エンドフェイズ/End Phase †
ターンの終了を宣言し、フィールド上に「エンドフェイズに〜する」と書かれているカードが存在する場合、そのカードの処理をこのフェイズで行います。
このフェイズ終了時にターンプレイヤーの手札が6枚を超えている場合、自分で6枚になるようにカードを選んで墓地に捨てます。
(公式ルールブック Version 3.0 より引用)
- エンドフェイズに調整で手札を捨てる場合、「1枚ずつ」ではなく「1度に多い分全て」捨てる。
- 旧式テキストに多い「ターン終了時に〜する」という効果もエンドフェイズ中に処理を行う。
(フェイズ終了時に処理を行うわけではない。以前「ターン終了時に〜する」と表記されていたテキストのカードは、再録される際には「エンドフェイズに〜する」と書き換えられている。)
違和感を覚えるかもしれないが間違えないように。
- 原作・アニメにおいて―
エンドフェイズの宣言を省略することが多く、勝手に「オレ(ボク・私)のターン!」にしてしまう事が多い。
話のテンポを良くするためであろう。
- アニメGXの「十代&明日香vs剣山&レイ」戦において明日香がレイのエンドフェイズに速攻魔法《プリマの光》を発動させたかった様だが、気が付いたらレイはターンを終了させており、発動しそびれた。
当然OCGでは確認を取らないとダメである。
- アニメ5D'sの「クロウvsボマー」戦では、ボマーがしつこい位に「ターンを終了するのか」と訊いていた。
いわゆる敵サイドの人物であり、威圧する目的もあったのだろうが、なんとも律儀である。
ちなみにボマーの意識が地縛神に乗っ取られた後、クロウの《BF−孤高のシルバー・ウィンド》の効果の処理中であったのにも関わらず、勝手に「我のターン」と進行していた。
エンドフェイズ時に複数ある効果処理について †
エンドフェイズに生じる強制効果、任意効果の処理やコストの支払いなどは、優先権を持つプレイヤーから、好きな順番で処理できる。
エンドフェイズに処理しなければならない効果がある場合でも優先権の放棄は可能。しかしお互いに続けて優先権を放棄した場合は、ターンプレイヤーからその効果を処理する。(09/10/28)
- 処理の順番は基本的にチェーンに乗るか乗らないかは関係ないが、例外も存在する。
- エンドフェイズに行うべき処理が全て終わるまで処理は続けられる。
全ての処理が終った後に次のターンへ移る。
関連リンク †