*おジャマ/Ojama [#f24122e8]
 [[ガーディアンの力]]で登場した[[罠カード]]、[[《おジャマトリオ》]]がその原点である。~
 この時は絵も見るからに不快で、まさにお邪魔その物であった。~
 続く[[闇魔界の脅威]]で[[《おジャマ・グリーン》]]が[[通常モンスター]]として独立。~
 [[《おジャマ・ブラック》]][[《おジャマ・イエロー》]]も[[混沌を制す者]]で単独カードとして独立、専用魔法[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]も登場した。~
 第4期では[[SOUL OF THE DUELIST]]で[[《おジャマ・キング》]]が、更に[[ELEMENTAL ENERGY]]でサポート魔法二種が追加された。~
 しばらく間が空くも、第5期の[[TACTICAL EVOLUTION]]にて久々に関連カード[[《おジャマ・ナイト》]]が登場した。
*おジャマ/Ojama [#top]
 [[ELEMENTAL ENERGY]]で[[カテゴリ]]化された「おジャマ」と名のついた[[カード]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[光属性]]・[[獣族]]で統一されている。~
 また[[攻撃力]]は全て0であり、[[下級モンスター]]は全て[[レベル]]2で[[守備力]]が1000である。~

 さて、このおジャマ達の有用性であるが…
+[[融合]]したところで[[攻撃力]]0。~
[[《おジャマッスル》]]で[[《おジャマ・キング》]]の[[攻撃力]]を強化できるが、そのままでは[[守備力]]の高さを活かして[[壁]]程度にしかならない。~
単に[[守備力]]の高い[[壁]][[モンスター]]としては[[《千年の盾》]][[《メタル・リフレクト・スライム》]]等の方が手間を掛けず、[[手札]]1枚で[[召喚]]できる。~
+[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]は[[相手]]の[[フィールド]]の[[全体除去]]を行う、強力な[[効果]]を[[発動]]できる。~
だが、場に3体のおジャマを揃えるために手間が掛かり、[[手札]]も消費し、総[[攻撃力]]の低さから決定打にもなりづらい。~
-「おジャマ」の名の通り、[[相手]]の[[モンスターゾーン]]を狭めて[[モンスターの召喚]]を「邪魔」する[[カード]]が多い。~
具体的には[[相手]]の[[モンスターゾーン]]数ヵ所を使用不能にしたり、[[相手]][[フィールド]]に[[トークン]]を[[特殊召喚]]する[[効果]]を持つ[[カード]]が複数存在する。~

 …と、どうにもこうにも扱いにくい。~
 [[《人海戦術》]][[《魔の試着部屋》]]等低[[レベル]][[通常モンスター]]のサポートカード等を使い、[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]の[[発動]]に繋げることもできるのだが…。~
 [[《おジャマジック》]]は[[《おジャマ・キング》]]の[[手札融合]]に繋げることができ、[[《スナイプストーカー》]]の[[効果]]を[[発動]]するためにに必要となる[[手札コスト]]も補充できる。~
-日本では「おジャマ」の名を持つが、[[英語名]]では「Ojama」と名のついていない[[カード]]に[[《おジャマッスル/Ojamuscle》>《おジャマッスル》]]が存在する。~
この事は英語版の[[《おジャマ・ブルー》]]の[[テキスト]]では補足されているが、[[《おジャマ・カントリー》]]の[[テキスト]]では補足されていない。~
その後、第10期に「(This card is always treated as a "Ojama" card.)」という一文が追加された[[エラッタ]]により上記の問題は解決した。~

