]も阻害してしまうことは留意しておきたい。~

-[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]~
[[雷族]]・[[光属性]]・[[レベル]]4限定の[[《血の代償》]]を持ち、両者ともに[[《バッテリーリサイクル》]]に対応するので再利用も容易。~
この2体を採用する場合は[[シンクロ召喚]]・[[エクシーズ召喚]]を多用することとなる。~

-[[《サンダー・シーホース》]]~
[[手札]]から[[発動]]でき、[[モンスター]]を2枚[[サーチ]]する[[サーチャー]]。~
[[特殊召喚]]できなくなる[[デメリット]]は厳しいが、[[《強欲で謙虚な壺》]]や[[《カードカー・D》]]を併用することである程度は軽減できる。~
[[《ライオウ》]]と併用する場合、先に[[召喚]]すると[[効果]]が使えなくなるので注意。~

―[[光属性]]・[[レベル]]4の[[雷族]]~
 [[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]の[[効果]]で[[召喚]]できる[[モンスター]]。~
 [[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]による[[召喚]]が可能。~
 同[[種族]]・同[[属性]]・同[[レベル]]の[[モンスター]]2体を[[リクルート]]する[[《同胞の絆》]]とも相性が良い。~
 [[レベル]]4ではあるが低[[攻撃力]]の[[モンスター]]が多く、[[《サンダー・シーホース》]]や[[《バッテリーリサイクル》]]などの[[サポート>サポートカード]]も利用しやすい。

-[[《ヴァイロン・プリズム》]]~
[[単体強化]][[効果]]を持つ[[チューナー]]。~
[[《群雄割拠》]]・[[《一族の結束》]]といった[[カード]]とも併用でき、[[《サンダー・シーホース》]]・[[《バッテリーリサイクル》]]にも対応する。~
また、[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]にも対応するので、即座に[[レベル]]8の[[シンクロ召喚]]に繋げられるのも優秀である。~

-[[《ONeサンダー》]]~
[[召喚]]するだけで、[[除外]]を経由するが[[サルベージ]][[効果]]を利用できる。~
[[対象]]は狭いが[[《バッテリーリサイクル》]]に対応していない[[《サンダー・シーホース》]]を回収することができる。~
[[ステータス]]が他の[[レベル]]4[[モンスター]]よりも低いため、[[召喚]]後は即座に[[エクシーズ召喚]]を行うなど工夫をしたい。~

-[[《電光−雪花−》]]~
条件付きでお互いの[[魔法・罠カード]]の[[発動]]及び[[セット]]を封殺する[[下級モンスター]]。~
[[特殊召喚]]できず[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]後は実質の使い切りとなるが、[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]からの展開は可能。~
もっとも、[[伏せカード]]を多用する場合は性能を十分に引き出せないため、[[サイドデッキ]]要員にする等、構築によって使い分けたい。~

-[[《避雷神》]]~
[[メインフェイズ]]1でお互いの[[魔法カード]]の[[使用]]を封殺する[[効果]]を持つ。~
打点も純[[アタッカー]]クラスと申し分ないが、[[バトルフェイズ]]で[[速攻魔法]]の[[使用]]を許してしまう点は注意。~

-[[《放電ムスタンガン》]]~
現[[環境]]では重要な[[特殊召喚]]を封じる[[効果]]を持つ。~
[[召喚制限]]の都合上、[[《電光−雪花−》]]や[[《避雷神》]]等と併用して、[[《同胞の絆》]]による[[特殊召喚]]を狙いたい。~

-[[《雷電娘々》]]~
[[雷族]]では数少ない高打点の[[カード]]であり、[[自壊]]も構築の段階で対処できるためあまり気にならない。~
とはいえ、[[デメリット]]を考えると基本的には打点の面での4枚目以降の[[《ライオウ》]]としての採用を考えるべきだろう。~
期待できる程のものではないが、[[コントロール奪取]]によって利用されにくいと考えれば[[メリット]]とも言えるか。~
[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]と比較して即効性で勝るが、総合的な場持ちのよさではあちらに軍配が上がる。~

-[[《D・ラジオン》]]~
実質的に1800/1900の[[ステータス]]であり、複数展開できれば爆発的な[[強化]]を期待できる。~
[[強化]]以外の[[効果]]を持たず、単体では[[アタッカー]]・[[壁]]いずれにしても強力とは言えないが、[[《バッテリーリサイクル》]]によって[[サルベージ]]できるなど性能自体は低くない。~

