*【連弾バーン】 [#s6ef36a1]
 [[ELEMENTAL ENERGY]]で登場した、[[《連弾の魔術師》]]を中心にした[[【フルバーン】]]。~
 一般的な[[【フルバーン】]]と決定的に違うのは[[通常魔法]]の[[火力]]を数多く採用していること。~
 [[速攻魔法]]・[[罠カード]]の[[火力]]を数多く採用している[[【チェーンバーン】]]とは対をなす。~
*【連弾バーン】 [#top]

#contents

**[[デッキ]]の概要 [#abstract]
 [[《連弾の魔術師》]]を中心とした[[通常魔法]]を多用する[[【フルバーン】]]。~
 [[キーカード]]を[[手札]]に溜め込み、頃合いを見て[[《連弾の魔術師》]]と[[通常魔法]]を展開し、勝負を決める。~
 [[罠カード]]をあまり採用しないため、他の[[バーン]][[デッキ]]に比べ[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《王宮のお触れ》]]に強い。~

 [[速攻魔法]]・[[罠カード]]の[[火力]]を数多く採用している[[【チェーンバーン】]]とは対をなす。

 《連弾の魔術師/Rapid-Fire Magician》
 効果モンスター
 星4/闇属性/魔法使い族/攻1600/守1200
 このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
 自分が通常魔法を発動する度に、
 相手ライフに400ポイントダメージを与える。

 [[《連弾の魔術師》]]と大量の[[通常魔法]]を[[手札]]に溜め込み、頃合いを見て[[《連弾の魔術師》]]を[[召喚]]し、[[通常魔法]]を連発するのが基本。~
**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]
***[[通常魔法]]について [#NormalSpell]
 [[《連弾の魔術師》]]と相性の良い[[通常魔法]]を慎重に選択する。

**[[デッキ]]構築に際して [#q0ea19bd]
 このデッキで重要なのは[[通常魔法]]の選択。~
 [[《連弾の魔術師》]]以外にどのようなカードを採用すべきなのか。~
 ここではその一例を挙げてみる。~
-固定[[ダメージ]]を与える[[通常魔法]]~
[[《デス・メテオ》]]・[[《火炎地獄》]]・[[《昼夜の大火事》]]等~
[[火力]]は落ちるが手数を稼ぐため、[[《火あぶりの刑》]]や[[《盗人ゴブリン》]]等を採用しても良い。~

-[[通常魔法]]([[火力]]・固定[[ダメージ]])
--[[《デス・メテオ》]]
--[[《火炎地獄》]]
--[[《昼夜の大火事》]]
--[[《火あぶりの刑》]]※1
--[[《盗人ゴブリン》]]※1
--[[《ファイヤー・ボール》]]※1
--[[《雷鳴》]]※1
--[[《火の粉》]]※1
-変動[[ダメージ]]を与える[[通常魔法]]~
[[《革命》]]・[[《ミスフォーチュン》]]・[[《ファイヤー・ソウル》]]等~
[[《ファイヤー・ソウル》]]は[[炎族]]の採用が必要になる。~
最大数値となるのは[[《ヴォルカニック・デビル》]]だが、安定性を求めるならば[[《ヴォルカニック・クイーン》]]や[[《ヴォルカニック・エッジ》]]といった[[バーン]][[効果]]を持つもので妥協する事も考えられる。~

※1~
[[火力]]として弱く採用される事は稀。~
-[[ロック]]を行う[[通常魔法]]~
[[《光の護封剣》]]・[[《悪夢の鉄檻》]]~
[[《連弾の魔術師》]]が存在せずとも、時間稼ぎを期待できる。~
足りなければ、[[《レベル制限B地区》]]や[[《平和の使者》]]、[[罠カード]]だが[[《スクリーン・オブ・レッド》]]等の定番[[ロック]][[カード]]を採用しても良い。~

-[[通常魔法]](変動[[ダメージ]])
--[[《革命》]]([[相手]]の[[手札]]で変動)
--[[《ミスフォーチュン》]]([[相手]]の[[モンスター]]の[[攻撃力]]で変動)
--[[《ファイヤー・ソウル》]]([[墓地に送る]][[炎族]]の[[攻撃力]]で変動)※2
-[[サーチ]]・[[ドロー]]を行う[[通常魔法]]~
[[《闇の誘惑》]]・[[《トゥーンのもくじ》]]・[[《精神統一》]]・[[《封印の黄金櫃》]]・[[《無の煉獄》]]・[[《強欲で謙虚な壺》]]等~
[[手札]]を補充しつつ、複数回の[[ダメージ]]を狙える。~
//[[《トゥーンのもくじ》]]は3枚全て使えるよう、[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]の採用も検討したい。