 一方で[[《おジャマトリオ》]]は様々なイタズラの可能なカードで、
+[[《おジャマッスル》]]で[[おジャマトークン]]を[[破壊]]し、[[《おジャマ・キング》]]を[[攻撃力]]3000に強化する
+[[《ビッグバン・シュート》]][[《最終突撃命令》]]や[[《激昂のミノタウルス》]]等[[貫通]]系[[モンスター]]を使い、[[おジャマトークン]]を[[攻撃]]した時に[[ダメージ]]を与える~
高[[攻撃力]]で[[全体攻撃]]を繰り出す[[《究極恐獣》]][[《バーサーク・デッド・ドラゴン》]]と[[《ビッグバン・シュート》]][[《最終突撃命令》]]を併用すれば、[[1ターンキル]]もできる
+[[《フェンリル》]]で[[おジャマトークン]]を[[破壊]]し、次の[[相手]]の[[ドローフェイズ]]を[[スキップ]]する
+互いの[[フィールド]]の[[モンスター]]の数に差を付け、[[手札]]から[[《魔導ギガサイバー》]]を大量に[[特殊召喚]]する
+[[《宇宙の収縮》]]や[[《群雄割拠》]]で[[獣族]]を指定する事で[[ロック]]を掛け、[[モンスターの召喚]]を封じる
+[[《つり天井》]][[《封魔一閃》]][[《閃光のバリア−シャイニング・フォース−》]]による[[全体除去]]のトリガーとする
+[[《自業自得》]]で1500の[[ダメージ]]を与える
-「おジャマ」の歴史の変遷については以下の通りである。~
--[[ガーディアンの力]]で、[[通常罠]][[《おジャマトリオ》]]と[[おジャマトークン]]が登場したことから始まった。~
--[[闇魔界の脅威]]で、[[《おジャマトリオ》]]に描かれた3体の[[モンスター]]のうち、[[《おジャマ・グリーン》]]が[[モンスター]]として登場した。~
--[[混沌を制す者]]で、残り2体の[[《おジャマ・イエロー》]]と[[《おジャマ・ブラック》]]も[[モンスター]]として登場し、[[サポートカード]]の[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]も登場した。~
--[[SOUL OF THE DUELIST]]で、これら3体のおジャマを[[融合素材]]とする[[融合モンスター]][[《おジャマ・キング》]]が登場した。~
--[[ELEMENTAL ENERGY]]で、[[サポートカード]]の[[《おジャマジック》]]と[[《おジャマッスル》]]が追加され、これにより正式な[[カテゴリ]]となった。~
--第5期の[[TACTICAL EVOLUTION]]で、おジャマ2体を[[融合素材]]とする[[融合モンスター]][[《おジャマ・ナイト》]]が登場した。~
[[ELEMENTAL ENERGY]]での登場からおよそ2年ぶりとなる、久しぶりのおジャマ関連の[[モンスターカード]]である。~
--ジャンプフェスタ2009の[[プロモカード]]で、新たなおジャマとして[[《おジャマ・ブルー》]]、[[《おジャマ・レッド》]]と専用[[フィールド魔法]]である[[《おジャマ・カントリー》]]が登場した。~
--[[CIRCUIT BREAK]]で、8年ぶりとなるおジャマである[[《おジャマデュオ》]]が登場した。~
--[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−]]では[[アームド・ドラゴン]]・[[VWXYZ]]との[[シナジー]]を中心とした[[カード]]が登場。~
アニメGXの万丈目の[[デッキ]]を彷彿とさせる組み合わせとなっている。~
--[[BLAZING VORTEX]]で、新たなおジャマとして[[《おジャマ・ピンク》]]が登場した。~

 と、実用性のあることないこと色々可能である。
-長らく[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は[[《おジャマ・イエロー》]]、[[《おジャマ・グリーン》]]、[[《おジャマ・ブラック》]]の3体しか存在しなかったため、この3体セットを指定する[[カード]]も多い。~

-尚、彼らが最もそのおジャマっぷりを発揮したのは[[デュエリストパック−万丈目編−]]においてである。~
[[《打ち出の小槌》]][[《地獄の暴走召喚》]]を求める決闘者たちの不要カード入れには、見る見る彼らおジャマが溜まって行った事であろう。~
実におジャマ極まりない。~
もっとも、特に有用な[[サポートカード]]もない初期の低[[レベル]][[通常モンスター]]と比べればマシなのだが。~
-[[モンスター]]だけでなく、関連する[[魔法・罠カード]]も全て「おジャマ」と名のついた[[カード]]である。~

-マスターガイドでは何度か解説されているが、[[《おジャマトリオ》]]及び[[《おジャマ・イエロー》]]の解説になっており、おジャマ自体の解説は為されていない。~
また、デュエル世界の世界観では珍しく、[[《おジャマ・イエロー》]]等が複数体存在している事が明言されている。~