-[[《ザ・キャリブレーター》]]~
[[相手]]の[[エクシーズモンスター]]の[[ランク]]分[[攻撃力]]がアップする。~
[[ランク]]4以上の[[エクシーズモンスター]]がいれば大抵の[[モンスター]]を[[戦闘破壊]]できるが、[[エクシーズ召喚]]を[[使用]]しない[[相手]]には無力。~
そのため[[エクシーズモンスター]][[メタ]]として[[サイドデッキ]]に投入すると良いだろう。~

//-[[《E・HERO ボルテック》]]~
//その[[効果]]から実質的に他の[[HERO]]と併用することになる。~
//その場合[[《群雄割拠》]]といった[[カード]]はもちろん、[[除外]][[効果]]は[[《バッテリーリサイクル》]]と噛み合わないなど【雷族】との相性は決して良くない。~
//基本的に[[効果]]の[[発動]]は狙わず、[[《バッテリーリサイクル》]]で[[ディスアドバンテージ]]を軽減しながら[[融合素材]]として扱うのが良いだろう。~
//[[墓地]]を[[除外]]してしまう[[《ミラクル・フュージョン》]]も、[[融合]]先である[[《E・HERO The シャイニング》]]によって多少はカバーできるため、検討する余地がある。~

-[[電池メン]]及び[[エレキ]][[モンスター]]~
いずれも多種多様な[[モンスター]]を擁するため、以下に挙げる[[カード]]以外を投入する場合は[[【電池メン】]]と[[【エレキ】]]のページも参照してもらいたい。~

--[[《電池メン−単四型》]]~
[[召喚]]時に[[同名カード]]を[[特殊召喚]]できる。~
[[《OToサンダー》]]等と併用すると一気に[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]を並べることができる。~
ただし、[[攻撃力]]・[[守備力]]ともに0なため、[[召喚]]後は即座に[[エクシーズ召喚]]したり、何らかの[[コスト]]として使ったほうが良い。~

--[[《エレキングコブラ》]]~
[[攻撃力]]は低いが、[[ハンド・アドバンテージ]]を直接稼ぐ事ができる。~
使いきりの防御カードを用いた場合でも、返しの[[ターン]]で[[直接攻撃]]できれば損失はなくなる。~
主に[[除去]]や[[永続カード]]による拘束を狙う[[【メタビート】]]型の構築で活きるだろう。~
ただし[[《ライオウ》]]が存在している場合[[サーチ]]が行えない点は留意したい。~

--[[《エレキリン》]]~
[[ダイレクトアタッカー]]としては高い[[攻撃力]]を持ち、追加[[効果]]も無視できない。~
[[《一族の結束》]]下ではそれなりに[[戦闘]]もこなせるため、[[《バッテリーリサイクル》]]の有用性も増す。~
一方で単体での安定性は高いとは言い切れないため、複数投入する際は注意したい。~

―その他の[[雷族]][[下級モンスター]]~

-[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]~
一時的に[[フィールド]]を空けてしまうが、間接的な[[除去]][[耐性]]を持ち、[[帰還]]時の[[攻撃力]]も高い。~
[[光属性]]の[[サポートカード]]を共有できないが、利用するものが[[《オネスト》]]程度であればそれほど影響はない。~

-[[《RAI−MEI》]]~
[[戦闘破壊]]をトリガーとする[[サーチャー]]。~
しかし[[雷族]]に限れば[[手札]]に加える事が可能な[[モンスター]]は[[チューナー]]を除き基本的に受動的な[[モンスター]]ばかりである。~
[[戦闘]]が頻繁に起こる[[環境]]でもなければ積極的に採用する必要性は薄い。~

-[[雷族]]の[[ジェムナイト]][[モンスター]]~
[[《ジェムナイト・ルマリン》]]は[[通常モンスター]]なので[[《レスキューラビット》]]から[[リクルート]]できる。~
[[《ジェムナイト・プリズムオーラ》]]は[[雷族]]を[[融合素材]]にでき、[[ジェムナイト]][[カード]]との併用で[[単体除去]]も行える。~
また、[[《ブリリアント・フュージョン》]]で[[《ジェムナイト・ルマリン》]]と共に[[墓地へ送る]]ことができる。~