※2~
[[炎族]]の採用が条件となる。~
[[《ヴォルカニック・デビル》]]を使えば破格の1500[[ダメージ]]。~
[[下級モンスター]]ならば[[《爆炎集合体 ガイヤ・ソウル》]]で1000[[ダメージ]]。~
[[ダメージ]]関連の効果を持つものでは[[《ヴォルカニック・エッジ》]]で900[[ダメージ]]。~
***その他の[[カード]] [#etc]
-[[《ビッグバンガール》]]~
[[通常魔法]]を多用する事から、[[《魔法吸収》]]との[[コンボ]]で[[魔法カード]]を[[発動]]する度に[[ダメージ]]を与えられるようになる。~
単体では力不足の[[《盗人ゴブリン》]]や[[速攻魔法]]の[[《ご隠居の猛毒薬》]]も安心して採用できる。~

-[[通常魔法]]([[ロック]])
--[[《光の護封剣》]]※3
--[[《悪夢の鉄檻》]]※3
-[[《王立魔法図書館》]]~
[[魔法カード]]を多用するので[[ドロー]]加速が狙える。~

※3~
[[《連弾の魔術師》]]が[[フィールド]]上に存在すれば400のダメージ。~
[[《連弾の魔術師》]]がなくとも、2・3枚の火力のドローを期待できる。~
-[[《召喚僧サモンプリースト》]]~
[[キーカード]]である[[《連弾の魔術師》]]を素早く[[リクルート]]できる。~
他にも状況に合わせて上記の[[《ビッグバンガール》]]や[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]等を[[特殊召喚]]するのも良い。~
この[[デッキ]]は[[魔法カード]]の比率が高くなるため[[コスト]]には困らないが、その分[[火力]]が落ちる事には注意しておこう。~
[[《ガガガガンマン》]]を[[エクシーズ召喚]]する事で800[[ダメージ]]分を当てることが可能である。~

-[[通常魔法]]([[サーチ]])
--[[《トゥーンのもくじ》]]※4
--[[《封印の黄金櫃》]]
-[[魔導書]]~
[[魔導書]]は[[通常魔法]]が多く、[[サーチ]]や[[サルベージ]]の[[効果]]を持つものが多い。~
また[[魔導書]]に関した[[効果]]を持つ[[モンスター]]は全て[[《連弾の魔術師》]]と同じ[[魔法使い族]]である。~
[[攻撃]]を通す必要があるものの、[[《ヒュグロの魔導書》]]ならば間接的な[[ダメージ]]源となり、[[《連弾の魔術師》]]の微妙な[[攻撃力]]も補える。~
【連弾バーン】とは離れるが、[[【魔導書】]]に[[《連弾の魔術師》]]を投入する事も視野に入れる事ができる。~

※4~
3枚積みが基本。3回連続[[発動]]する事で[[《連弾の魔術師》]]は1200の[[ダメージ]]を積み上げる。~
ただし、[[手札事故]]に繋がる上、[[《昼夜の大火事》]]と[[《連弾の魔術師》]]だけで1200のダメージを与える事は可能。~
[[《トゥーンのもくじ》]]で最後に[[サーチ]]するのは単体で[[火力]]として使える[[《トゥーン・キャノン・ソルジャー》]]になる。~
-[[《簡易融合》]]~
[[通常魔法]]かつ[[モンスター]]を出せる[[カード]]。~
削り切れない場合に[[エクシーズモンスター]]に繋げたり、[[《ガガガガンマン》]]に繋げたりできる。~

**この[[デッキ]]の利点 [#g25e3f39]
 [[魔法カード]]の比率が大きいため、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《王宮のお触れ》]]によって妨害されることがない。~
 [[罠カード]]の比率が大きい[[【チェーンバーン】]][[【ウォールバーン】]][[【ロックバーン】]]とは一線を画す。~
-[[《黒魔術のヴェール》]]~
[[闇属性]]・[[魔法使い族]]を[[手札]]か[[墓地]]から[[特殊召喚]]できる[[通常魔法]]。~
[[《連弾の魔術師》]]や[[《召喚僧サモンプリースト》]]などを展開でき、[[《おろかな埋葬》]]などと併せれば疑似[[リクルート]]が可能。~

**この[[デッキ]]の弱点 [#fadb861f]
 [[《連弾の魔術師》]]は[[モンスター]]であるため、[[モンスター除去]]には要注意である。~
 [[召喚]]直後に[[除去]]されれば主となる[[ダメージ]]源が[[ダメージ]]を与えることなく[[墓地]]に送られることになる。~
 [[《激流葬》]][[《奈落の落とし穴》]][[《落とし穴》]][[《死のデッキ破壊ウイルス》]]は警戒すべきカードである。~
-[[《悪夢の拷問部屋》]]~
[[永続魔法]]だが、[[《連弾の魔術師》]]が[[手札]]に来ない場合の保険になる。~
また双方が[[フィールド]]に揃えば、より[[火力]]が上がる。→[[【フルバーン1キル】]]

