デュエルのとどめ、詰めの場面で使用する（使用した）カードのこと。
もしくは単純に、そのデュエルの決まり手となったカードのことを指す。
「フィニッシャー」とほとんど同義の言葉だが、フィニッシャーは（戦闘を行う）モンスターカードに対して使われることが多い。
「とどめ」の例としては、《マジカル・エクスプロージョン》等のバーンカードや、デッキ破壊の仕上げ役たる《手札抹殺》等が挙げられる。
「詰め」の例としては、場のモンスターの数を増やす《死者蘇生》や《異次元からの帰還》、相手の妨害を封じる《トラップ・スタン》、反撃を阻止する《魔法の筒》や各種コンバットトリックなど、勝利の決定打となるカードが挙げられる。
《火之迦具土》・《氷霊神ムーラングレイス》・《マインドクラッシュ》等の手札破壊カードは、この２種を合わせた性質を持っていると言えるだろう。
多くのデッキに採用できる縛りの無いシンクロモンスターやエクシーズモンスターがバーン効果を持っているとエンドカードになりやすく、エラッタ前の《ダーク・ダイブ・ボンバー》や《ガガガガンマン》等がその例にあたる。
禁止カードに目を向けてみると、相手を封殺する《大寒波》がその筆頭として浮かんでくる。
その他、【コスモロック】における《宇宙の収縮》や、【トランス】における《サイバー・ブレイダー》など、強力な介入力を持つロック・コントロールカードもある意味でのエンドカードであると言えよう。