-[[チューナー]]の[[エレキ]][[モンスター]]~
[[《エレキツネ》]]か[[《エレキンギョ》]]と[[レベル]]4[[モンスター]]で[[《エレキマイラ》]]、[[《エレキンメダイ》]]とで[[《エレキリム》]]を[[シンクロ召喚]]できる。~
[[チューナー]]単体の性能は低いため、早めに[[シンクロ召喚]]に繋ぎたい。~
ただし、[[レベル]]の兼ね合いから[[《OToサンダー》]]等と連携は取れないため、別途展開手段を用意することになる。~

―[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]~

-[[《サンダー・ドラゴン》]]~
自身を[[手札コスト]]に[[デッキ]]から[[同名カード]]を2枚まで[[サーチ]]できる。~
[[ステータス]]は[[上級モンスター]]としては低いため、実質この[[効果]]による[[デッキ圧縮]]と[[手札]]補充のために運用することになる。~
もしくは[[《融合》]]を採用して[[《双頭の雷龍》]]を[[融合召喚]]するのも良いだろう。~

-[[《雷帝ザボルグ》]]~
[[効果]]自体は[[《邪帝ガイウス》]]に遅れをとるものの、大量展開を阻害できる[[《群雄割拠》]]下では十二分に強力な存在。~
また[[光属性]]を多用する場合は[[《霊魂の護送船》]]や[[《太陽風帆船》]]による[[リリース]]確保と[[エクシーズ召喚]]も狙える。~

-[[《轟雷帝ザボルグ》]]~
[[リリース]]を2体要求するため[[アドバンス召喚]]は難しく、[[アドバンテージ]]を取る[[効果]]でもないため扱いはかなり難しい。~
だが[[エクストラデッキ]]の[[雷族]]が少ない【雷族】にとっては、[[《一族の結束》]]や[[《群雄割拠》]]で縛るならば[[エクストラデッキ]]に空きが出やすい。~
[[リリース]]要員には[[《帝王の烈旋》]]や[[《フォトン・サンクチュアリ》]]を使いたい。~

-[[《霞の谷の執行者》]]~
[[《リビングデッドの呼び声》]]等の[[永続罠]]を多用する場合に、それらを回収できる可能性がある。~
ただしそれら[[蘇生]][[対象]]を[[リリース]]に用いることが多くなるため決して効率は良くない。~
この[[カード]]を採用するならば、[[《デモンズ・チェーン》]]や[[《群雄割拠》]]といった[[カード]]も併用し、[[【フィフティ・フィフティ】]]の戦術を組み込む事が望ましい。~
[[《エレキツネ》]]等から[[《霞の谷の雷神鬼》]]に繋げることができる点も僅かながらに利点である。~

-[[《大狼雷鳴》]]~
[[蘇生]]するだけで[[相手]]の[[表側表示]][[モンスター]]を一掃できる[[最上級モンスター]]。~
ただし、[[バトルフェイズ]]を行えない[[デメリット]]があるため、[[相手]][[ターン]]に[[《リビングデッドの呼び声》]]から[[蘇生]]させたい。~
[[墓地へ送る]]際は[[手札コスト]]や[[《おろかな埋葬》]]の他、[[ジェムナイト]]をギミックとして投入しているならば[[《ブリリアント・フュージョン》]]を使うと良い。~

//-[[《ガーディアン・トライス》]]~
//[[アドバンスセット]]することで[[リリース]][[モンスター]]を一時的にフィールドから放す。~
//単体での有効性は皆無に近いが[[《帝王の烈旋》]][[《自律行動ユニット》]]を経由することで間接的に[[コントロール奪取]]となる。~
//[[《一族の結束》]]こそ阻害しないものの[[《群雄割拠》]]との兼ね合いは悪く、確実性にも欠けるのだが[[雷族]][[上級モンスター]]を多用し、[[リリース]]確保に上記の[[カード]]を用いるのならば挿してみるのも面白い。~

 [[雷族]]以外の[[モンスター]]では、[[光属性]]が多いことから[[《オネスト》]]が採用できる。~
 [[《一族の結束》]]こそ併用できないものの、[[《群雄割拠》]]・[[《虚無空間》]]を阻害せずに大型[[モンスター]]に対処できる。~
―その他の[[種族]]の[[モンスター]]~
-[[《オネスト》]]~
[[光属性]]が多い[[種族]]なので[[発動]]機会は多い。~
[[《一族の結束》]]こそ併用できないものの、[[《群雄割拠》]]・[[《虚無空間》]]を阻害せずに大型[[モンスター]]に対処できる。~

