Z−ONE †
ボス専用カードで登場した「Z−ONE」と名のついたモンスター群。
属するモンスターは全てフレイバー・テキストに「時械神」という単語を含んでいる。
- 原作・アニメにおいて―
「Z-ONE」とは、アニメ5D'sにおける登場人物の一人。
元々は未来の童実野シティの科学者であり、機皇帝の襲撃により滅び行く世界での人々の希望となり導いていくために、自分の体と人格をかつて伝説の決闘者と呼ばれた不動遊星へと作り変えた。
しかし、世界を救うために尽力するも「モーメント」の暴走を止めることはできず、目の前で多くの人の命が失われてしまう。
その後、同じく生き残りであるアンチノミー、パラドックス、アポリアと出会いイリアステルを創立。
人類再興のための研究に長い年月を費やすが上手くいかず、更に仲間たちの死により希望を失い、自身の生命維持装置も限界にきてしまう。
遂には、世界の滅亡を防ぐ最後の手段として、「モーメント」あるいは「デュエルモンスターズ」の抹殺を選択。
亡くなった3人の人格を移植したロボットを作成して現代に送り込み、歴史の修正を試みた。
最後は遊星たちに敗れるものの希望を見出し、未来を託してアーク・クレイドル中枢に特攻、その生涯を終えた。
なお海外版では、ディヴァインがイリアステルの歴史改変を妨害した為、戦うことなく失意の内に亡くなっている。
- デュエルにおいては、神に選ばれた者にのみ使えるという【時械神】を使用する。
英語名によれば時械神とは時を操る神のようだが、それを操る彼が時間に勝てなかったというのは皮肉な話である。
また、条件を満たすことで手札から発動できる罠カードを複数枚使用している。
- 使用するカードの大きさは彼の扱う機械の大きさに合わせてか、通常のカードよりもかなり大きいサイズである。
- 前までの作品が世界を滅ぼす巨悪と戦うものであったのに対し、アニメ5D'sは手段の違いや強引さこそあれ(悲劇的な結末を繰り返さない為に)誰かを救うために戦うボスが多く、彼もまたその例に漏れない。
この傾向は次作のZEXALにも若干受け継がれている。
関連リンク †
―「Z−ONE」と名のついたモンスター
※は「Z−ONE」に関する効果を持つモンスター
―「Z−ONE」に関する効果を持つカード
―その他のリンク