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*【罠ビート】 [#u289b8ab]
#contents
**[[デッキ]]の概要 [#i90e4e42]
[[罠カード]]を大量に投入した[[ビートダウン]][[デッキ]]。~
[[ビートダウン]]という攻めの[[デッキ]]でありながら、受け身な[[罠カード]]を多用する異色の[[デッキ]]。~
「ビート」と銘打たれているが、実質[[コントロール]][[デッキ]]に近い。~
遊戯王の[[ビートダウン]]系[[コントロール]][[デッキ]]の総称と言える。~
**[[デッキ]]構築に際して [#wff20f95]
[[デッキ]]構成は、[[【スタンダード】]]等の[[ビートダウン]][[デッキ]]の[[魔法カード]]と[[罠カード]]の投入枚数が逆転したものとなる。~
// [[モンスターカード]]の数は標準の[[ビートダウン]]と変わらないかやや少なくなり、[[魔法カード]]は10枚以下、[[罠カード]]は10枚以上というのが一般的。~
//同じ内容の繰り返し、枚数にはあまり言及しないほうが良いと思う
***[[モンスター]]について [#o1a8aa7f]
[[罠カード]]を多く採用するからといって、これといっておすすめの[[モンスター]]は存在しない。~
ただし、[[戦闘]]時に受け身で[[発動]]する[[効果]]はビート系[[デッキ]]に合わないため、[[リクルーター]]や[[リバース効果モンスター]]の採用はほぼない。~
その手の[[カード]]を採用する場合は[[《ニュート》]]や[[《智天使ハーヴェスト》]]のように[[攻撃力]]が十分にある[[モンスター]]を選びたい。~
また、[[デッキ]]内の[[通常罠]]の枚数にもよるが、【罠ビート】では[[《ディスクライダー》]]や[[《コアキメイル・パワーハンド》]]が生きてくる。~
前者は実質的に[[攻撃力]]2200で[[デメリット]]のない[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]として、後者は[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]兼対[[【光属性】]]・[[【闇属性】]][[メタカード]]として使用できる。~
《ディスクライダー/Diskblade Rider》
効果モンスター
星4/風属性/悪魔族/攻1700/守1500
自分の墓地に存在する通常罠カード1枚をゲームから除外し、
このカードの攻撃力は相手ターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。
《コアキメイル・パワーハンド/Koa'ki Meiru Powerhand》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻2100/守1600
このカードのコントローラーは自分のエンドフェイズ毎に
手札から「コアキメイルの鋼核」を1枚墓地へ送るか、
手札の通常罠カード1枚を相手に見せる。
または、どちらも行わずにこのカードを破壊する。
このカードが光属性または闇属性モンスターと戦闘を行う場合、
バトルフェイズの間だけそのモンスターの効果は無効化される。
また、[[罠カード]]を[[使用]]することで防御が甘い[[デメリット]][[アタッカー]]を扱いやすくなる。~
防御さえ固めれば、[[《スチームロイド》]]・[[《暗黒ヴェロキ》]]・[[《X−セイバー ガラハド》]]等は[[攻撃力]]2000オーバーの[[アタッカー]]として運用できる。~
しかし、単純な[[攻撃力]]はあまり重視されず、非力だが優秀な[[効果]]を持った[[モンスター]]を多彩な[[魔法・罠カード]]で補助するほうが一般的である。~
特に[[《閃光の追放者》]]・[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]等を採用したタイプは[[【メタビート】]]と呼ばれる。~
// なお、上記二種が搭載されたこともある[[【除去ガジェット】]]は場の[[アドバンテージ]]ではなく[[ハンド・アドバンテージ]]を[[効果]]的に稼げた。~
//【除去ガジェット】か【メタビート】にでも書けばいい話
***[[魔法カード]]について [#h2293eb1]
[[魔法カード]]に割くスロットは少ないため、[[汎用性]]の高い[[カード]]を中心に採用される。~
[[通常魔法]]では[[《地砕き》]]、[[《地割れ》]]、[[《死者蘇生》]]等から、[[速攻魔法]]では[[《サイクロン》]]、[[《月の書》]]、[[《収縮》]]等から選択されることが多い。~
// [[通常魔法]]からは[[《地砕き》]]、[[《地割れ》]]、[[《死者蘇生》]]、[[《大嵐》]]、[[速攻魔法]]からは[[《サイクロン》]]、[[《月の書》]]、[[《収縮》]]辺りが採用されている。~
また、[[《強者の苦痛》]]等の[[永続魔法]]を採用するものも見受けられる。~
[[全体除去]]は[[自分]]の[[ボード・アドバンテージ]]を失うために敬遠されがちだが、全くの不要ということにはならない。~
[[アドバンテージ]]を気にする必要のない詰めの局面、後攻1[[ターン]]目や劣勢時の切り返し等では活躍できるからである。~
[[自分]]への被害が気になるならば、[[全体除去]]を投入せずに[[1:1交換]]の可能な[[単体除去]]を多数投入するのも良いだろう。~
// ちなみに[[《大嵐》]]の採用は賛否両論あるが、[[ビートダウン]]系[[デッキ]]であるため、全くの不要ということにはならない。~
// [[アドバンテージ]]を気にしなくともよい詰めの場面や、最序盤に[[発動]]できれば[[アドバンテージ]]を稼げる可能性があるためである。~