// その他強力な[[蘇生]][[効果]]を持つ[[《創世神》]]・[[《ダーク・クリエイター》]]、専用[[デッキ]]で[[フィニッシャー]]となる[[《ライトニングパニッシャー》]][[《降雷皇ハモン》]]などは[[サポートカード]]の恩恵を受けにくく、これらと相性の良い[[カード]]を排してまで【雷族】に組み込むメリットは少ない。~

***[[魔法・罠カード]]について [#sed8b3f7]

―[[雷族]]専用[[サポートカード]]~
-[[《バッテリーリサイクル》]]~
[[雷族]]専用の[[《サルベージ》]]であり、同[[カード]]程の柔軟性はないにせよ[[ハンド・アドバンテージ]]の面で非常に優秀。~
主に[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]や[[《電池メン−単四型》]]を回収して再度の展開に繋ぐと良い。~

-[[《スピリット変換装置》]]~
場の[[光属性]][[レベル]]4[[モンスター]]を[[エクシーズ素材]]にする[[効果]]と、[[墓地へ送られた]]時に[[サルベージ]]できる[[効果]]を併せ持つ。~
前半の[[効果]]を[[使用]]する場合は[[エクシーズ召喚]]に特化した構築が必要であるが、直接的な[[アドバンテージ]]に繋がるわけではないので無視しても良い。~
後半の[[効果]]は[[《バッテリーリサイクル》]]とは違い、[[《ライオウ》]]など高い[[攻撃力]]を持つ[[モンスター]]も[[サルベージ]]できる。~
しかし、回収するのは[[同名カード]]でなければならず、[[墓地へ送る]]手段も用意する必要がある事を考えると[[汎用性]]に関しては劣っていると言える。~

-[[《雷の裁き》]]~
[[罠カード]]の持ち味である奇襲性に欠け、ワンテンポ遅れる点でいささか使いにくいものの、種類を問わず[[破壊]]できる[[効果]]は魅力。~
[[《奈落の落とし穴》]]等の[[召喚]]反応型の[[除去]]に弱いため、[[エレキ]]や[[電池メン]]の[[特殊召喚]]を多用しながら[[上級>上級モンスター]]・[[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]に繋ぐ形での使用が望ましい。~

//-[[《魔霧雨》]]~
//[[全体除去]]能力自体は悪くないが、その[[デメリット]]が大きすぎるため[[《ライトニング・ボルテックス》]]で十分なことも多く、どちらかといえば[[ファンデッキ]]向きの[[カード]]。~
//[[手札]]を消費したくない[[《E・HERO ボルテック》]]・[[《サンダー・ドラゴン》]]を利用する[[融合]]軸の[[デッキ]]に[[《デーモンの召喚》]]と共に採用するのも面白いかもしれない。~

//--[[《エレキュア》]]~
//[[直接攻撃]]可能な一部の[[エレキ]]や、[[除去]]能力を持つ[[《雷帝ザボルグ》]]は比較的[[効果]]を利用しやすい。~
//[[ライフゲイン]]そのものは有用性が低いため、[[《スクリーン・オブ・レッド》]]や[[《神の警告》]]等と組み合わせていく事になるのだが、そうなると当然[[手札事故]]も起こしやすい。~
//一応他の[[永続魔法]]と共に採用することで[[《降雷皇ハモン》]]の[[コスト]]にもできる。~
//採用するならば[[《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》]]の[[シンクロ召喚]]手段を強化したい。~

//--[[《エレキューブ》]]~
//[[攻撃]]さえ通れば[[ディスアドバンテージ]]を十分に回復可能で、[[強化]][[モンスター]]を維持できるだけ[[効果]]を期待できるため[[カウンター罠]]等が多い場合は採用の余地がある。~

―その他の[[魔法・罠カード]]~
-[[《同胞の絆》]]~
[[レベル]]4の[[光属性]]に主要[[カード]]が多いため採用しやすい。~
特に[[相手]]の行動を封じる[[効果]]を持つ[[モンスター]]が複数存在する為、[[【メタビート】>【雷族】#me55ef96]]型とは相性が良い。~

-[[《ブリリアント・フュージョン》]]~
[[《ジェムナイト・パーズ》]]や[[《ジェムナイト・プリズムオーラ》]]を[[融合召喚]]でき、[[光属性]]の[[雷族]]ならば[[《ジェムナイト・セラフィ》]]も選択肢に入る。~
また、[[《ジェムナイト・プリズムオーラ》]]の場合は[[《大狼雷鳴》]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[蘇生]]することで[[ランク]]7の[[エクシーズ召喚]]も可能。~
しかし、[[融合]]元である[[《ジェムナイト・ルマリン》]]らは[[ステータス]]が中途半端であり、[[融合]]先も含めて[[ジェムナイト]]を要求するなど他の[[種族]]のようには上手く扱いにくい。~
[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]としても雷族[[縛り]]で繋げられるものはほぼないので、[[アドバンス召喚]]に繋げてしまうなど色々な使い方を模索したい。~