 また、[[《魂を削る死霊》]][[《首領・ザルーグ》]]といった[[ハンデス]][[モンスター]]にも注意が必要。~
 [[手札]]にカードを溜める途中に、これらのカードによって火力を失い、十分に[[ダメージ]]を叩き込めなくなる。~
-[[《貪欲な瓶》]]~
[[《トゥーンのもくじ》]]や[[《一時休戦》]]等を[[デッキ]]に戻しつつ[[フリーチェーン]]で[[ドロー]]できる。~
この[[デッキ]]は[[手札]]消費も多く[[墓地]]利用は殆どしないため、すぐに[[発動]]できるだろう。~

 1[[ターン]]に大ダメージを与えるタイプなので[[《デス・ウォンバット》]]だけでなく[[《ピケルの魔法陣》]][[《ホーリーライフバリアー》]]にも要注意である。
-[[《裁きの天秤》]]~
[[【フルバーン】]]全般で採用できる[[ドローソース]]。~
[[永続魔法]]等を採用する場合効率は落ちるが、それでも有用な事に変わりはない。~

**デッキの派生・カスタマイズ [#y91e08fe]
 [[通常魔法]]だけでは[[火力]]が足りなかったり、守りが薄くて頼りない場合がある。~
 [[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]][[《激流葬》]]等の[[全体除去]]カードや[[《レベル制限B地区》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]等のロックカードを使うことも視野に入れておこう。~
 [[手札]]にカードを溜めやすいことから[[《冥府の使者ゴーズ》]]の[[特殊召喚]]効果の[[発動条件]]も満たし易い。~
//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]

 《悪夢の拷問部屋/Dark Room of Nightmare》
 永続魔法
 相手ライフに戦闘ダメージ以外のダメージを与える度に、
 相手ライフに300ポイントダメージを与える。
 「悪夢の拷問部屋」の効果では、このカードの効果は適用されない。
//**[[デッキ]]の派生 [#variation]

 また、[[【フルバーン】]]御用達[[永続魔法]]の[[《悪夢の拷問部屋》]]を採用する場合もある。~
 [[《悪夢の拷問部屋》]]は【連弾バーン】では[[必須カード]]にならないが、[[《連弾の魔術師》]]が[[手札]]に来ない場合の保険になる。~
 双方が[[フィールド]]に揃った時に[[通常魔法]]の[[火力]]を[[発動]]し[[ダメージ]]を与えれば、両方ともダメージが発生してくれる。~
 その[[コンボ]]で[[1ターンキル]]を狙った[[デッキ]]が[[【フルバーン1キル】]]である。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint]
 [[《連弾の魔術師》]]を無力化されると、[[ダメージ]]源がなくなってしまう。~
 [[《激流葬》]]や[[《奈落の落とし穴》]]、[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等弱点は多い。~
// 特に比較的多くの[[デッキ]]に投入される[[《Emダメージ・ジャグラー》]]には要注意。~

**デッキの亜種 [#n34b584b]
***[[《ビッグバンガール》]]&[[《魔法吸収》]] [#n764a933]
 《ビッグバンガール/Fire Princess》
 効果モンスター
 星4/炎属性/炎族/攻1300/守1500
 自分のライフポイントが回復する度に、
 相手ライフに500ポイントダメージを与える。
 また[[《魂を削る死霊》]]や[[《首領・ザルーグ》]]等の[[ハンデス]][[モンスター]]にも注意。~
 [[手札]]に[[カード]]を溜める途中に、これらの[[カード]]によって[[火力]]を失い、十分な[[ダメージ]]が得られなくなる。

 《魔法吸収/Spell Absorption》
 永続魔法
 魔法カードが発動する度に、このカードのコントローラーは
 500ライフポイント回復する。
 1[[ターン]]に大[[ダメージ]]を与えるので、[[《デス・ウォンバット》]]だけでなく[[《ハネワタ》]]や[[《ホーリーライフバリアー》]]や[[【DD】]]も要注意である。

 [[《ビッグバンガール》]]と[[《魔法吸収》]]を[[フィールド]]に揃える事で、[[魔法カード]]が[[発動]]する度に[[ダメージ]]を与えられるようになる。~
 [[【連弾バーン】]]との違いは単体では力不足の[[《盗人ゴブリン》]]や[[速攻魔法]]の[[《ご隠居の猛毒薬》]]が使いやすくなること。~

**代表的なカード [#e573d015]
**代表的なカード [#keycard]
-[[《連弾の魔術師》]]

-[[《火炎地獄》]]
-[[《デス・メテオ》]]

**関連リンク [#n2557bf1]
**関連リンク [#link]
-[[【フルバーン】]]
-[[【フルバーン1キル】]]

-[[デッキ集]]
-[[デッキ集/バーン・デッキ破壊・特殊勝利]]