アドバンス召喚/Tribute Summon †
レベル5以上のモンスターについては召喚前に、自分フィールド上の別のモンスターを「リリース」(=墓地へ送る事)をしなければなりません。
これを「アドバンス召喚」と呼びます。
レベル5・6のモンスターは1体、レベル7以上のモンスターは2体をリリースする必要があります。
(公式ルールブック マスタールール3対応 バージョン 1.0 より引用)
- リリースを増減してアドバンス召喚する召喚ルール効果について―
大きく分けて2種類が存在する。
どちらもアドバンス召喚として扱うが、前者はアドバンス召喚時に「セット」できない。
後者でセットできないものには「表側攻撃表示でアドバンス召喚」と記載されている。
- そういった点から長らく低迷に至っていたアドバンス召喚だが、第8期の中盤あたりから特殊召喚に対するメタが急増。
アドバンス召喚のサポートも増え、環境においてもアドバンス召喚を見かける機会が以前より多くなっている。
- 「アドバンス(Advance)」とは、英語で「前進、進歩、昇格」等の意味。
しかし、レベル6以上のモンスターがレベル5になることもある。
- 原作・アニメにおいて―
アニメで初めて「アドバンス召喚」の語が使われたのは、アニメ5D'sにおける《手錠龍》召喚の時である。
この言葉に移行した後も、5D's以前の漫画などにおいては「生け贄召喚」が使われている。
- GXまではアニメでも生け贄召喚が比較的見られたのだが、下級モンスターを並べるだけでエクストラデッキから強力なモンスターを特殊召喚できるシンクロ召喚・エクシーズ召喚がメインとなる5D'sやZEXALではアドバンス召喚を行う頻度は少なくなっていた。
シリーズ5作品目のARC-Vの1年目では、舞台となる舞網市にエクストラデッキを殆ど使用しないデュエリストが多いためか、頻繁に行われることが多かった。
しかし、話の舞台がエクストラデッキを中心とした他次元に移った2年目以降ではやはり頻度が減っている。
他次元ではシンクロ次元でクロウ、融合次元でグロリア、ユーリがアドバンス召喚を使用していた。
この点はシリーズ6作品目のアニメVRAINSでは顕著になっており、(第2話の「遊作/Playmaker vsハノイの騎士(2戦目)」以降)レベル5以上のモンスターはカード効果によって特殊召喚されるケースが多い反面、アドバンス召喚は数えるほどしか行われていない。
関連カード †
―アドバンス召喚に成功した時・場合に効果を発動する、あるいは適用されるカードはアドバンス召喚に成功したを参照。
―アドバンス召喚のためにリリースするモンスターを軽減できるモンスターは召喚ルール効果を参照。
―通常召喚に加えてアドバンス召喚できるようになるカードは召喚権を参照。
特殊なアドバンス召喚を必要とするモンスター †
アドバンス召喚のためにリリースする(した)とき効果を発揮するカード †
アドバンス召喚が処理と関連するカード †
その他の関連カード †
関連リンク †
FAQ †
Q:《失楽の堕天使》の(1)の効果で、墓地のモンスター2体を除外し《雲魔物−ニンバスマン》(アドバンス召喚時に2体の水属性をリリース「することもできる」レベル5モンスター)をアドバンス召喚できますか?
A:いいえ、《雲魔物−ニンバスマン》は1体のリリースでアドバンス召喚するモンスターであるため《失楽の堕天使》の(1)の効果を適用する事ができません。(18/11/29)
Q:《死皇帝の陵墓》の効果で《光神機−轟龍》をアドバンス召喚する際、ライフポイント1000を払い召喚する事はできますか?
A:いいえ、《死皇帝の陵墓》の効果で《光神機−轟龍》をアドバンス召喚する場合は1000を払うことができず、必ず2000を払い通常のアドバンス召喚をすることになります。(18/11/29)