-[[《フォトン・リード》]]~
[[雷族]]では[[《ライオウ》]]で[[相手]]の[[サーチ]][[効果]]を妨害する、[[《エレキングコブラ》]]で[[サーチ]]した[[同名カード]]を[[特殊召喚]]するなど用途も多い。~

-[[《トラップ・スタン》]]、各種[[カウンター罠]]~
[[《ライオウ》]]の維持や[[直接攻撃]]系の[[エレキ]]を活かす目的でもこれらの採用を考えたい。~

-[[《リビングデッドの呼び声》]]~
[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]は[[起動効果]]なので、[[メインフェイズ]]1での[[蘇生]]からの展開も阻害しない。~
また、[[相手]]の[[サーチ]][[効果]]に[[チェーン]]して[[《ライオウ》]]を[[蘇生]]させるといった使い方も可能。~
[[《大狼雷鳴》]]の[[効果]]を利用する場合は必須となり、[[対象]]を問わない[[蘇生]][[カード]]として使える。~

-[[《マクロコスモス》]]~
[[墓地へ送ら>墓地へ送る]]れる[[カード]]を全て[[除外]]する[[永続罠]]。~
[[《バッテリーリサイクル》]]等の[[墓地]]を参照する[[カード]]を採用しない場合は[[相手]]の行動だけを一方的に制限できるだろう。~
[[《サンダー・シーホース》]]の[[効果]]は使えるが、[[《オネスト》]]等の[[墓地へ送る]][[コスト]]・[[墓地へ捨てる]][[コスト]]を一切使えなくなるので、構築の段階で取捨選択しておきたい。~
また、[[《原始太陽ヘリオス》]]を[[特殊召喚]]できるので、[[エクシーズ素材]]要員としても採用が検討できる。~

-[[《魂の転身》]]~
[[《サンダー・シーホース》]]を使用した[[ターン]]は[[通常召喚]]した[[モンスター]]しか[[フィールド]]に残せないため[[発動]]しやすい。~
[[《OKaサンダー》]]・[[《OToサンダー》]]から複数の[[モンスター]]を展開し、片方を残しつつもう片方を[[ドロー]]に変換できる。~
[[《ヴァイロン・プリズム》]]を[[リリース]]することで、残った[[モンスター]]を強化しつつ[[手札]]の補充も可能。~

-[[《ワンダー・エクシーズ》]]~
[[《魂の転身》]]同様、[[《サンダー・シーホース》]]の[[デメリット]]をフォローしつつ、[[《OKaサンダー》]]・[[《OToサンダー》]]を[[エクシーズ素材]]にできる。~
[[《フレシアの蟲惑魔》]]等、[[相手]][[ターン]]でも[[効果]]を使える[[エクシーズモンスター]]を選択できればなお良い。~

-[[種族]]統一専用[[魔法・罠カード]]~
主に[[【メタビート】>【雷族】#me55ef96]]型で採用され、打点と[[相手]]の[[デッキ]]の拘束力の向上が見込める。~
一方で[[エクストラデッキ]]の選択肢の幅が狭まり、特に[[ランク]]4の[[エクシーズモンスター]]の採用はほぼ不可能となる。~

--[[《一族の結束》]]~
[[《オネスト》]]や[[汎用>汎用性]][[シンクロ>シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]を切り捨てる必要があるため安定性は高くない。~
しかし、[[強化]]された[[《エレキリン》]]や[[《D・ラジオン》]]を[[《バッテリーリサイクル》]]で使いまわせるのは強力である。~

--[[《群雄割拠》]]~
間接的な[[種族]][[サポートカード]]であり[[メタカード]]としての性能が高く、他の[[種族]]統一[[デッキ]]などの効き目の薄い相手は[[《ライオウ》]]である程度カバーできる。~
[[モンスター]]の多くが[[光属性]]であるため、[[《御前試合》]]も採用圏内となる。~