--属する[[モンスター]]は、いずれも赤地に花柄のパンツ(ブリーフ)を履いている。~
王冠代わりでもあるようで、[[《おジャマ・キング》]]や[[《おジャマ・エンペラー》]]は同じパンツを頭に被っている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXで万丈目準の使用する、おジャマと名の付いたカード群。~
詳細については、各カード参照。
~
アニメでは万丈目が採用して以降様々なオリジナルのおジャマサポートカードが登場している。~
--[[墓地]]からおジャマを[[蘇生]]させる《おジャマンダラ》《おジャマ・デルタブリーフ!》~
--おジャマを[[機械族]]の[[ユニオン]][[モンスター]]に変える《おジャマ・ゲットライド!》~
--[[自爆特攻]]で[[相手]]に[[ダメージ]]を与え、同[[効果]]の[[トークン]]を生成する《おジャマシーン・イエロー》
--その《おジャマシーン・イエロー》を産み出す《メカ・おジャマ・キング》~
--[[相手]]に[[ダメージ]]を与え、さらに[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]に繋げる事が出来る《おジャマ・デルタサンダー!!》
-~
など割と強力なカードが多い。~
万丈目の人気はまだまだ衰えるところを知らないので、今後のOCG化に期待である~
…と思いきやアニメGXでは万丈目は死んでしまい、現実味が薄れ始めている。~
しかし、最近はアニメで登場したカードが収録されるケースもあるため、出る可能性もゼロではない。
アニメGXにおいて、万丈目準が使用する[[モンスター]]群。~
没落した万丈目がデュエルアカデミアのノース校、及び本校の井戸の中で出会った[[カード]]たちで、その後は[[アームド・ドラゴン]]や[[VWXYZ]]と共に万丈目の主力となっていった。~
また、白の結社に洗脳された万丈目がおジャマ達の[[カード]]を捨てた際、一時的に十代がそれを拾って代わりに使用したが、万丈目との[[デュエル]]中に洗脳が解けたことで万丈目に返された。~
その他、エドが一度[[《おジャマ・イエロー》]]を使用したが、こちらはパックから引き当てたもので、万丈目の使用する精霊の宿った[[カード]]とは異なる。

**関連リンク [#f8b65a48]
-[[《おジャマ・グリーン》]]
-[[《おジャマ・イエロー》]]
-[[《おジャマ・ブラック》]]
--アニメでの「おジャマ」達の外見は、[[OCG]]のものに比べると多少可愛らしいデザインになっている。~
また[[《おジャマ・イエロー》]]は他のおジャマ達よりもかなり扱いが良くなっており、[[OCG]]の[[イラスト]]における登場回数も多い。

-[[《おジャマ・キング》]]
-[[《おジャマ・ナイト》]]
--アニメでの[[《おジャマ・ブラック》]]、[[《おジャマ・グリーン》]]、[[《おジャマ・イエロー》]]は[[カード]]の精霊としても登場し、[[カード]]の精霊を見る能力を得た十代や万丈目とは会話ができる。~
同じく精霊として登場した十代の[[《ハネクリボー》]]やヨハンの[[《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》]]らと共に、GXのマスコット的な立ち位置を務めることとなった。~
---彼らは持ち主である万丈目を「アニキ」と呼んで慕ってはいるものの、[[デュエル]]外でも万丈目の傍で始終マイペースなやりとりを絶やさないことから万丈目には鬱陶しがられている。~
万丈目から邪険に扱われる場面も多いが、こと[[デュエル]]となるとお互いに信頼を築き合っている面が現れ、万丈目も「俺の[[デッキ]]のエース」と認める台詞を時折口にする。~

-[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]
-[[《おジャマジック》]]
-[[《おジャマッスル》]]
---アニメでは[[《おジャマ・ブラック》]]、[[《おジャマ・グリーン》]]、[[《おジャマ・イエロー》]]は順に長男〜三男の三兄弟という設定になっており、しばしば「おジャマ三兄弟」とも呼ばれた。~
詳細については各[[モンスター]]の個別ページを参照のこと。~

