*ギャンブル [#top] [[コイントス]]や[[サイコロ]]等の不確定要素を含む[[効果]]を持つ[[カード]]の総称。~ 決まった場合には大きな[[アドバンテージ]]を得られるような凶悪な[[効果]]を持つ[[カード]]が多い。~ しかし、決まらなかった時は酷い[[ディスアドバンテージ]]を負う[[カード]]も存在する。~ また、運の要素の強い[[カード]]を積み込んだ[[【ギャンブル】]]等を指す場合もある。~ -確実性に欠ける[[効果]]のため、大会[[レベル]]でギャンブル[[カード]]が使用される事はあまりない。~ [[環境]]で大きな活躍を見せたのは、成否に関わらず莫大なリターンを得られる[[《第六感》]]、成功率2/3と高めの[[《スナイプストーカー》]]くらいである。~ 他には、[[【デミスドーザー】]]に4枚目以降の[[《終焉の王デミス》]]として[[《闇の支配者−ゾーク》]]が採用される場合もあった。~ -[[デッキトップ]]次第で[[効果]]の成否が決まる[[《D・モバホン》]]や[[森羅]]など、裏側のまま[[相手]]に[[カード]]を選ばせる[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]なども、広義のギャンブル[[カード]]と言える。~ ただ、[[デッキトップ]]系のギャンブルに関しては[[デッキトップ]]操作[[カード]]などを組み合わせ、確実に成功する状況で[[発動]]される事も多い。~ [[【フルモンスター】]]の[[《星見獣ガリス》]]や[[《フィッシュボーグ−プランター》]]、[[【ファーニマル】]]の[[《トイポット》]]、[[《大逆転クイズ》]]などは、ほとんどギャンブル性を失っている。~ -そのものずばり[[《ギャンブル》]]という[[カード]]が存在する。~ [[コイントス]]の結果によって[[カード]][[効果]]が変わる、まさに「一か八か」な[[効果]]を持っている。 -原作・アニメにおいて―~ ギャンブル[[カード]]の開祖となったのは、原作で城之内が使用した[[《時の魔術師》]]。~ この成功に味をしめたのか、その後も城之内は様々なギャンブル[[カード]]を使用している~ ([[《モンスターBOX》]]・[[《天使のサイコロ》]]・[[《悪魔のサイコロ》]]等)~ 城之内はかなりの強運の持ち主で、[[《時の魔術師》]]は1回しか失敗せず、[[《天使のサイコロ》]]・[[《悪魔のサイコロ》]]で2回連続で最高の目を当てたりもしている。~ アニメでは海馬や竜崎に「相変わらず悪運が強い」と言われたり、自身で「俺は運が強い」と言ったりと、自他共に運の良さには定評がある。~ 遊戯王Rではクラマス・オースラー戦にギャンブルで勝った後、本田に「お前はデュエリストと言うより、ギャンブラーだな……。」とまで言われている。~ ただし城之内自身は《確率変動》といったギャンブルをやり直す[[カード]]も使用しており、完全な運任せではなくちゃんとした戦術として組み立てている。~ --城之内の運が強すぎる影響か、原作では彼以外はあまりギャンブル[[カード]]を使わず、キースが[[《リボルバー・ドラゴン》]]を使う程度だった。 --アニメオリジナル「乃亜編」の「城之内vsBIG5(大岡)」戦では、城之内がギャンブル[[カード]]使いと知った大岡が[[デュエル]]自体に細工を行い、[[コイントス]]や[[サイコロ]]を使った[[カード]]は必ず最悪の目が出るようになっていた。~ --アニメGXでは、ボーイと斎王がギャンブル[[カード]]主体の[[デッキ]]を使用。~ ボーイは[[《セカンド・チャンス》]]によって[[コイントス]]をやり直し、[[《サンド・ギャンブラー》]]・[[《モンスターBOX》]]等により明日香を苦しめた。~ 斎王は[[アルカナフォース]]を使用しているが、彼の異様な「運命力」の高さによりほとんどの[[デュエル]]において斎王の望む結果を引き当てている。