*&ruby(シン){Sin};/Malefic [#n26c4d09]
 [[週刊少年ジャンプ(2010年2号) 付属カード>書籍付属カード#ba88fac6]]で登場した「Sin」と名のついた[[カード]]カテゴリー。~
 属する[[モンスター]]は全て[[闇属性]]であり、多くの[[モンスター]]が以下のほぼ共通する[[召喚条件]]・[[ルール効果]]・[[永続効果]]を持っている。

 このカードは通常召喚できない。
 自分のデッキ(エクストラデッキ)から「(特定のモンスター)」1体を
 ゲームから除外した場合に(のみ)特殊召喚できる。
 「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。

-属する[[モンスター]]の多くが、[[デッキ]]または[[エクストラデッキ]]から「Sin」毎に指定された[[モンスター]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]するのが特徴である。~
なお、指定される[[モンスター]]は、原作・アニメで主人公やそれに準ずるキャラクターがエースとして使用した[[モンスター]]となっている。

-他の[[モンスター]]が[[攻撃]]できない[[効果]]と、[[表側表示]]の[[フィールド魔法]]が存在しないと[[自壊]]する[[効果]]は[[ルール効果]]ではなく[[永続効果]]である。~
よって、これらの[[デメリット]]は[[《スキルドレイン》]]や[[《禁じられた聖杯》]]といった[[カードの効果]]によって打ち消すことが可能である。

-[[フィールド]]上に1体しか存在できず、[[表側表示]]の[[フィールド魔法]]が存在しないと[[自壊]]するという[[地縛神]]に極めて近い性質を持っている。~
[[デッキ]]から[[除外]]という極端に軽い[[召喚条件]]にも関わらず高い[[攻撃力]]を持つものが多いためか、かなり多くの制約を加えられている。

-「シン(Sin)」とは、宗教や道徳上の罪、罪悪を意味する英単語で、法律上の罪を意味する「クライム(crime)」とはその性質を異にする。~
なお遊戯王アニメブックのインタビューによると、「新(シン)」と「罪(Sin)」のダブルミーニングであることが明らかになっている。~

--[[英語名]]の「Malefic」は「有害な」や「災いを呼ぶ」という形容詞である。~
「Sin」のままでは日本語版のもの以外の[[モンスター]]も多く含んでしまうため当然の変更だろう。~

-「Sin」[[モンスター]]はいずれも、元となった[[モンスター]]の頭部や翼など、体の各部に白と黒で配色された鎧の様な物が装着された姿をしている。~
特に頭部の鎧の模様は、この[[カード群>カードの名前]]の使用者であるパラドックスの左右非対称の仮面の模様と酷似している。~

--各「Sin」[[モンスター]]の[[イラスト]]も、元となった[[モンスター]]と比べ、左右が反転したような構図になっている。~
パラドックスは元となった[[モンスター]]を「対になる[[モンスター]]」と呼んでおり、このことから強化形態や派生系とはまた異なる存在のようだ。

-原作・アニメにおいて―~
劇場版『超融合!〜時空を越えた絆〜』にて、パラドックスが使用する[[モンスター]]群である。~
なお劇中では、[[除外]]ではなく[[デッキ]]から[[墓地へ送る]]ことで[[特殊召喚]]することが可能だった。~
その手軽な[[召喚条件]]から次々とSin[[モンスター]]を[[特殊召喚]]して主人公3人を圧倒した。~
--劇場版での[[自壊]]の条件は[[《Sin World》]]が[[フィールド]]上に存在しない場合と書かれている。~
なお、これを除いて、劇場版のSin[[モンスター]]にはOCGのような数々の[[デメリット]][[効果]]は無いようである。

--劇場版では専用の[[サポートカード]]として[[通常魔法]]《Sin Selector》、[[速攻魔法]]《Sin Cross》、[[通常罠]]《Sin Tune》・《Sin Force》が登場した。~
また劇場版の[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]を[[特殊召喚]]するために必要な《Sin Paradigm Shift》という[[罠カード]]も存在していた。

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE6>ゲーム付属カード#t253175b]]では、《Sin Cross》・《Sin Selector》・《Sin Force》の3枚が[[オリジナルカード]]として登場した。