// [[自分]]への被害を最小限にしたいという後ろ向きの考え方からいえば[[《ハリケーン》]]で代用することも考えられる。~
// また、[[全体除去]]を諦めて[[罠カード]]のスロットに[[《砂塵の大竜巻》]]を複数積むということもありだろう。~
***[[罠カード]]について [#b0f99829]
採用される[[罠カード]]は、[[相手]]の[[カード]]を[[除去]]する[[通常罠]]、[[相手]]の行動に[[メタを張る]][[永続罠]]、[[自分]]の[[カード]]を守る[[カウンター罠]]の3種類に大別できる。~
-[[通常罠]]
--[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]・[[《くず鉄のかかし》]]・[[《次元幽閉》]]・[[《万能地雷グレイモヤ》]]等の[[攻撃宣言]]反応型[[罠>罠カード]]
--[[《激流葬》]]・[[《奈落の落とし穴》]]等の[[召喚]]反応型[[罠>罠カード]]
--[[《サンダー・ブレイク》]]・[[《鳳翼の爆風》]]・[[《強制脱出装置》]]等の[[フリーチェーン]][[罠>罠カード]]
-[[永続罠]]
//--[[特殊召喚]]を封じこめる[[《王宮の弾圧》]]
--[[モンスター効果]]を封じこめる[[《スキルドレイン》]]
--[[上級モンスター]]を封じこめる[[《生贄封じの仮面》]]
--[[墓地]]利用を封じこめる[[《マクロコスモス》]]
--[[除外]]利用を封じこめる[[《王宮の鉄壁》]]
-[[カウンター罠]]
--最高峰の[[汎用性]]を持つ[[《神の宣告》]]
--[[モンスター効果]]対策の[[《天罰》]]
--[[魔法・罠カード]]対策の[[《魔宮の賄賂》]]
--[[罠カード]]対策の[[《盗賊の七つ道具》]]
//**戦術 [#ic8fe587]
//プレイング・動かし方について。
//**[[デッキ]]の種類
//***《カード名》軸
//***【(デッキ名)】軸
//特定のカードやデッキを軸とする場合。
**[[デッキ]]の派生 [#ba0837de]
***[[【メタビート】]] [#k78fcaaf]
[[《ライオウ》]]、[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]、[[《閃光の追放者》]]、[[《霊滅術師 カイクウ》]]、[[《王虎ワンフー》]]等の[[メタ]][[効果]]を持つ[[モンスター]]を軸としたタイプ。~
***[[【鎖ビート】]] [#q575b010]
[[《鎖付きブーメラン》]]、[[《鎖付き爆弾》]]という[[コンバットトリック]][[罠>罠カード]]と[[サーチ]][[効果]]を持つ[[アタッカー]]の[[《E・HERO エアーマン》]]を軸としたタイプ。~
[[戦闘]]によって得た[[場のアドバンテージ>ボード・アドバンテージ]]と[[《E・HERO エアーマン》]]の[[効果]]で得た[[ハンド・アドバンテージ]]を守りつつ戦う。~
***[[【カウンタービート】]] [#wb813695]
[[【パーミッション】]]の一種でありながら、[[カウンター罠]]との[[シナジー]]がある[[モンスター]]を採用せず、[[攻撃力]]の高い[[アタッカー]]で[[ボード・アドバンテージ]]を得つつ、[[カウンター罠]]でその[[アドバンテージ]]を守りながら戦うタイプ。~
***[[【弾圧ワンフー】>【ノーカオス】#ebcb098a]] [#hf726634]
[[《王宮の弾圧》]]と[[《王虎ワンフー》]]によって[[モンスター]]の[[特殊召喚]]を封じつつ、[[召喚]]された[[モンスター]]は[[罠カード]]によって迎撃する戦術を用いた[[デッキ]]。~
当初は[[【変異カオス】]]に対する[[メタデッキ]]として登場した、現在の[[【メタビート】]]の先駆け的存在。~
**この[[デッキ]]の弱点 [#cb49be4a]
[[罠カード]]を多用するため、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]や[[《王宮のお触れ》]]等の[[罠>罠カード]]封じは天敵となる。~
対策として[[罠カード]]以外の[[除去]]手段を用意しておきたい。~
また、[[フィールド上のカード]]が多くなりがちなため、[[《終焉の王デミス》]]、[[《裁きの龍》]]、[[《ブラック・ローズ・ドラゴン》]]等の[[全体除去]]も厄介。~
これらを[[使用]]されると一気に[[アドバンテージ]]を失うことになるため、確実に[[カウンター]]できるようにしたい。~
[[マッチ]]戦等で[[相手]]の[[デッキ]]が分かっている場合、[[《禁止令》]]によって予め封じておくのも手だろう。~
また、[[フィールド上のカード]]が多くなりがちということは、[[手札]]が少なくなりやすいということでもある。~
[[ドロー]]する[[カード]]1枚が命取りになりやすいため、[[手札事故]]には要注意。~
**備考 [#tc671d8f]
-原作・アニメにおいて―~
原作ではデッキの大半が[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]カードで構成されるリシドが使用している。~
上記のようなフィールドにモンスターが存在しない、がら空き状態の欠点は[[罠モンスター]]で補っており、彼は「弱点を克服した無敵のデッキとなる」と自負していた。~
が、実際はそれだけではまだ不十分であり、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]による[[罠>罠カード]]封じに対しては完全な対策を用意していなかった。~
//**代表的なカード [#ed4204da]
**関連リンク [#t0531827]
-[[【メタビート】]]
-[[【鎖ビート】]]
-[[【カウンタービート】]]
-[[【弾圧ワンフー】>【ノーカオス】#ebcb098a]]
-[[デッキ集]]