-[[《おジャマトリオ》]]
--アニメでは多数の優良な[[サポートカード]]や[[モンスター]]が登場したが、ほぼすべてが[[OCG]]化されていない[[カテゴリ]]でもある。~
その中には[[VWXYZ]]と連携がとれる《おジャマ・ゲットライド!》等も存在しており、[[OCG]]ではおジャマを他の万丈目が使用した[[カード]]と組み合わせる事が難しくなっていた。~
[[《おジャマ・ナイト》]]はGX放送中に[[OCG]]化された数少ないおジャマ[[カード]]の1つだが、作中で使用したのは十代であり、万丈目は使用していない。~
現在、[[OCG]]化されていないおジャマ関連の[[カード]]には以下の様なものが存在する。~

-[[カードの名前]]
---[[効果モンスター]]《メカ・おジャマ・キング》・《おジャマシーン・イエロー》
---[[通常魔法]]《おジャマンダラ》・《おジャマ・ゲットライド!》・《チェンジ!メカ・おジャマ・キング》・《おジャマ・デルタサンダー!!》
---[[通常罠]]《おジャマ・デルタブリーフ!》・《おジャマーブル》・《おジャマーキング》

--~
アニメGX放送終了から9年、[[デュエリストパック−レジェンドデュエリスト編2−]]の登場によりようやく[[アームド・ドラゴン]]・[[VWXYZ]]と[[カテゴリ]]単位で組み合わせる意味が誕生した。

-コナミのゲーム作品において―~
[[TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#TF3]]及びデュエルリンクスでは、《おジャマンダラ》がゲーム[[オリジナルカード]]として登場している。~
[[ライフ]]1000を[[コスト]]に、[[墓地]]の[[《おジャマ・イエロー》]]、[[《おジャマ・グリーン》]]、[[《おジャマ・ブラック》]]を1体ずつ[[蘇生]]する[[効果]]を持つ[[カード]]である。~
なお、「デュエルリンクス」では未[[OCG]][[カード]]が登場した初の例である。~
登場時点で[[OCG]]では第10期に入っていたが、GXの[[カード]]であることを意識してか[[テキスト]]は第8期以前のものとなっていた。(現在は第12期以降に準拠した表記となっている)~

--[[DUEL TERMINAL]]ではアクションデュエルには、おジャマ達をジャンプさせて[[攻撃]]を回避させる「おジャマ・ジャンピング」というミニゲームがある。~
また、旧アクションデュエルの対戦モードでは、おジャマのアイコンを押すことで[[相手]]の画面内に大量のおジャマ[[モンスター]]が降り注ぎ、[[相手]]のアクションを妨害(お邪魔)できる。~

**関連リンク [#link]
―「おジャマ」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「おジャマ」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[通常モンスター]]
--[[《おジャマ・イエロー》]]
--[[《おジャマ・グリーン》]]
--[[《おジャマ・ブラック》]]

-[[効果モンスター]]
--※[[《おジャマ・ピンク》]]
--※[[《おジャマ・ブルー》]]
--※[[《おジャマ・レッド》]]

-[[融合モンスター]]
--[[《おジャマ・キング》]]
--[[《おジャマ・ナイト》]]

-[[リンクモンスター]]
--※[[《おジャマ・エンペラー》]]

-[[モンスタートークン]]
--[[おジャマトークン]]

―「おジャマ」と名のついた[[魔法・罠カード]]~
 ※は「おジャマ」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]
-[[通常魔法]]
--[[《おジャマ・デルタハリケーン!!》]]
--※[[《おジャマ改造》]]
--[[《おジャマジック》]]
--※[[《おジャマッスル》]]

-[[速攻魔法]]
--※[[《おジャマッチング》]]

-[[フィールド魔法]]
--※[[《おジャマ・カントリー》]]

-[[通常罠]]
--※[[《おジャマデュオ》]]
--[[《おジャマトリオ》]]

-[[永続罠]]
--※[[《おジャマパーティ》]]

―その他のリンク
-[[《A・∀・WW》]]
-[[《三位一体》]]

-[[【おジャマ】]]

-[[【スナイプストーカー】]]
-[[アームド・ドラゴン]]

-[[カテゴリ]]