*1:1交換 [#ae1923c7] [[カードの発動]]と[[効果]]等の結果として、[[お互い]]の[[プレイヤー]]が[[コントロール]]する[[カード]]が同じ枚数分消費されること。~ 「1:1の取引き」「相殺交換」「等価交換」とも呼ばれ、遊戯王OCGだけでなく数多くのTCGにおいて最も重要な[[カード]]消費に関する用語である。~ [[ビートダウン]][[デッキ]]同士の[[ミラーマッチ]]では特に重視される。~ 対して[[バーン]][[デッキ]]、[[ロック]][[デッキ]]、[[1ターンキル]]特化[[デッキ]]では軽視されることが多い。~ 表記の仕方は「[[自分]]が消費する[[カード]]:[[相手]]が消費する[[カード]]」である。~ 対比の形式にこそなっているが、実際には比率ではなく[[カード]]の枚数が書き込まれる。~ (例:自分2枚と相手4枚の場合、比率上は「1:2」であるが「2:4交換」と表記される)~ なお、単純に「1:1交換」と言った場合、「[[自分]]と[[相手]]が同じ分だけ[[カード]]を消費する(等価交換)」と、「[[自分]]と[[相手]]はそれぞれ[[カード]]を1枚ずつ消費する(1枚と1枚の交換)」の2つの意味が混在しているので文脈で判断しなければならない。~ また、[[手札交換]][[カード]]に対して「[[手札]]が増える枚数:[[手札]]が減る枚数」として使われることもある。~ 実のところ、純粋な1:1交換というのは少ない。~ 例えば、[[《奈落の落とし穴》]]を[[相手]]の[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]時に発動すれば、こちらはカード1枚に対し相手は3枚失っているので1:3交換になる。~ [[ライフコスト]]まで払って1枚だけを[[ハンデス]]する[[《押収》]]は、実質その時点での最高の選択肢を潰しており、後々他の[[相手]]の[[カード]]を[[腐らせる>腐る]]ことになる可能性がある。~ このように、見た目上は1:1交換でも場合によってはそれ以上の交換もあり得るため、どの[[カード]]を狙うと[[相手]]に損害を与えられるかをしっかりと考える必要がある。~ 特に指名[[ハンデス]]系の[[カード]]は、どれだけ[[アドバンテージ]]の質を高くできるか([[相手]]にとって重要な[[カード]]を落とせるか)によって随分と変わってくる。~ -2:2交換も[[カード・アドバンテージ]]としては「等価交換」である。~ しかし、そちらは[[コンボ]]でしか機能しなかったり[[コスト]]が必要になったりするので、安定性の問題で1:1交換[[カード]]の方が優先される事が多い。~ 無論、2:3交換以上(同じ2:2交換でも[[アドバンテージ]]の質が高く)とれる可能性があるなら優先順位はこの限りではない。~ -1:2以上の交換をした場合は[[アドバンテージ]]を得る。~ 2:1以下の交換をした場合は[[ディスアドバンテージ]]を負う。~ ただし、[[情報アドバンテージ]]や[[墓地アドバンテージ]]のように量より質が重要視される場合はこの限りではない。 //-原作・アニメにおいて―~ //アニメ5D'sでは、「遊星vsクラーク」戦の神経衰弱[[デュエル]]において、クラークが《等価交換》という[[魔法カード]]を使用している。~ //もっともその効果は「[[デッキ]]の上から3枚を墓地に送り、出た[[モンスター]]の[[レベル]]の合計分相手のデッキを削る」という、1:1どころか最大で4:36交換が可能なとんでもない代物である。~ //実際にクラークはイカサマでレベル10の《デカゴ・ナイト》3枚を引き当て、4:30交換にまでもちこんだ。~ //しかも[[同名カード]]が[[墓地]]に3枚あれば[[デッキ]]に戻る《デカゴ・ナイト》の[[モンスター効果]]を合わせ、1:30交換を実現している。~ //神経衰弱デュエルという特殊環境だったから4:36交換になったのでは? //--アニメZEXALでは、「アストラルvsカイト」戦において、アストラルが《投下交換》と言う別の[[魔法カード]]を使用している。~ //こちらは[[自分]][[フィールド]]の[[モンスター]]2体を[[リリース]]し、その[[レベル]]の合計分の[[レベル]]を持つ[[モンスター]]1体を[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ。~ //アストラルは[[《ズババナイト》]]と[[《コロボックリ》]]を[[リリース]]し、[[《カゲトカゲ》]]を[[特殊召喚]]、[[《No.39 希望皇ホープ》]]に繋げている。~ //6:1交換となったため、そもそも「等価交換」ですら無いようにも思える。~ //もっとも、この効果で1:1を行うこと自体が困難である。 //↑表記が違うため、そもそも「等価」の意味はないのでは? **関連リンク [#vc5d9a90] //-[[《ワン・フォー・ワン》]] //↑名前関連にしても分かりにくい -[[除去]] -[[用語集]]