おジャマ/Ojama

 ガーディアンの力で登場した罠カード《おジャマトリオ》がその原点である。
 この時は絵も見るからに不快で、まさにお邪魔その物であった。
 続く闇魔界の脅威《おジャマ・グリーン》通常モンスターとして独立。
 《おジャマ・ブラック》《おジャマ・イエロー》混沌を制す者で単独カードとして独立、専用魔法《おジャマ・デルタハリケーン!!》も登場した。
 第4期ではSOUL OF THE DUELIST《おジャマ・キング》が、更にELEMENTAL ENERGYでサポート魔法2種が追加された。
 しばらく間が空くも、第5期のTACTICAL EVOLUTIONにて久々に関連カード《おジャマ・ナイト》が登場した。

 さて、このおジャマ達の有用性であるが…

  1. 融合したところで攻撃力0。
    《おジャマッスル》《おジャマ・キング》攻撃力を強化できるが、そのままでは守備力の高さを活かして程度にしかならない。
    単に守備力の高いモンスターとしては《千年の盾》《メタル・リフレクト・スライム》等の方が手間を掛けず、手札1枚で召喚できる。
  2. 《おジャマ・デルタハリケーン!!》相手フィールド全体除去を行う、強力な効果発動できる。
    だが、場に3体のおジャマを揃えるために手間が掛かり、手札も消費し、総攻撃力の低さから決定打にもなりづらい。

 …と、どうにもこうにも扱いにくい。
 《人海戦術》《魔の試着部屋》等低レベル通常モンスターサポートカード等を使い、《おジャマ・デルタハリケーン!!》発動に繋げることもできるのだが…。
 《おジャマジック》《おジャマ・キング》手札融合に繋げることができ、《スナイプストーカー》効果発動するために必要となる手札コストも補充できる。

 一方で《おジャマトリオ》は様々なイタズラの可能なカードで、

  1. 《おジャマッスル》おジャマトークン破壊し、《おジャマ・キング》攻撃力3000に強化する
  2. 《ビッグバン・シュート》《最終突撃命令》《激昂のミノタウルス》貫通モンスターを使い、おジャマトークン攻撃した時にダメージを与える
    攻撃力全体攻撃を繰り出す《究極恐獣》《バーサーク・デッド・ドラゴン》《ビッグバン・シュート》《最終突撃命令》を併用すれば、1ターンキルもできる
  3. 《フェンリル》おジャマトークン破壊し、次の相手ドローフェイズスキップする
  4. 互いのフィールドモンスターの数に差を付け、手札から《魔導ギガサイバー》を大量に特殊召喚する
  5. 《宇宙の収縮》《群雄割拠》獣族を指定する事でロックを掛け、モンスターの召喚を封じる
  6. 《つり天井》《封魔一閃》《閃光のバリア−シャイニング・フォース−》による全体除去のトリガーとする
  7. 《自業自得》で1500のダメージを与える
  8. 《立ちはだかる強敵》《アマゾネスの弩弓隊》チェーンして発動することでおジャマトークン達に勝手にこちらのモンスター攻撃させる

 と、実用性のあることないこと色々可能である。

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