おジャマ/Ojama †
ガーディアンの力で登場した罠カード、《おジャマトリオ》がその原点である。
続く闇魔界の脅威で《おジャマ・グリーン》が通常モンスターとして独立。
《おジャマ・ブラック》・《おジャマ・イエロー》も混沌を制す者で単独カードとして独立、専用魔法《おジャマ・デルタハリケーン!!》も登場した。
第4期ではSOUL OF THE DUELISTで《おジャマ・キング》が、更にELEMENTAL ENERGYでサポート魔法2種が追加された。
しばらく間が空くも、第5期のTACTICAL EVOLUTIONにて久々に関連カード《おジャマ・ナイト》が登場した。
その後は度々カードのイラストに姿を見せることはあったが、新カードは登場することはなかった。
しかし、しばらくしてジャンプフェスタ2009のプロモカードとして《おジャマ・ブルー》、《おジャマ・レッド》の新しいおジャマが登場。
そして専用フィールド魔法である《おジャマ・カントリー》が登場することとなる。
このおジャマ達の有用性であるが、
- 融合したところで攻撃力0。
《おジャマッスル》で《おジャマ・キング》の攻撃力を強化できるが、そのままでは守備力の高さを活かして壁程度にしかならない。
単に守備力の高い壁モンスターとしては《千年の盾》・《メタル・リフレクト・スライム》等の方が手間を掛けず、手札1枚で召喚できる。
- 《おジャマ・デルタハリケーン!!》は相手のフィールドの全体除去を行う、強力な効果を発動できる。
だが、場に3体のおジャマを揃えるために手間が掛かり、手札も消費し、総攻撃力の低さから決定打にもなりづらい。
と、どうにもこうにも扱いにくく、弱い…のは過去の話。
《おジャマ・ブルー》、《おジャマ・レッド》、《おジャマ・カントリー》の登場で充分実戦で使えるレベルに昇格した。
但し、多少クセが強いのは相変わらずである。
基本的には今までと同じく、おジャマ達を展開していけばいい。
効果モンスターである《おジャマ・ブルー》、《おジャマ・レッド》とは噛合わないが、なんら問題は無い。
展開後は《おジャマ・デルタハリケーン!!》を使うも良し、《おジャマ・カントリー》の効果で戦闘要員にするも良し。
《おジャマジック》は《おジャマ・キング》の手札融合に繋げることができ、《スナイプストーカー》の効果を発動するために必要となる手札コストも補充できる。
一方で《おジャマトリオ》も様々なイタズラの可能なカードで、
- 《おジャマッスル》でおジャマトークンを破壊し、《おジャマ・キング》を攻撃力3000に強化する
- 《ビッグバン・シュート》・《最終突撃命令》や《激昂のミノタウルス》等貫通系モンスターを使い、おジャマトークンを攻撃した時にダメージを与える
高攻撃力で全体攻撃を繰り出す《究極恐獣》・《バーサーク・デッド・ドラゴン》と《ビッグバン・シュート》・《最終突撃命令》を併用すれば、1ターンキルもできる
- 《フェンリル》でおジャマトークンを破壊し、次の相手のドローフェイズをスキップする
- 互いのフィールドのモンスターの数に差を付け、手札から《魔導ギガサイバー》を大量に特殊召喚する
- 《宇宙の収縮》や《群雄割拠》で獣族を指定する事でロックを掛け、モンスターの召喚を封じる
- 《つり天井》・《封魔一閃》による全体除去のトリガーとする
- 《自業自得》で1500のダメージを与える
- 《アマゾネスの弩弓隊》にチェーンして発動することでおジャマトークン達に勝手にこちらのモンスターに攻撃させる
- 《召喚制限−猛突するモンスター》で、《アステカの石像》や《D−HERO ディフェンドガイ》へ攻撃させ、1ターンキル
- 《超融合》を使い、《おジャマ・ナイト》を出す。
と、実用性のあることないこと色々可能である。
- 「おジャマ」であり「おじゃま」や「オジャマ」ではない。
- 原作・アニメにおいて―
アニメGXで万丈目準の使用する、おジャマと名のついたカード群。特殊な状況下だが2度十代が、1度エドが使用している。
アニメでの外見はOCGのイラストと比べて「多少」かわいくなっており、《ハネクリボー》や《宝玉獣 ルビー・カーバンクル》らと共にGXのマスコット的な立ち位置を務めた。
詳細については、各カード参照。
アニメでは万丈目が採用して以降《おジャマーキング》《おジャマ・ゲットライド!》《おジャマシーン・イエロー》《チェンジ!メカ・おジャマ・キング》《おジャマ・デルタサンダー!!》《おジャマーブル》といった様々なアニメオリジナルのおジャマサポートカードが登場している。
関連リンク †
―「おジャマ」と名のついたモンスター
―「おジャマ」または「特定のおジャマ」に関する効果を持つカード
―その他のリンク