*【爬虫類族】 [#i253a6c0]

#contents

**説明 [#s2cf1d7c]
 [[爬虫類族]]をメインに構築された[[デッキ]]。~
 かつては[[《超進化薬》]]しか[[種族]]サポートがないため、[[種族]]統一[[デッキ]]を組む[[メリット]]はなかった。~
 だが、優秀なモンスター群「[[エーリアン]]」、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を主力とする「[[ヴェノム]]」等の登場によって状況は一変することとなった。~
 また、[[《邪龍アナンタ》]]の登場により、「[[エーリアン]]」や「[[ヴェノム]]」などの名称グループにこだわらないデッキ構築が可能となった。~
 第5期以降は、優秀な[[効果]]をもった[[モンスター]]群「[[エーリアン]]」や、様々な[[爬虫類族]][[サポートカード]]を抱えつつ登場した「[[ヴェノム]]」が登場。~
 これらにより、以前よりも遥かに強力な[[爬虫類族]]による[[種族]]統一が組めるようになる。~
 また、[[《邪龍アナンタ》]]の登場により、「[[エーリアン]]」や「[[ヴェノム]]」などの名称グループにこだわらない[[デッキ]]構築が可能となった。~

**デッキ構築に際して [#vd557fa8]
 基本的には下記のタイプに分類されるが、どのデッキにも[[《邪龍アナンタ》]][[《毒蛇の供物》]]は数枚入れておきたい。~
 また、[[《スネーク・レイン》]]の登場で[[墓地]]肥やしに特化した[[種族]]となった。~
 基本的には下記のタイプに分類されるが、どの[[デッキ]]にも[[汎用性]]の高い[[《毒蛇の供物》]]は数枚入れておきたい。~
 [[《邪龍アナンタ》]]は強力だが、[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]や[[《エーリアンモナイト》]]とは相性が悪いので、無闇に投入するのは危険。~
 同じ【爬虫類族】でも、[[デッキ]]のバランスや[[シナジー]]を考えて投入するかを決めよう。~
 また[[《スネーク・レイン》]]の登場により、他の[[種族]]よりも1度にかなり多くの[[墓地]]肥やしが可能になった。~
 メインは[[爬虫類族]]とし、[[《カオス・ネクロマンサー》]]や[[《究極封印神エクゾディオス》]]をフィニッシャーとするのもいいだろう。

***[[【爬虫類族】]] [#t93452d5]
 [[爬虫類族]]に関連する[[モンスター効果]]で有用性があるのは、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《邪龍アナンタ》]][[《カミソーリトカゲ》]]の3体。~
 ここでは[[《スネーク・レイン》]]+[[《邪龍アナンタ》]]による強力な一撃を狙う&[[《カミソーリトカゲ》]]を採用する[[デッキ]]として紹介しておく。~
 [[爬虫類族]]には「同じ[[種族]]で、テーマではこちらの方が強いが、[[種族]]統一なら断然こっちの方が強い」という[[カード]]が非常に少ない。~
 例:[[宝玉獣]]では[[《宝玉獣 サファイア・ペガサス》]]>[[《怒れる類人猿》]]だが、[[【獣族】]]なら[[《怒れる類人猿》]]の方が優先順位が高い。~
 よって、他の独立した[[爬虫類族]]のテーマ、またはそれ以外の様々な[[モンスター]]から助けを借りる必要がある。

***[[【ヴェノム】]] [#td516847]
 [[《ヴェノム・スワンプ》]]による[[フィールド]]の制圧、及び[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]のハイパワー・[[特殊勝利]]での勝利を狙う。~
 [[ヴェノム]]に属する[[モンスター]]が少ないため区別が難しいところだが、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]を投入するだけでは[[【ヴェノム】]]であるとは言い難い。~
 [[《蛇神降臨》]]で[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]を出すことに特化させているだけでも、それ自体が[[ヴェノム]]の名を持たない以上、やはり[[【ヴェノム】]]とは言えない。~
 あくまで、弱体化と[[除去]]を兼ねた強力な[[フィールド魔法]]、[[《ヴェノム・スワンプ》]]や[[ヴェノム]]の名を持つ[[モンスター]]を使ってこそである。~
 上記の2体の[[モンスター]]を主軸に置いた構築のほか、[[《ヴェノム・スプラッシュ》]]を用いた[[ロック]]&[[バーン]]型のものが存在する。

