*&ruby(レベル){LV};/LV [#le205eef]
 [[SOUL OF THE DUELIST]]で登場した「LV」と名のついた[[モンスター]]群。~
 俗に「[[レベルアップモンスター]]」、「進化モンスター」、「LVモンスター」等と呼ばれる。

 この[[カテゴリ>カードの名前]]に属する[[モンスター]]は、一部を除き以下の[[効果]]を持つ。

 〜時、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを墓地へ送る事で
 ***1体を手札またはデッキから特殊召喚する。

 つまり、条件さえ満たせば、[[手札]]を経由せずに[[デッキ]]から[[上級モンスター]]を[[特殊召喚]]できる。~
 [[下位種]]の[[モンスター]]からの高速[[召喚]]が可能であり、[[手札]]に来てしまっても対応できるので、[[汎用性]]が高い。~
 この[[カテゴリ>カードの名前]]の[[モンスター]]を中心とした[[デッキ]]は、無理なく大型[[モンスター]]を組み込めるのが特徴である。→[[【LVモンスター】]]~

 進化した[[モンスター]]は[[レベル]]・[[ステータス]]と共に、その[[効果]]も強化される。~
 しかし、[[事故>手札事故]]率の上昇からより進化した形態を目指すことが必ずしも良い選択となる訳ではない。~
 また[[《アームド・ドラゴン LV7》]]のように、レベルアップにあたり[[ステータス]]の一部が低下するケースも存在する。

-レベルアップ[[効果]]について。~
--その適したタイミングで、自身を[[コスト]]で[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[デッキ]]・[[手札]]から[[特殊召喚]]する[[起動効果]]である。~
[[コスト]]が必要なので、[[《マクロコスモス》]]の影響でそれができない状況では[[発動]]できない。

--前の[[レベル]]の[[モンスター効果]]による[[特殊召喚]]であり、[[チェーン]]に乗る[[特殊召喚]]である。~
[[《天罰》]]には[[効果発動時]][[無効]]化されうるが、[[《ライオウ》]]や[[《昇天の黒角笛》]]には[[無効]]化されない。

--条件を満たした場合、[[発動]]するかどうかを決定できる[[任意効果]]である。~

--[[デッキ]]・[[手札]]に[[特殊召喚]]対象がない場合、レベルアップ[[効果]]は[[空撃ち]]扱いとなる。(08/09/23)

---一部コンピュータゲームでは[[発動]]できてしまうが、OCGとは異なる。

-「[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる」ため、[[《ゴブリンのやりくり上手》]]等の「[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]」と併せるのも有効。~

-[[《スキルドレイン》]][[発動]]中でもレベルアップは可能なものが多い。~
「自身を[[墓地へ送る]]」[[コスト]]によって場に存在しなくなり[[《スキルドレイン》]]をすり抜けるためである。~
もちろん例外もあり、
--[[《サイレント・マジシャン LV4》]]は[[魔力カウンター]]が消滅するため不可能。~
--[[《漆黒の魔王 LV6》]]は[[戦闘破壊]]した[[モンスター]]の[[効果]]を[[無効]]にできないので不可能。~
--[[魅惑の女王]]系統は[[モンスター]]を装備できないので不可能。~

-各[[モンスター]]の[[LV]]の後の数字にはルビが振っていない。~
これは英語読みが推奨されている。~
--例:[[カード]]名を[[宣言]]する場合、[[《漆黒の魔王 LV8》]]は「ダーク・ルシアス レベルエイト」と[[宣言]]する。(11/05/04)

-[[《ハネクリボー LV9》]]や[[《ハネクリボー LV10》]]のように、[[効果]]で「レベルアップ」はしていないが、「LV」と名の付く[[モンスター]]も存在する。~
[[《磁力の召喚円 LV2》]]は、[[《マジカルシルクハット》]]を使用しても専用の[[サポートカード]]の[[効果]]を受けられないので関係無い。~
また[[《アームド・ドラゴン LV10》]]のように、直系の存在でありながら[[《レベルアップ!》]]の恩恵を受けられないレベルアップモンスターも居る。~

-原作・アニメにおいて―~
「記憶の世界」編で登場した[[サイレント・ソードマン]]、[[サイレント・マジシャン]]を初めとし、「レベルアップ」という概念が生まれる。~
しかし原作のやり方では上手く表現できないことから、後に複数の[[カード]]で再現した現在のものに変更されることになる。~
なお、原作のレベルアップモンスターは[[星]]の数と[[LV]]の数字は全く関係ない。

