*エレメント/Element [#ucf4f695]
 「[[SOUL OF THE DUELIST]]」から登場した、「風」「水」「炎」「地」の内二つの[[属性]]に反応し強化される[[モンスター]]。~
 いずれも次の共通テキストの内2つを持つ。~
 効果モンスター
 星4/光属性or闇属性/攻1500/守1200
 このモンスターはフィールド上に特定の属性を持つモンスターが存在する場合、
 以下の効果を得る。
 ●風属性:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
 もう一度だけ続けて攻撃を行う事ができる。
 ●水属性:このカードのコントロールを変更する事ができない。
 ●炎属性:このカードの攻撃力は500ポイントアップする。
 ●地属性:このカードが戦闘によって破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

 [[ライトロード]]や[[BF]]などで使用頻度の高くなっている[[光属性]]と[[闇属性]]に対応していないのが欠点。~
 その上エレメント[[モンスター]]はいずれも[[光属性]]か[[闇属性]]なので、[[属性]]統一[[デッキ]]にも入れづらい(エレメント[[モンスター]]同士での[[効果]]の発生を防ぐためだと思われる)。~
 しかし[[【剣闘獣】]]や[[【帝コントロール】]]といった多様の[[属性]]をもった[[デッキ]]も存在するので、[[【光属性】]]または[[【闇属性】]]の[[サイドデッキ]]に積んでおくと[[メタ]]として働くかもしれない。~

 エレメント[[モンスター]]は次の六種類。~
-[[炎属性]]と[[水属性]]に反応する[[《エレメント・ヴァルキリー》]]([[光属性]])
-[[炎属性]]と[[地属性]]に反応する[[《エレメント・ザウルス》]]([[闇属性]])
-[[水属性]]と[[地属性]]に反応する[[《エレメント・ソルジャー》]]([[闇属性]]) 
-[[地属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・デビル》]]([[闇属性]])
-[[炎属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・ドラゴン》]]([[光属性]]) 
-[[水属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・マジシャン》]]([[光属性]]) 
 エレメント[[モンスター]]は次の6種類。~
-[[炎属性]]と[[水属性]]に反応する[[《エレメント・ヴァルキリー》]]([[光属性]])
-[[炎属性]]と[[地属性]]に反応する[[《エレメント・ザウルス》]]([[闇属性]])
-[[水属性]]と[[地属性]]に反応する[[《エレメント・ソルジャー》]]([[闇属性]]) 
-[[地属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・デビル》]]([[闇属性]])
-[[炎属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・ドラゴン》]]([[光属性]]) 
-[[水属性]]と[[風属性]]に反応する[[《エレメント・マジシャン》]]([[光属性]]) 

-「[[連続攻撃]]」や「[[コントロール]]を変更されない」、「[[自己強化]]」、そして「[[破壊した]]時の[[効果]][[無効]]」と、いずれも[[ビートダウン]]向きの[[効果]]である。~
[[モンスター]]が複数並んでいる時に[[効果]]が適用される事からも、展開型の[[ビートダウン]]でこそ活躍できる。~

-[[属性]]を生かした[[デッキ]]で活躍するようなデザインであるが、[[《エレメント・ザウルス》]]は[[【恐竜族】]]、[[《エレメント・ドラゴン》]]は[[【ドラゴン族】]]での活躍が見込まれる。~
実は、2種以上の[[属性]]を扱う[[種族]][[デッキ]]でこそ真価を発揮するカード群なのである。~

-[[《精霊術師 ドリアード》]]を隣に置けば、全てのエレメント[[モンスター]]が両方の能力を発揮する事が出来る。~
エレメント[[モンスター]]共々、[[攻撃力]]の低さを補うために[[《デーモンの斧》]][[《収縮》]]等を使っていくと良い。

-[[《E・HERO エリクシーラー》]]を隣に置いた場合も同様の[[効果]]を発揮する。~
こちらは[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]]を使えば1枚の[[手札]]消費で[[融合召喚]]出来る。~
[[【E・HERO】]]に数枚投入する事も可能だが、得られるリターンは少ない。

-[[《錬金生物 ホムンクルス》]]もエレメント[[モンスター]]の能力を引き出す事が出来る。~
[[炎属性]]や[[風属性]]辺りに変化させ、[[攻撃力]]を上げたり[[連続攻撃]]能力を付けてやろう。

-[[攻撃力]]1500というのは様々なカードの境界線となる数値である。~
[[《遺言状》]]・[[《クリッター》]]・[[《シャインエンジェル》]]・[[《キラー・トマト》]]に対応する最大サイズであり、そこは評価できる。~
[[《クリッター》]]・[[《シャインエンジェル》]]・[[《キラー・トマト》]]に対応する最大サイズであり、そこは評価できる。~
しかしながら、[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]・[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]の両方に叩き落され、[[《平和の使者》]]に攻撃を阻まれる最低ラインでもある。~
//しかしながら、[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]に叩き落され、[[《平和の使者》]]に攻撃を阻まれる最低ラインでもある。~

-エレメント[[モンスター]]の長所として、[[相手]][[モンスター]]の[[属性]]を利用出来る点が挙げられる。~
//[[地属性]]なら比較的良く見かけるので、各種[[リクルーター]]、[[リバース効果モンスター]]を[[除去]]するのは比較的簡単である。

-[[《エレメントの泉》]]・[[《ウォーター・エレメント》]]とは何の関係も無い。

-「エレメント」とは「元素」の意。四元素説に端を発するものだろう。
-「エレメント」とは「元素」を意味する。~
元になっているのは、古代ギリシャで提唱され始めた四元素説だろう。~
四元素説とは、「万物は[[火>炎属性]]・[[水>水属性]]・[[土>地属性]]・[[空気>風属性]]の4つの元素からなり、互いに集合と離散を繰り返しながら、様々な物体を形作っている」という考え方である。

-全てのカードに[[ノーマルパラレルレア>N-Parallel]]版が存在する。

-それぞれの[[イラスト]]には対応する[[属性]]に関する描写がある。~
また、体の一部や装飾などに謎の模様が浮かび上がっている。

**関連リンク [#t68c7bf8]
―エレメント[[モンスター]]
-[[《エレメント・ドラゴン》]]
-[[《エレメント・ザウルス》]]
-[[《エレメント・デビル》]]
-[[《エレメント・ソルジャー》]]
-[[《エレメント・ヴァルキリー》]]
-[[《エレメント・マジシャン》]]

―「風」「水」「炎」「地」の[[属性]]とも扱うカード
-[[《精霊術師 ドリアード》]]

-[[《E・HERO エリクシーラー》]]

―その他のリンク
-[[シリーズカード]]

**FAQ [#a59aeecb]
Q:場に[[地属性]][[モンスター]]は[[相手]]の場の[[《巨大ネズミ》]]1体のみ。~
  これを[[《エレメント・デビル》]]で[[戦闘破壊]]した時、[[効果]]を[[無効]]にできますか?~
A:[[無効]]にできません。(08/11/02)

Q:場に[[風属性]][[モンスター]]は[[相手]]の場の[[《ソニック・シューター》]]1体のみ。~
  これを[[《エレメント・デビル》]]で[[戦闘破壊]]した時、[[連続攻撃]]できますか?~
A:できません。(08/11/02)