*コストと効果 [#xf07d2e9]
 コストと効果の比較を扱う。~

//同じような記述が様々なページに書かれていたので、一つまとめたページを書いておこうと思います。

 [[墓地に送る]]、[[墓地に捨てる]]、[[除外]]する、[[リリースする]]などには全て、「[[コスト]]」か「[[効果]]」かで問題が出てくる。~

 なお、ある程度の規則性こそあるが、テキストだけで[[コスト]]か[[効果]]かを明確に区別する事はできない。~
 事務局の裁定が全てである。


#contents

**[[コスト]]で [#r27a3bf3]
 「[[コスト]]で」とは[[カードの発動]]、[[効果の発動]]、[[モンスター効果の発動]]の[[効果発動時]]に同時に支払われるもの。~
 [[アドバンス召喚]]の[[リリース]]など、「[[モンスターの召喚]]時に支払われる何か」も[[コスト]]の一種と考えてしまっても良い。

-[[発動]]時に支払われているため、その後[[無効]]になってもそのコストは戻ってこない。~

-「[[墓地に送る]]」「[[墓地に捨てる]]」などの[[発動]][[コスト]]を要求する[[効果]]は、[[《マクロコスモス》]]など「[[墓地に送る]]ことができなくなる[[効果]]」が有効になっている際、[[発動]]すら出来ない。~
[[墓地]]と明言されておらず「[[捨てる]]」「[[リリースする]]」などの効果は[[発動]]することが出来る点は注意。~
--[[モンスター]]を[[シンクロ召喚]]に使用する場合は、例外的事例なので注意が必要。~
「[[《神の宣告》]]された場合、素材は失われる」と[[墓地]]送りは[[コスト]]に近いのだが、[[トークン]]を素材とすることができ、[[《マクロコスモス》]][[発動]]中は[[除外]]に置換される。~
これは、「そういうルールだから」と納得し覚えるしかない。

-「[[カードの効果]]で[[墓地に捨てる]]」ことが[[発動条件]]となる[[効果]]は、「[[コスト]]で墓地に捨てられ」ても[[発動条件]]を満たしたことにならず、[[発動]]できない。~
--例:[[暗黒界]]

-[[コスト]]で支払われたものは、その後ほぼ必ず[[効果解決時]]などの処理を挟むため[[タイミングを逃す]]要因となる。~
-[[コスト]]支払が[[誘発効果]]の引き金となっても、その後ほぼ必ず[[効果解決時]]などの処理を挟むため[[タイミングを逃す]]。~
//--ただし、[[《グレイ・ウイング》]][[《アルカナフォースXXI−THE WORLD》]]は例外である。~
//裁定変更があった模様。
--例外的に[[《ダーク・スプロケッター》]][[《ファラオの化身》]]は注意が必要となる。

-[[発動]]と同時に支払われているため、[[除外]][[コスト]]などは支払われた後に[[《D.D.クロウ》]]などで「その[[除外]]」を阻害するタイミングはない。

**[[効果]]で [#b21c050e]
 「[[効果]]で」とはその[[効果解決時]]に処理するもののこと。~

-[[発動]]を[[無効]]、[[不発]]にされた場合、その処理は行わない。~
([[《創世神》]]の[[手札]]を[[墓地に送る]]行為/[[《暗黒界の雷》]]の[[手札]]を[[墓地に捨てる]]行為など)

-[[効果]]で、「[[墓地に送る]]」「[[墓地に捨てる]]」などを要求する効果は、[[《マクロコスモス》]]など「[[墓地に送る]]ことができなくなる効果」が有効になっていても、[[発動]]が可能。~
この場合、[[効果解決時]]に[[墓地に送る]]かわりに[[除外]]される。