--レベルアップモンスターの始祖であるサイレントシリーズは、「表」の遊戯のエースモンスターである。~
最終戦「戦いの儀」においては、[[サイレント・ソードマン]]が[[《オベリスクの巨神兵》]]、[[サイレント・マジシャン]]が[[《ブラック・マジシャン》]]師弟と、アテムのエースモンスターをそれぞれ迎え撃っている。~
また、アニメではレベルアップ自体を表遊戯の成長と重ねる様な演出もなされていた。~

--アニメGXにおいて[[アームド・ドラゴン]]シリーズが登場したのが、現物シリーズの「初」登場。~
あちら側の世界では「伝説の[[カード]]」と称されるほどに、その種類・[[レアリティ]]は希少なものであった。~
アニメでは万丈目がレベルアップモンスターの[[サポートカード]]を多々使用している。~
また、空野は[[ホルスの黒炎竜]]を使用している。

--アニメ5D'sではジル・ド・ランスボウが[[バーン]][[効果]]を持つレベルアップモンスター「マスクド・ナイト」シリーズ(LV3・LV5・LV7)を[[サポートカード]]と共に使用していた。

-コナミのゲーム作品において―~
「[[TAG FORCE4>ゲーム付属カード#f08ef23e]]」では[[オリジナルカード]]として「マスクド・ナイト」シリーズ(LV3・LV5・LV7)が登場する。~
これらはカードアルバム中のカードジャンルではLVモンスターに分類されていなかったが、5以降は分類されている。

**関連カード [#y75929dd]
―「LV」を持つ[[モンスター]]
-[[アームド・ドラゴン]]
--[[《アームド・ドラゴン LV3》]]
--[[《アームド・ドラゴン LV5》]]
--[[《アームド・ドラゴン LV7》]]
--[[《アームド・ドラゴン LV10》]]

-[[魅惑の女王]]
--[[《魅惑の女王 LV3》]]
--[[《魅惑の女王 LV5》]]
--[[《魅惑の女王 LV7》]]

-[[アルティメット・インセクト]]
--[[《アルティメット・インセクト LV1》]]
--[[《アルティメット・インセクト LV3》]]
--[[《アルティメット・インセクト LV5》]]
--[[《アルティメット・インセクト LV7》]]

-[[暗黒のミミック]]
--[[《暗黒のミミック LV1》]]
--[[《暗黒のミミック LV3》]]

-[[サイレント・ソードマン]]
--[[《サイレント・ソードマン LV3》]]
--[[《サイレント・ソードマン LV5》]]
--[[《サイレント・ソードマン LV7》]]

-[[サイレント・マジシャン]]
--[[《サイレント・マジシャン LV4》]]
--[[《サイレント・マジシャン LV8》]]

-[[漆黒の魔王]]
--[[《漆黒の魔王 LV4》]]
--[[《漆黒の魔王 LV6》]]
--[[《漆黒の魔王 LV8》]]

-[[ホルスの黒炎竜]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV4》]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV6》]]
--[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]

-[[ミスティック・ソードマン]]
--[[《ミスティック・ソードマン LV2》]]
--[[《ミスティック・ソードマン LV4》]]
--[[《ミスティック・ソードマン LV6》]]

-[[《ハネクリボー LV9》]]
-[[《ハネクリボー LV10》]]

―「LV」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《四次元の墓》]]
-[[《レベルアップ!》]]
-[[《レベルダウン!?》]]
-[[《レベル調整》]]

**関連リンク [#n14614d9]
-[[【LVモンスター】]]

-[[リクルーター]]

-[[カードの名前]]

//**FAQ [#mde1e867]
//Q:[[《漆黒の魔王 LV8》]]の数字部分は何と読みますか?~
//A:「エイト」です。(11/05/04)~
//なぜ漆黒の魔王だけ?
//↑電話質問で裁定もらって漆黒の魔王8のページに書いたら、こっちのページに記述あるからと消されました
//確かにそれっぽい記述はあったけど、あくまで「推奨される」レベルで「正式に、英語読みする」という日付入りの裁定ではなかったので指針としてあった方がいいかと思いまして。全部についてまでは質問してないので、総括的には書けませんでした