**[[デッキ]]の種類 [#z6678cb9]
***[[【メタビート】]]型 [#me55ef96]
 [[【メタビート】]]の主力である[[《ライオウ》]]と[[《群雄割拠》]]や[[《一族の結束》]]など[[種族]]を統一することで活かせる[[カード]]を合わせて戦う。~
 [[《群雄割拠》]]の効き目の薄い、[[【BF】]]や[[【ガジェット】]]など[[サーチ]]を多用する[[種族]][[デッキ]]への[[メタ]]は[[《ライオウ》]]である程度補うことができる。~
 ただし、[[《ライオウ》]]以外の対抗手段が少ないため過信はできない。~
 その他の[[モンスター]]は[[除去]]に強く場持ちの良い[[《ヴェルズ・サンダーバード》]]、直接攻撃可能な[[《エレキングコブラ》]]や[[《エレキリン》]]などが候補となる。~
 直接攻撃できる[[エレキ]]を採用する場合は[[《デモンズ・チェーン》]]などの[[ロック]][[カード]]も採用するといい。~
 この他にも、[[雷族]]は[[《電光−雪花−》]]や[[《避雷神》]]など、[[相手]]の行動を阻害する[[メタ]][[効果]]を持った[[下級モンスター]]は多く、状況に応じてそれらを採用するのもよいだろう。~

***[[《サンダー・シーホース》]]軸 [#h79283c8]
 優秀な[[サーチ]][[効果]]を有する[[《サンダー・シーホース》]]と、[[通常召喚]]権を増やす[[《OKaサンダー》]]・[[《OToサンダー》]]を組み合わせ、大量展開を狙う。~
 上記の[[カード]]に対応するため、投入する[[モンスター]]は[[光属性]]・[[レベル]]4の[[モンスター]]に重点を置くことになる。~
 [[《OToサンダー》]]と[[《電池メン−単四型》]]を絡めることで大量の[[ランク]]4[[エクシーズモンスター]]を[[エクシーズ召喚]]できる他、[[《ヴァイロン・プリズム》]]により[[シンクロ召喚]]の要素も取り入れることができる。~
 [[《バッテリーリサイクル》]]はこれらと最高の[[シナジー]]を持っており、上手く絡めれば[[1ターンキル]]に持ち込むこともできる。~
 [[《ライオウ》]]も[[《OToサンダー》]]に対応している為、素材兼[[下級]][[アタッカー]]として採用してもいいだろう。~

**[[デッキ]]の派生 [#tbe1df5b]
***[[【電池メン】]] [#w58482fe]
 優秀な[[サポートカード]]を多く持つ[[電池メン]]を主力とする[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。

***[[【エレキ】]] [#h79283c7]
 低[[攻撃力]]の[[モンスター]]が中心となる[[エレキ]]を用いた[[デッキ]]。~
 詳しくは該当ページを参照。

//**この[[デッキ]]の弱点

**この[[デッキ]]の歴史 [#k0304462]
 以前は[[サポートカード]]はおろか[[モンスター]]自体が圧倒的に少ない[[種族]]であった。~
 後に[[《雷帝ザボルグ》]]や[[《ライオウ》]]等の単体で強力な[[モンスター]]が存在するものの、[[種族]]を統一する利点が少なく[[モンスター]]の層も決して厚いとは言えなかった。~

 第4期以降は[[電池メン]]や[[エレキ]]等の[[カテゴリ]]も登場し、[[サポートカード]]や[[モンスター]]も徐々に増えていった。~
 しかし、依然として[[【電池メン】]]・[[【エレキ】]]以外では[[種族]]統一[[デッキ]]を組む意義は薄いといわざるを得なかった。~

 そして、第8期になり高い展開力を持つ[[《OToサンダー》]]・[[《OKaサンダー》]]や強力な[[サーチャー]]である[[《サンダー・シーホース》]]が登場。~
 投入できる[[モンスター]]は限られるがようやく[[種族]][[デッキ]]が組めるようになったといえる。~

**代表的なカード [#c34b21f9]
-[[《OToサンダー》]]
-[[《OKaサンダー》]]
-[[《サンダー・シーホース》]]

-[[《バッテリーリサイクル》]]

**サンプルレシピ [#ba35731f]
-【サンダー】~
公認大会優勝(12/11/24)~
http://ocg.xpg.jp/deck/deck.fcgi?ListNo=86321
//URLは"[[]]"でくくる必要なし。そのまま記載すればOK

**関連リンク [#obb72bcd]
-[[雷族]]

-[[【電池メン】]]
-[[【エレキ】]]
-[[【ライトニングパニッシャー】]]

-[[デッキ集]]