~ なお、[[アルカナフォース]]の[[テキスト]]には[[コイントス]]を行うと記されていたが、劇中では[[アルカナフォース]]の[[カード]]が回転し、ルーレットのような形式で[[効果]]を決めていた。~ 他には、橘一角の使用する[[《一撃必殺!居合いドロー》]]を主軸とした[[デッキ]]が、[[サイコロ]]等の道具を介さずに、[[カードの効果]]そのもので独特のギャンブル性を表現している。~ --アニメ5D'sでは、レオが[[コイントス]]によって[[攻撃力]]を上げる「クロック・ナイト」シリーズを使用した。~ 「アポリアvsZ-ONE」戦でアポリアが使用した[[通常魔法]]《アフター・グロー》は、「[[発動]]時に[[デッキ]]内の他の《アフター・グロウ》を全て[[除外]]し、[[デッキ]]に戻したこの[[カード]]を次の[[自分]]の[[ドローフェイズ]]に[[ドロー]]した場合[[相手]][[ライフ]]に4000[[ダメージを与える>バーン]]」というギャンブル性の高いものだった。~ アポリアはこれを[[機皇帝]](アニメ[[効果]])のパーツ[[リクルート]]能力と[[通常魔法]]《未来破壊》を用いて自身の[[デッキ]]を0枚にして確実な成功を狙ったのだが、それすらもZ-ONEには[[想定の範囲内>《時械神ラツィオン》]]であり失敗に終わった。~ --アニメZEXALにおいてチャーリー・マッコイが[[《No.7 ラッキー・ストライプ》]]を始めとする、[[サイコロ]]を使用する[[カード]]を多用。~ 彼は[[《No.7 ラッキー・ストライプ》]]を持つことで得られるという「強運」によって、作中では通算12回連続で6を出すことに成功している。~ --アニメARC-Vでは、ユーゴが[[サイコロ]]を使用する[[カード]]を愛用している。~ 対戦したセレナは「運に頼る[[デュエル]]など遊びと同然」と批判していたが、ユーゴ本人は「だからこそ楽しい。これが[[デュエル]]の醍醐味」と答えている。~ また花札をモチーフとした徳松長次郎の[[【花札衛】]]はGXの一角と同じく[[カードの効果]]でギャンブル性を表現していた。~ --アニメVRAINSでは、AIであるボーマンが[[サイコロ]]を振る《アローザル・ハイドライブ・モナーク》を使用している。~ この際Aiからは「運任せの戦法なんてAIらしくない」と言及されているが、ボーマン本人は「運による意外性こそが多様性であり、[[デュエル]]の新たな可能性を開く」と返答している。~ --ボーイやレオは[[《セカンド・チャンス》]]などの[[ギャンブル]]をやり直す[[カード]]を使用しているが、こうした行為は劇中では対戦相手やギャラリーから批判されている。~ //---一方で斎王やチャーリーの様に、何らかの理由で通常では考えられない成功率を出す人物に対しては、驚かれることはあっても直接的に批判される描写は見られない。~ //↑斎王に関して剣山が「汚いドン」と憤っている描写があり、不適と思われます。 --珍しい例としては、アニメGXに登場したダークネスは自身の扱う[[《&ruby(ゼロ){虚無};》>《ダークネス/罠B》]]・[[《&ruby(インフィニティ){無限};》>《ダークネス/罠A》]]といったギャンブル性の高い[[カード]]を次々と的中させ、対戦相手の十代を驚かせている。~ 実際にはダークネスは自身の使用する[[モンスター効果]]をこっそりと使用して[[ピーピング]]していたために当てられていただけであり、ギャンブルによる正解を作中では成し遂げていない。~ ---なお[[効果]]の使用や[[発動]]を明言しないのは[[OCG]]ではルール違反であり、作中でも[[《ユベル》]]から「セコイ手を使う」と皮肉交じりの苦言を述べられている。~ **関連リンク [#link] -[[コイントス]] -[[サイコロ]] -[[ジャンケン]] -[[《ギャンブル》]] -[[用語集]] -[[【ギャンブル】]] --[[【大逆転クイズ】]] --[[【侍BOX】]]