-何らかの[[チェーン]]([[《D.D.クロウ》]]など)を受け[[効果解決時]]にその処理対象が不在・不可能になった場合、[[不発]]となる。~

**コストと効果での違い [#z9d05fcb]
 既に書かれたように処理のタイミングとその仕方が違うことのほかにも、比較して違いを考える必要はある。~

-[[コスト]]で[[墓地に送り>墓地に送る]]、なおかつ[[墓地]]の[[カード]]を[[対象]]にする場合、その[[コスト]]で送ったばかりの[[カード]]を[[対象]]に選択、あるいはそのカードに干渉することが出来る。~
([[《ゾンビ・マスター》]]、[[《ヒステリック・パーティー》]]など)~
ただし、その[[効果発動時]]に[[墓地]]で[[発動条件]]を満たす必要がある。~
([[調整中]]を含む)~
~
他方で[[効果]]で[[墓地に送る]]場合、当然[[墓地]]にそのカードがないために[[対象]]に選ぶことは出来ない。~
([[《創世神》]]の[[手札]]を[[墓地に送る]]行為など)

-基本的に、各カードの[[デメリット]]([[手札]]を[[捨てる]]、[[リリースする]]等)は[[コスト]]より[[効果]]である方が望ましい。~
[[無効]]にされた時、[[コスト]]のカードは戻ってこないからである。~
ただし、[[コスト]]ならば確実に実行できるという利点もある。

--例・[[《カードトレーダー》]]のカードをデッキに戻すのは[[コスト]]、この[[効果を発動>効果の発動]]後[[チェーン]][[《サイクロン》]]などで[[破壊]]されたとき、デッキに戻したカードは戻ってこない。
--例・[[《D−HERO ダッシュガイ》]]を[[コスト]]に[[《デステニー・ドロー》]]を[[発動]]するが、[[《神の宣告》]]に[[無効]]にされる。~
2枚[[ドロー]]する事は出来ず、[[コスト]]も戻ってこないが、[[墓地]]で[[効果]]が[[発動]]される[[《D−HERO ダッシュガイ》]]を[[墓地に送る]]事は成功している。
--例・[[《創世神》]]で[[《D−HERO ダッシュガイ》]]を[[墓地に送り>墓地に送る]]、墓地に存在するモンスターを[[蘇生]]しようとしたが、[[チェーン]]で[[《天罰》]]で[[無効]]にされた。~
その結果、[[墓地]]にあることが望ましい[[《D−HERO ダッシュガイ》]]も[[墓地に送る]]ことが出来ない。~

-[[《D−HERO ダイヤモンドガイ》]][[《連続魔法》]]などで[[効果]]のみを使用(または複製)する場合、[[コストを払う]]必要はない。

-[[リリース]]の多くは[[コスト]]であるが、希に[[効果]]であるものも存在する。~
--[[儀式魔法]]は全て[[効果]]による[[リリース]]である。~
(その他「[[効果]]による[[リリース]]」のリストは[[リリース]]の「[[リリース]]する[[効果]]を持つカード」リストを参照)
--[[《死王リッチーロード》]]の手札に戻る[[効果]]は、「[[効果]]による[[リリース]]」にしか対応しない点は注意。~
[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]、[[コスト]]である[[リリース]]では[[効果]]が使えない。
--[[《魔王ディアボロス》]]の[[リリース]]禁止[[効果]]は「[[効果]]による[[リリース]]」だけを禁止にしているので、[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]の他、[[《闇のデッキ破壊ウイルス》]]を筆頭に[[コスト]]である[[リリース]]は可能。

//-元々の[[攻撃力]]が変わる[[モンスター]]を[[リリースした>リリースする]]場合の処理について。(08/01/19)~
//1:[[コスト]]でリリースした場合、[[墓地]]での[[攻撃力]]を元々の[[攻撃力]]とする。~
//2:[[効果]]でリリースした場合、リリースした時点([[フィールド]]上)での[[攻撃力]]を元々の[[攻撃力]]とする。~
//[[リリース]]のページより。
//「エクトプラズマー」「ジ・アース」はどう説明するの?
//確かに変だね。うまくまとめられるまでコメントアウトだな。

**関連リンク [#jd199ddb]
-[[コスト]]
-[[コストを払う]]

-[[効果]]

//-[[コスト]]と[[効果]]
//別々にリンクが張られている上、「コスト」と「効果」は既にリンクがあるため削除
--[[墓地に送る]]
--[[墓地に捨てる]]
--[[リリースする]]

-[[データベース]]