*カラクリ/Karakuri [#top] [[STARSTRIKE BLAST]]で[[カテゴリ]]化された「カラクリ」と名のついた[[カード]]群。~ 全ての[[モンスター]]が[[地属性]]・[[機械族]]で統一されいる。 [[STARSTRIKE BLAST]]と[[EXTRA PACK Volume 4]]で登場した[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は以下の共通[[効果]]を持つ。~ このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。 フィールド上に表側攻撃表示で存在するこのカードが攻撃対象に選択された時、 このカードの表示形式を守備表示にする。 [[自分]]の[[ターン]]では必ず[[攻撃]]しなければならず、[[相手]]の[[ターン]]に[[攻撃]]を受ける時は強制的に[[守備表示]]になるというものである。~ [[ステータス]]は全体的にやや低めであり、特に[[攻撃]]可能な場合に[[攻撃]]しなければならないのは非常に大きな[[デメリット]]になり得る。~ 逆に[[相手]]の[[攻撃]]で[[戦闘ダメージ]]を受けないという[[メリット]]もあり、専用の[[サポートカード]]を使えばこの[[効果]]を有効活用することもできる。~ また共通[[効果]]以外にも[[表示形式]]に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]が多く、サポートする[[魔法・罠カード]]にもその傾向が見られる。~ また、[[STORM OF RAGNAROK]]以降のレギュラーパックで登場した[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は以下の共通[[効果]]を持つ。~ (X):このカードは攻撃可能な場合には攻撃しなければならない。 (Y):このカードが攻撃対象に選択された場合に発動する。 このカードの表示形式を変更する。 [[表側守備表示]]の時に[[攻撃]]された場合にも[[表示形式]]が変更される点が前者と異なる。~ [[ステータス]]の違いから[[壁]]としてはどちらが使いやすいかは一概に言えないが、[[表示形式]]の変更を[[トリガー]]とする[[効果]]は[[発動]]しやすくなっている。~ -属する[[モンスター]]自体は[[BOOSTER4]]で登場した[[《カラクリ蜘蛛》]]が初だが、正式な[[カテゴリ]]になったのは上記シリーズからである。~ [[《カラクリ蜘蛛》]]は他のカラクリと同じ[[地属性]]の[[機械族]]だが、当然ながら容姿や[[効果]]は他のカラクリの傾向と大きく異なる。~ -[[《カラクリ商人 壱七七》]]の[[効果]]により、「カラクリ」と名のついた[[魔法・罠カード]]もこの[[カテゴリ]]に含まれている。~ なおカラクリに関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]]は、[[《黄金の歯車装置箱》]]を除き全て「カラクリ」と名のついた[[カード]]である。~ -属する[[モンスター]]の多くは、[[カード名]]に用いられている漢数字の表記が「九九」と関連している。~ また自身の[[カード名]]と同じ漢数字が、機体や身に付けている物などに刻まれているのも特徴である。~ --なお、漢数字の大小や乗算した結果となる値と、その[[モンスター]]の[[ステータス]]との関連性は特に見受けられない。~ ただし[[《カラクリ蝦蟇 四六弐四》]]など、自身の[[カード名]]に用いられた九九が元ネタとなったものと関連付けられているものが僅かながら見られる。~ --[[シンクロモンスター]]の[[カラクリ]]はいずれも共に0を意味する「無零」の名を冠しており、九九から外れるものの乗算となっている。~ //乗算を成立させるには0×0=0で0が3つ必要 //0は2つでいい --[[英語名]]では「mdl ○○○(九九に当たる部分と同じ数字)」という部分を足す形で九九を表現している。~ 属する[[モンスター]]が[[機械族]]で統一されている事から、「mdl」は「model(モデル・形式番号)」の略だろう。~ --九九の各段と対応するカラクリ[[モンスター]]は次の通り。