***[[【エーリアン】]] [#mac646ab]
 [[Aカウンター]]を如何に乗せて戦うかが重要となるテクニカル[[デッキ]]。~
 多用する事で各カードに[[制限カード]]並みの効力を与える。
 [[相手]][[モンスター]]に[[Aカウンター]]を乗せ、それらを駆使して[[コントロール奪取]]や[[除去]]をしながら戦う[[デッキ]]。~
 各種[[サポートカード]]は[[Aカウンター]]を必要とするが、その[[効果]]は[[制限カード]]並みの威力を発揮する。~
 また[[【ヴェノム】]]と同じく、こちらは[[【フィフティ・フィフティ】]]という形で[[ロック]]的な性格も持っている。~
 [[【エーリアン】]]はただ単に[[爬虫類族]]で統一されているだけのため、基本的には[[爬虫類族]]の[[サポートカード]]を美味しく利用していくことになる。

***[[【ワーム】]] [#ed131dfd]
 [[爬虫類族]]の第3の[[シリーズモンスター]]である[[ワーム]]をメインに組んだ[[デッキ]]。~
 [[種族]]だけでなく[[属性]]も統一されているため、[[《御前試合》]]にも強いのが利点。~
 [[モンスター]]は[[リバース効果]]中心だが、非常に癖が強くて、[[ワーム]]だけで組んで勝つのは難しいと言わざるを得ない。~
 基本的には[[《ワーム・イリダン》]]を軸に置き、その[[モンスター効果]]を活かした[[デッキ]]構築になることが多いだろう。

***[[【水属性】]] [#mb22d8e9]
 [[《ガガギゴ》]]シリーズや[[《バイトロン》]]等のアタッカーを多用し、[[《伝説の都 アトランティス》]][[《ウォーターワールド》]]下で攻撃を仕掛ける速攻型。~
//しかしこの場合あまり[[爬虫類族]]で統一する意味はないのだが…
 ただし、[[攻撃]]一辺倒な割には[[シナジー]]も薄いため、あまりポピュラーな構築とは言い難い。~
 [[《群雄割拠》]]と[[《御前試合》]]の両方に縛られないのが最大の利点であり、この形にするならそこを活かすべきだろう。

***【バニラ・スネーク】 [#j2fcbcc2]
 デッキに[[通常モンスター]]の[[爬虫類族]]を多く採用するのが特徴。~
 戦法はシンプルで、[[《スネーク・レイン》]]から墓地に落とした[[《ゴギガ・ガガギゴ》]]らを[[《正統なる血統》]]で[[ビートダウン]]を行うというもの。~
 そして折を見て[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]または[[《邪龍アナンタ》]]を召喚し、一気に決着を付ける。~
 [[《毒蛇王ヴェノミノン》]]はこの[[デッキ]]が[[通常モンスター]]を基礎とするため、[[《スネーク・レイン》]]から直接[[墓地]]へ落とし、[[《戦線復活の代償》]]で蘇生させることが容易。~
 [[《戦線復活の代償》]]が[[破壊]]されても[[《蛇神降臨》]]の[[発動条件]]を満たすことができる。~
 極めてシンプルながら、[[《スネーク・レイン》]]と「ガガギゴ」シリーズ、そして[[通常モンスター]]専用の蘇生カードが抜群の[[シナジー]]を発揮するため、[[《毒蛇王ヴェノミノン》]][[《邪龍アナンタ》]]の出番を待たずに勝利することも容易である。
***【通常モンスター軸】 [#j2fcbcc2]
 [[通常モンスター]]軸にすることで、[[《戦線復活の代償》]]や[[《正統なる血統》]]のような、[[爬虫類族]]に不足気味な[[蘇生]][[カード]]が使用できる。~
 [[通常モンスター]]は[[《エーリアン・ソルジャー》]]や[[《ガガギゴ》]]系統高い[[攻撃力]]を持った[[カード]]などを器用しよう。~
 [[蘇生]]を多用するため、[[フィニッシャー]]は[[《邪龍アナンタ》]]よりも[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]がお勧め。

