*エンドフェイズ/End Phase [#w316e32f] [[ターン]]の終了を[[宣言]]し、[[フィールド]]上に「エンドフェイズに〜する」と書かれている[[カード]]が存在する場合、その[[カード]]の処理をこの[[フェイズ]]で行います。~ この[[フェイズ]]終了時に[[ターンプレイヤー]]の[[手札]]が6枚を超えている場合、[[自分]]で6枚になるように[[カード]]を選んで[[墓地]]に捨てます。~ -この[[フェイズ]]ですること --この[[フェイズ]]で[[発動]]する各[[カード]][[効果]]の処理 --[[手札]]枚数の調整 -できること --[[罠>罠カード]]・[[速攻魔法]]の[[発動]]など (公式ルールブック Version 3.0 より引用) -エンドフェイズに調整で[[手札]]を[[捨てる]]場合、「1枚ずつ」ではなく「1度に多い分全て」[[捨てる]]。 -一番最後の[[フェイズ]]であり、プレイングにおいて重要なウェイトを占める。~ 自発的に[[相手]]の[[魔法>魔法カード]]・[[罠>罠カード]]を[[除去]]する[[スペルスピード]]2以上の[[カード]]はこの[[フェイズ]]で[[発動]]されることも多い。~ また、[[カードの効果]]を[[無効]]にする[[永続罠]]もこの[[フェイズ]]で[[発動]]する場合がある。~ (前者は[[《サイクロン》]]・[[《砂塵の大竜巻》]]、後者は[[《王宮のお触れ》]]等が代表的。)~ -旧式テキストに多い「[[ターン]]終了時に〜する」という[[効果]]もエンドフェイズ中に処理を行う。~ ([[フェイズ]]終了時に処理を行うわけではない。以前「[[ターン]]終了時に〜する」と表記されていたテキストの[[カード]]は、再録される際には「エンドフェイズに〜する」と書き換えられている。)~ 違和感を覚えるかもしれないが間違えないように。 -[[手札]]の枚数調整は基本的に最後に行う。~ かつては、枚数調整後に[[《暗黒のマンティコア》]]など、「エンドフェイズに[[墓地]]に存在するとき[[発動]]する[[効果]]」や「[[墓地へ送られた]]瞬間に[[発動]]する[[効果]]」を[[発動]]させることはできなかった。~ しかし、後に[[《暗黒界の書物》]]という枚数調整のタイミングに介入する[[カード]]が出現した。~ この[[カード]]の出現によって、「[[手札]]の枚数調整はエンドフェイズの最後」という慣例が崩れた。~ 現在(07/12/08)では、「[[《暗黒のマンティコア》]]を[[手札]]枚数調整で捨てた場合も[[蘇生]][[効果]]を使える」とのことである。~ また、枚数調整後に[[《生還の宝札》]]などで[[手札]]が増えた場合、再び枚数調整をおこなう。(08/08/03) -原作・アニメにおいて―~ エンドフェイズの[[宣言]]を省略することが多く、勝手に「オレ(ボク・私)の[[ターン]]!」にしてしまう事が多い。~ 話のテンポを良くするためであろう。~ --原作中では[[メインフェイズ2>メインフェイズ]]と同義に用いられることが多い。~ レアハンターはエンドフェイズに[[モンスター]]を[[召喚]]していたこともある。~ またパンドラと海馬はエンドフェイズに[[カード]]を[[セット]]していたこともある。~ さらに「闇遊戯vs闇マリク」での闇遊戯は、闇マリクの使用した[[カード]]の[[テキスト]]に従うとエンドフェイズどころか[[ターン]]終了後に[[カード]]を[[セット]]してしまっている。~ --アニメGXの「十代&明日香vs剣山&レイ」戦において明日香がレイのエンドフェイズに[[速攻魔法]]《プリマの光》を[[発動]]させたかった様だが、気が付いたらレイは[[ターン]]を終了させており、[[発動]]しそびれた。~ 当然OCGでは[[確認]]を取らないとダメである。~ --アニメ5D'sの「クロウvsボマー」戦では、ボマーがしつこい位に「[[ターン]]を終了するのか」と訊いていた。~ いわゆる敵サイドの人物であり、威圧する目的もあったのだろうが、なんとも律儀である。~ ちなみにボマーの意識が[[地縛神]]に乗っ取られた後、クロウの[[《BF−孤高のシルバー・ウィンド》]]の[[効果]]の処理中であったのにも関わらず、勝手に「我の[[ターン]]」と進行していた。~ 「クロウvsブレイブ」戦においては、ブレイブが《極神帝トール》の[[自己再生]][[効果]]になぞらえ、エンドフェイズを[[神々の黄昏>《神竜 ラグナロク》]]に例えた。 **エンドフェイズ時に複数ある効果処理について [#jb6bad4c] エンドフェイズに生じる[[強制効果]]、[[任意効果]]の処理や[[コスト]]の支払いなどは、[[優先権]]を持つ[[プレイヤー]]から、好きな順番で処理できる。~ エンドフェイズに処理しなければならない[[効果]]がある場合でも[[優先権]]の放棄は可能。しかしお互いに続けて[[優先権]]を放棄した場合は、[[ターンプレイヤー]]からその[[効果]]を処理する。(09/10/28)~ -これらの[[効果]]は基本的に[[チェーン]]を組まず、1つずつ別々に処理を行う。~ ([[《砂漠の光》]]を[[発動]]し複数の[[リバース効果]]を同時に[[発動]]させるなど、「[[同時に複数のカードが発動した場合]]」はもちろん、[[チェーン]]を組んで処理をする) -処理の順番は基本的に[[チェーン]]に乗るか乗らないかは関係ないが、例外も存在する。~ -エンドフェイズに行うべき処理が全て終わるまで処理は続けられる。~ 全ての処理が終った後に次の[[ターン]]へ移る。~ --複数の[[自分]]の[[誘発効果]]の効果処理の順番はもちろん任意の順番で行える。~ --[[《エネミーコントローラー》]]で、[[妥協召喚]]した[[《ミストデーモン》]]の[[コントロール]]を奪った場合、「エンドフェイズ時に[[コントロール]]を[[戻す]][[効果]]」([[チェーン]]に乗らない)と、[[《ミストデーモン》]]の[[自壊]]([[チェーン]]に乗る[[誘発効果]])は、それぞれ任意の順番で処理を行う事ができる。(08/04/23) --[[《ファントム・オブ・カオス》]]や[[《波動竜騎士 ドラゴエクィテス》]]などのコピー[[効果]]は、エンドフェイズに任意の順番で処理することができる。(10/06/03) --[[《神禽王アレクトール》]]の無効[[効果]]が失効したりするのは、エンドフェイズ終了時、一番最後となる。(09/10/28) --[[《デモニック・モーター・Ω》]]のエンドフェイズ時の[[トークン]]生成と[[自壊]]は別々の[[誘発効果]]で、任意の順番で行うことができ(つまり[[自壊]]を先にした場合[[トークン]]生成は起きない)、間に他の[[効果]]を挟むこともできる。(08/04/23) //-[[相手]]の[[カードの効果]]によるエンドフェイズ時の[[効果]]処理は[[優先権]]を渡してからである。~ //上と内容重複してるので、不必要では。 **関連リンク [#d338190f] -[[フェイズ]] --[[ドローフェイズ]] --[[スタンバイフェイズ]] --[[メインフェイズ]] --[[バトルフェイズ]] -[[エンドサイク]] -[[公式用語集]] -[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/index.html]]