~ ―1の段:[[《カラクリ商人 壱七七》]]~ ―2の段:[[《カラクリ小町 弐弐四》]]・[[《カラクリ兵 弐参六》]]・[[《カラクリ参謀 弐四八》]]~ ―3の段:[[《カラクリ守衛 参壱参》]]・[[《カラクリ忍者 参参九》]]~ ―4の段:[[《カラクリ蝦蟇 四六弐四》]]~ //―5の段:なし ―6の段:[[《カラクリ武者 六参壱八》]]~ ―7の段:[[《カラクリ忍者 七七四九》]]~ ―8の段:[[《カラクリ無双 八壱八》]]~ ―9の段:[[《カラクリ忍者 九壱九》]]・[[《カラクリ法師 九七六参》]]~ -絡繰(カラクリ)とは、鯨糸(げいし)や[[発条>ゼンマイ]]などで動く日本の伝統的な機械仕掛けの人形や模型、あるいは機械装置などのことを指す。~ 室町時代に大きく発展し、岐阜県の高山市や愛知県の犬山市では、奉納からくり人形のお祭りが現在でも盛んに行われている。~ -強制[[攻撃]]及び[[攻撃]]を受ける時に[[表示形式]]が変わる[[効果]]は、カラクリの持つ「自動人形」としての特徴の表れとも考えられる。~ また公式サイトの「かーどビング通信」では、これらの2つの[[効果]]を「からくり仕掛けのような面白い動き」と表現している。~ -コナミのゲーム作品において―~ [[WORLD CHAMPIONSHIP 2011>ゲーム付属カード#WCS2011]]では、「チーム・カタストロフ」の一人であるニコラスがこの[[カテゴリ]]を使用している。~ 彼はアニメにおいて[[表示形式]]に関する類似[[効果]]を持つ《ヒドゥン・ナイト−フック−》を使用したため、こちらのイメージからと思われる。~ **関連リンク [#link] ―「カラクリ」と名のついた[[モンスター]]~ ※は「カラクリ」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]] -[[効果モンスター]] --※[[《カラクリ蝦蟇 四六弐四》]] --[[《カラクリ蜘蛛》]] --※[[《カラクリ小町 弐弐四》]] --[[《カラクリ参謀 弐四八》]] --※[[《カラクリ守衛 参壱参》]] --※[[《カラクリ商人 壱七七》]] --[[《カラクリ樽 真九六》]] --※[[《カラクリ忍者 九壱九》]] --[[《カラクリ忍者 参参九》]] --※[[《カラクリ兵 弐参六》]] --※[[《カラクリ武者 六参壱八》]] --[[《カラクリ無双 八壱八》]] --※[[《カラクリ忍者 七七四九》]] --※[[《カラクリ法師 九七六参》]] -[[シンクロモンスター]] --※[[《カラクリ将軍 無零》]] --※[[《カラクリ大権現 無零武》]] --※[[《カラクリ大将軍 無零怒》]] ―「カラクリ」と名のついた[[魔法・罠カード]]~ ※は「カラクリ」に関する[[効果]]を持つ[[魔法・罠カード]] -[[通常魔法]] --※[[《借カラクリ蔵》]] -[[フィールド魔法]] --※[[《風雲カラクリ城》]] -[[速攻魔法]] --※[[《カラクリ粉》]] --※[[《カラクリ大暴走》]] -[[永続魔法]] --※[[《カラクリ解体新書》]] -[[装備魔法]] --※[[《カラクリ蝦蟇油》]] -[[通常罠]] --※[[《カラクリ屋敷》]] --※[[《借カラクリ旅籠蔵》]] --※[[《時限カラクリ爆弾》]] -[[カウンター罠]] --※[[《借カラクリ整備蔵》]] ―「カラクリ」に関する[[効果]]を持つ[[カード]] -[[《黄金の歯車装置箱》]] ―「カラクリ」に関する[[カウンター]] -[[カラクリカウンター]] ―その他のリンク -[[【カラクリ】]] -[[カテゴリ]] **FAQ [#faq] Q:[[攻撃]]された時の[[守備表示]]に変更される[[効果]]の分類は何ですか?~ A:[[誘発効果]]です。(10/07/17) Q:[[攻撃]]された時の[[誘発効果]]が[[発動]]するよりも前に、[[相手]]は[[攻撃宣言時>攻撃宣言]]の[[優先権]]を行使して[[《サイクロン》]]などを[[発動]]できますか?~ A:いいえ、できません。(10/07/18) Q:[[メインフェイズ]]1で[[守備表示]]の場合、可能ならそれを[[攻撃表示]]に変更して[[攻撃]]する必要がありますか?~ A:いいえ、この[[効果]]によって[[攻撃表示]]に変更することを強制されるわけではありません。(10/07/17) Q:[[メインフェイズ]]1の終了時に[[攻撃表示]]の場合、必ず[[バトルフェイズ]]に移行し[[攻撃]]を行わなければいけませんか?~ A:はい、[[カードの効果]]などで[[スキップ]]されている場合などを除き、必ず[[バトルフェイズ]]を行わなければなりません。(10/12/21) Q:[[バトルステップの巻き戻し]]が発生した場合、[[攻撃]]は取り止められますか?~ A:いいえ、その場合でも[[攻撃]]します。(11/02/25)