遊戯王カードWiki - ＣＮｏ. のバックアップ(No.98)

ＣＮｏ.(カオスナンバーズ)/Number C †

　LORD OF THE TACHYON GALAXYでカテゴリ化された「ＣＮｏ.」と名のついたモンスター群。
　属するモンスターは全てエクシーズモンスターで統一されており、その名称上、全てのモンスターがＮｏ.カテゴリにも含まれている。

大別すると以下の３タイプに分かれる。
1. 自力で重ねてエクシーズ召喚する効果外テキストを持たず、特定のモンスターをエクシーズ素材としている場合のみ使用可能な効果を有するタイプ。
  多くのＣＮｏ.はこれに該当し、性能を最大限発揮するには特定のエクシーズモンスターとＲＵＭ等の専用カードの両方が必要となる。
  - 大半のモンスターは自身と同じ数字を持つＮｏ.を条件に指定しているが、一部異なるものも存在する。
    《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》・《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイＶ》・《ＣＮｏ.１０６溶岩掌ジャイアント・ハンド・レッド》の３体はカテゴリ指定であるため、若干だが制約が緩い。
  - 指定されたモンスターをエクシーズ素材に持っていれば、そのモンスターから直接ランクアップさせる必要はない。
    例えば《Ｎｏ.７９ＢＫ新星のカイザー》で墓地の《Ｎｏ.１０５ＢＫ流星のセスタス》をエクシーズ素材にしてからＲＵＭで《ＣＮｏ.１０５ＢＫ彗星のカエストス》に繋げても効果は発動できる。
2. 自力で重ねてエクシーズ召喚する効果外テキストを持たず、モンスター効果に特定のエクシーズ素材を必要としないタイプ。
  《ＣＮｏ.５亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》・《ＣＮｏ.１５ギミック・パペット－シリアルキラー》・《ＣＮｏ.１０１Ｓ・Ｈ・ＤａｒｋＫｎｉｇｈｔ》・《ＣＮｏ.１０３神葬零嬢ラグナ・インフィニティ》が該当。
  ただし、後者２体は墓地に特定のエクシーズモンスターが存在する場合のみ使用可能な効果を有するので、タイプ１に若干近い。
  - 《ＣＮｏ.４０ギミック・パペット－デビルズ・ストリングス》・《ＣＮｏ.８８ギミック・パペット－ディザスター・レオ》も厳密にはこれに該当する。
    しかし、《ＣＮｏ.４０ギミック・パペット－デビルズ・ストリングス》は進化前で置くストリングカウンターが無いと特殊召喚時の効果が使えないため、実質的な運用はタイプ１である。
    《ＣＮｏ.８８ギミック・パペット－ディザスター・レオ》に至っては進化前にＲＵＭを使わない限り特殊召喚そのものが行えないため、タイプ１以上に厳密な運用が求められる。
3. 自力で重ねてエクシーズ召喚する効果外テキストを持ち、モンスター効果に特定のエクシーズ素材を必要としないタイプ。
  《ＣＮｏ.１ゲート・オブ・カオス・ヌメロン－シニューニャ》・《ＣＮｏ.３２海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》・《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》が該当。
  ただし、特定のエクシーズ素材を必要としない代わりにそれぞれ効果の使用（《ＣＮｏ.１ゲート・オブ・カオス・ヌメロン－シニューニャ》は(2)のみ）には個別の条件が求められている。

該当するモンスター自体はORDER OF CHAOSで《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》が登場していた。
しかし正式なカテゴリになったのは上記シリーズからである。

原作・アニメにおいて―
アニメZEXALシリーズにおいて、Ｎｏ.の上位種として存在するモンスター群。
劇中では「進化形態」「真の姿」とも呼ばれている。
基本的Ｎｏ.から派生して特殊召喚され、ＣＮｏ.をエクシーズ召喚する事は「カオスエクシーズ・チェンジ」または「カオス化」と呼ばれ、カードに記されたエクシーズ素材を使い直接エクシーズ召喚する場合は「ダイレクト・カオスエクシーズ・チェンジ」と呼ばれている。
遊馬はアストラルとの絆の力で《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》を、凌牙は復讐心から《Ｎｏ.３２海咬龍シャーク・ドレイク》を受け入れることで《ＣＮｏ.３２海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》を手に入れた。
ZEXALII(セカンド)では、ＲＵＭの使用を中心とした「ランクアップ」でエクシーズ召喚されるものが登場している。