**関連リンク [#e5da2dc6]
―「Sin」と名のついた[[モンスター]]
-[[《Sin パラレルギア》]]

-[[《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》]]
-[[《Sin スターダスト・ドラゴン》]]
-[[《Sin トゥルース・ドラゴン》]]
-[[《Sin 青眼の白龍》]]
-[[《Sin レインボー・ドラゴン》]]
-[[《Sin 真紅眼の黒竜》]]

-[[《Sin パラドクス・ドラゴン》]]

―「Sin」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《Sin World》]]

-[[《Sin Claw Stream》]]

―その他のリンク
-[[【Sin】]]

-[[地縛神]]
-[[トゥーン]]

-[[カードの名前]]

**FAQ [#a84ea757]
//共通効果に関するFAQはこちらへ

Q:Sin[[モンスター]]共通の[[効果]]の分類は何ですか?~
A:「[[モンスターカード]]を[[除外]]して[[特殊召喚]]できる」のは[[モンスター効果]]としては扱いません。(→[[召喚ルール効果]])(11/03/03)~
  「1体しか存在できない」のは分類のない[[効果]]です。(→[[ルール効果]])(09/12/14)~
  「他の[[モンスター]]が[[攻撃]]できない」と「自身を[[破壊]]する」のは[[永続効果]]です。(09/12/14)~

Q:[[通常召喚]]できないSin[[モンスター]]を正規手順で[[特殊召喚]]した後、[[《リビングデッドの呼び声》]]などで[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、できます。(09/12/14)

Q:[[《青眼の白龍》]]が[[デッキ]]にない状態で、[[《Sin 青眼の白龍》]]を[[特殊召喚]]しようとし、[[相手]]に[[デッキ]]に[[《青眼の白龍》]]がないことを確認させ、[[デッキ]]を[[シャッフル]]できますか?~
A:[[空撃ち]]になるのでできません。(09/12/28)~

Q:[[《禁止令》]]で[[《青眼の白龍》]]が指定されています。~
  [[《青眼の白龍》]]を[[除外]]し、[[《Sin 青眼の白龍》]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:[[デッキ]]から[[除外]]されるだけですので、[[《禁止令》]]の効果には引っかからず、[[特殊召喚]]する事ができます。(11/05/11)

Q:[[フィールド]]上に1体しか[[表側表示]]で存在できないという[[効果]]は、2枚目の「Sin」と名のついた[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できないという意味ですか?~
A:はい、そうなります。(10/04/24)

Q:[[《スキルドレイン》]]が存在し[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[表側表示]]で存在する時に、[[手札]]などから[[《Sin 青眼の白龍》]]などの「Sin」と名のついた[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する[[《Sin 青眼の白龍》]]の1体しか存在できない[[効果]]は[[無効]]になりますが、[[手札]]などに存在する[[《Sin 青眼の白龍》]]などの[[効果]]の方は[[無効]]になりませんので[[特殊召喚]]できません。(09/12/14)

Q:[[フィールド]]に「Sin」と名のついた[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]で存在する場合、別の「Sin」と名のついた[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:はい、可能です。(10/04/24)

Q:[[表側表示]]で「Sin」と名のついた[[モンスター]]が存在する場合、[[裏側守備表示]]の「Sin」と名のついた[[モンスター]]は[[反転召喚]]できますか?~
A:「Sin」と名のついた[[モンスター]]が[[表側表示]]で存在する場合、[[裏側守備表示]]の[[《Sin 青眼の白龍》]]などを[[反転召喚]]する事はできません。 (10/06/07)

Q:同じ状況で[[戦闘]]や他の[[カードの効果]]で[[リバース]]した場合はどうなりますか?~
A:[[リバース]]した「Sin」と名のついた[[モンスター]]の方は自身の[[効果]]によって[[破壊]]されます。(10/01/24)

Q:[[《スキルドレイン》]]が存在する時に同じ状況で[[戦闘]]や他の[[カードの効果]]で[[リバース]]した場合はどうなりますか?~
A:[[リバース]]した[[モンスター]]の1体しか存在できない[[効果]]も[[無効]]になりますので、2体とも[[フィールド]]に残ります。(10/04/24)