***【爬虫類軸[[恐竜族]]】 [#kc2d3638]
 [[《超進化薬》]]を使う[[【恐竜族】]]。~
 昔は[[サポートカード]]が[[《超進化薬》]]しかなかった為、デッキ構築は自然とこうなっていった。~
 しかし当時は[[爬虫類族]]だけでなく[[恐竜族]]も貧弱だった為、結局それほど強くなかった。~
 だが、現環境は両種族とも強力なカードが揃っている為[[ビートダウン]]としては優秀。~
 かつての[[爬虫類族]]の身の寄せどころであり、専ら[[《超進化薬》]]により[[恐竜族]][[モンスター]]の糧となるしか、[[種族]]としての意義が見出せなかった。~
 [[恐竜族]]としては、当事の[[下級モンスター]]のラインナップの酷さと自らの重さから、[[爬虫類族]]と組ませるのはそれなりに有効だった。~
 現在では両者ともほぼ完全に独立しており、[[《超進化薬》]]の[[汎用性]]もあまり高くない事から、このタイプの[[デッキ]]は既に過去の遺物となっている。

**その他の[[爬虫類族]][[モンスター]] [#s2a7f751]
-無限の[[手札コスト]][[《キラー・スネーク》]](※[[禁止カード]])
-[[ライフゲイン]][[メリット]]・[[ライフロス]][[デメリット]]を持つ[[《グラナドラ》]]
-そこそこ優秀な[[トークン]]生成能力を持つ[[《スネークポット》]]
-[[墓地]]回収能力を持つ[[《デスグレムリン》]]
-手札に揃ってさえ居れば場に並べられる[[《首領亀》]]
-限定的[[リクルーター]][[《ナーガ》]]
-なかなかの[[バウンス]]能力を持つ[[《爆風トカゲ》]]
-[[バーン]][[効果]]持ちの[[《バルーン・リザード》]]
-[[ピーピング]][[効果]]を持つ[[《半蛇人サクズィー》]]
-[[貫通]]能力を持つ[[上級モンスター]][[《バイトロン》]]
-限定条件下での[[モンスター]][[破壊]][[効果]]を持つ[[《カミソーリトカゲ》]]

 このように[[《カミソーリトカゲ》]]以外[[爬虫類族]]に関する[[効果]]を持っていないカードばかりである。~
 デッキテーマを決めて、その穴埋めにチョイスするくらいでいい。
 上記にもある通り、[[《カミソーリトカゲ》]]以外[[爬虫類族]]に関する[[効果]]を持っていない[[カード]]ばかりである。~
 トリッキーな[[効果]]やなかなか使える[[効果]]はあるものの、実情は[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]や[[《邪龍アナンタ》]]の糧に過ぎない程度である。~
 [[デッキ]]テーマを決めて、その穴埋めにチョイスするくらいでいいだろう。

**代表的なカード [#vcf85fe8]
-[[《毒蛇王ヴェノミノン》]]
-[[《毒蛇神ヴェノミナーガ》]]
-[[《邪龍アナンタ》]]
-[[《バイトロン》]]
-[[《エーリアン・ソルジャー》]]
-[[《ガガギゴ》]]
-[[《カミソーリトカゲ》]]

-[[《スネーク・レイン》]]

-[[《スネーク・ホイッスル》]]
-[[《ダメージ=レプトル》]]
-[[《毒蛇の供物》]]

**関連リンク [#rbee49b1]
-[[【ヴェノム】]]
-[[【エーリアン】]]

-[[ワーム]]

-[[爬虫類族]]

-[[デッキ集/各種のデッキ]]