エクシーズ召喚の際に表示される数字の演出は、Ｎｏ.と同様だが、数字にスモークがかかったような演出が加わっている。

オーバーハンドレッド・ナンバーズのＣＮｏ.の呼称はバリアンサイドは「カオスオーバーハンドレッド・ナンバーズ」、人間側では「オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ」とカオスを付ける場所を変えて呼称されている。
また、バリアン七皇はこれらのＣＮｏ.を使用する際にはバリアン人としての本来の姿に戻らねばならず、人間形態では使用不能となる。
エクシーズ召喚の際にはバリアンの紋章が記された扉が開かれ、その奥からニュートラル体の姿で飛び出してくるというプロセスを踏むが、《ＣＮｏ.１０００夢幻虚しんヌメロニアス》は扉を爆破して出現していた。

ＣＸも含めて「カオス」と名のつくエクシーズモンスターは基本的にバリアンの力であり、根本が同一であるアストラルのカオスによって発現した《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》と、《ＲＵＭ－アージェント・カオス・フォース》によるモンスター以外は全てバリアンおよびその関係者によってエクシーズ召喚されている。
- また、これらのモンスターを含めバリアンの力によってランクアップしたエクシーズモンスターは、いずれも体の随所にカオスの力を示す赤い流動体が存在しているという共通項がある。

ＲＵＭを用いてエクシーズ召喚されるものはいずれもＣＸと共通した特徴を持ち、これらのＣＮｏ.も基本的には「カオスの力を持つモンスターエクシーズという意味で「カオスエクシーズ」と呼ばれている。
ただし、《ＲＵＭ－ヌメロン・フォース》・《ＲＵＭ－アージェント・カオス・フォース》でエクシーズ召喚されたものはオーバーレイユニットが結晶状のカオスオーバーレイユニットに変化しておらず、《ＲＵＭ－ヌメロン・フォース》で出された《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ・ヴィクトリー》には赤い発光部分もない。

これら「カオスエクシーズ」の出所については作中では一切語られていないが、登場人物の言動などから伺える情報や、明らかにその時点まで存在していなかったカードの登場を踏まえると、（進化前が登場していない《ＣＮｏ.５亡朧龍カオス・キマイラ・ドラゴン》含め）ＲＵＭの発動によりその場で創造されている可能性が高い。
現にＮｏ.９６が使用したフィールド魔法《カオス・フィールド》は「相手のエクストラデッキからランダムに選んだＮｏ.を自分フィールドに特殊召喚してカオス化させる」という効果であり、その場で創造しない限り設定にかなり無理が生じる。

カードのイラストでは《ＣＮｏ.３９希望皇ホープレイ》・《ＣＮｏ.３２海咬龍シャーク・ドレイク・バイス》を除いて、ＣＸと同じ渦巻模様のデザインを持つ。
しかし、OCGでは色・位置・削除等の変更が加えられる場合が多い。

特定のモンスターをエクシーズ素材としている場合のみ使用可能な効果については、アニメでは特定のモンスターをエクシーズ素材としてエクシーズ召喚した場合の効果となっている。

ＣＮｏ.はＮｏ.の上位種という設定を持つため、本家Ｎｏ.と異なりかなりの欠番が存在する。

未OCG化カードではサポートカードとして、ZEXALIIで通常魔法《カオス狂宴》、永続魔法《カースド・カオス》、通常罠《カオス・ライジング》、「Ｃ(カオス)」のサポートカードとして通常魔法《カオス・クロス・バリア》・《カオス・テンペスト・ドロー》、フィールド魔法《カオス・フィールド》、速攻魔法《ネクロ・カオス》、通常罠《カオス・アライアンス》が登場している。

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