Q:[[特殊召喚]]のために[[モンスターカード]]を[[除外]]する行為は[[コスト]]ですか?~
A:この[[カード]]の[[召喚条件]]によって[[除外]]する行為ですので[[コスト]]ではありません。(10/02/06)

Q:[[《王宮の鉄壁》]]がある時に、Sin[[モンスター]]を[[特殊召喚]]できますか?~
A:いいえ、[[特殊召喚]]できません。(10/02/06)

Q:[[表側表示]]の[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[攻撃]]した後に、[[《月の書》]]でこの[[カード]]を[[裏側守備表示]]に、又は[[《亜空間物質転送装置》]]でこのカードを[[除外]]しました。~
  この場合、この[[ターン]]に[[自分]]の他の[[モンスター]]は[[攻撃]]することができますか?~
A:はい、[[攻撃]]できない制約は[[永続効果]]なので、[[《Sin 青眼の白龍》]]が[[フィールド]]上に[[表側表示]]でなくなった時点で、他の[[モンスター]]は[[攻撃]]することが可能です。(09/12/14)

Q:1体目の[[《Sin 青眼の白龍》]]を[[《亜空間物質転送装置》]]で[[除外]]し、その[[ターン]]に2体目の[[《Sin 青眼の白龍》]]を[[表側表示]]で[[特殊召喚]]しました。~
  [[エンドフェイズ]]時に1体目の[[《Sin 青眼の白龍》]]は[[フィールド]]上に戻れますか?~
A:いいえ、[[フィールド]]に戻れず[[墓地へ送られます>墓地へ送る]]。(10/01/14)

Q:[[自分]]の[[モンスター]]で[[相手]]に[[攻撃宣言]]した時、[[相手]]が[[《ミス・リバイブ》]]を[[発動]]し、[[自分]][[フィールド]]上に[[《Sin 青眼の白龍》]]を[[特殊召喚]]しました。~
  この場合、[[自分]]の[[攻撃宣言]]した[[モンスター]]は引き続き[[攻撃]]を行うことは可能ですか?~
A:はい、できます。(09/12/28)

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[《Sin 青眼の白龍》]]と[[表側表示]]の[[フィールド魔法]]が存在しています。~
  [[自分]]が新たに[[フィールド魔法]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]は[[自壊]]しますか?~
A:[[自分]]の[[フィールド魔法]][[発動]]中に、[[自分]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]する時、''古い[[フィールド魔法]]を[[破壊]]してから''新しい[[フィールド魔法]]を[[発動]]するため、古い[[フィールド魔法]]が[[破壊]]された時点で[[自壊]]します。(10/01/14)~

Q:上の例と同様の状況から、[[自分]]ではなく[[相手]]が新たに[[フィールド魔法]]を[[発動]]した場合、この[[カード]]は[[自壊]]しますか?~
A:[[自分]]の[[フィールド魔法]][[発動]]中に[[相手]]が[[フィールド魔法]]を[[発動]]したとき、その''[[効果の適用]]後''に[[自分]]のものは[[破壊]]され、[[フィールド魔法]]は[[フィールド]]上に残り続けるため、[[自壊]]しません。(10/01/14)~

Q:[[フィールド]]に[[Sin]]と名の付く[[モンスター]]が存在しません。この時、[[《異次元からの帰還》]]で[[除外]]されている[[《Sin 青眼の白龍》]]または[[《Sin 真紅眼の黒竜》]]を2体以上を同時に[[特殊召喚]]する事はできますか?~
A:[[調整中]]。(11/06/08)

Q:[[フィールド魔法]]が存在していない状態で[[特殊召喚]]した場合その[[特殊召喚]]に対して[[《激流葬》]]を[[発動]]することは可能ですか?~
A:いいえ、できません。(11/06/08)

Q:[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]の[[《Sin 青眼の白龍》]]と[[表側表示]]の[[《スキルドレイン》]]が存在しています。~
[[自分]]は[[手札]]から[[フィールド魔法]]を[[発動]]し、[[相手]]はそれに[[チェーン]]をして[[《サイクロン》]]を[[発動]]し[[《スキルドレイン》]]を[[破壊]]しました。~
この場合[[《Sin 青眼の白龍》]]は[[破壊]]されますか? ~
A:[[調整中]]。(11/11/14)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、事務局に質問した日付を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
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