*コンタクト融合/Contact Fusion [#sb05a2a7]
 [[POWER OF THE DUELIST]]から登場した、[[《E・HERO ネオス》]]と[[ネオスペーシアン>N]]が行う[[特殊召喚]]の通称。~

 [[《融合》]]を必要としない代わりに[[フィールド]]上の[[融合素材]]を[[デッキ]]に戻さなくてはならない。~
 また、[[《E・HERO マリン・ネオス》]]を除き[[融合デッキ]]に戻るという[[誘発効果]]を持つ。~

 「E・HERO ネオス」+「(ネオスペーシアン)」
 自分フィールド上に存在する上記のカードをデッキに戻した場合のみ、
 融合デッキから特殊召喚が可能(「融合」魔法カードは必要としない)。
 エンドフェイズ時にこのカードは融合デッキに戻る。

 コンタクト融合で[[特殊召喚]]された[[モンスター]]は1[[ターン]]で[[融合デッキ]]に戻ってしまう。~

 この[[特殊召喚]]方法自体は使いにくいが、[[サポートカード]]が豊富なので[[融合]]の機会は多い。~
 [[《E・HERO エアー・ネオス》]]等、[[STRIKE OF NEOS]]で登場したコンタクト融合体は強力な[[効果]]を持つ。~
 だが、それでも[[エンドフェイズ]]には[[融合デッキ]]に戻ってしまうため[[《ネオスペース》]]・[[《インスタント・ネオスペース》]]・[[《コンタクト・アウト》]]なしでは使いにくい。~
 一般的な[[自壊]][[モンスター]]と違い、この点は[[《ワーム・ホール》]]でも克服できない。~

 [[破壊]]されるなど、[[特殊召喚]]後に[[墓地]]へ送られた場合は[[蘇生]]・[[帰還]]は可能。~
 だが、それでも1[[ターン]]で[[融合デッキ]]に戻ってしまう点は変わらない。~

 [[融合デッキ]]に戻るという[[誘発効果]]は何度も[[発動]]するため、[[《光と闇の竜》]]の対策にもなる。~
 つまり、[[スピリット]]のように[[エンドフェイズ]]時に[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]・[[守備力]]を最小クラスにできる。~
 なお、[[《G・B・ハンター》]]が[[フィールド]]に居ると、[[セイヴァー]]と同様に[[融合デッキ]]戻らないで済むが、[[コンタクト融合]]する前にこのカードがいると逆に首を絞めることになるので注意が必要である。~

 また、[[《E・HERO ネオス》]]1体に加え[[ネオスペーシアン>N]]2体を必要とするコンタクト融合は「トリプルコンタクト融合」と呼ばれる。~
 いずれも通常のコンタクト融合体よりも強力な[[効果]]、[[デッキ]]に戻る際に[[発動]]する[[誘発効果]]を持っている。~
 現在この方法を取る[[モンスター]]は3体存在する。~

-この[[特殊召喚]]は[[召喚ルール効果]]によるものであり、[[チェーン]]に乗らない。~
なお、[[自分]]の場に「[[相手]]の[[《E・HERO ネオス》]]」と「[[相手]]の[[ネオスペーシアン>N]]」がいる状態で「[[自分]]が」コンタクト融合を行った場合、「[[自分]]の場に」[[特殊召喚]]される。~
勿論、「[[自分]]の[[融合デッキ]]に」コンタクト融合体が必要なので注意。~
「[[相手]]の[[融合デッキ]]の」コンタクト融合体を[[自分]]の場に[[特殊召喚]]することはできない。

-なおこの[[特殊召喚]]は、「[[融合召喚]]ではない[[特殊召喚]]」である。~
また、「[[デッキ]]に戻した場合のみ」という制限は[[融合デッキ]]から[[特殊召喚]]する場合の条件なので、[[蘇生制限]]をクリアすれば[[蘇生]]・[[帰還]]は可能。

-[[裏側表示]]の[[《E・HERO ネオス》]]と[[ネオスペーシアン>N]]を[[デッキ]]に戻して[[特殊召喚]]することも可能。~
その際は[[裏側表示]]の[[モンスター]]を表にして該当する[[モンスター]]かどうかを[[お互い]]に[[確認]]してから[[デッキ]]に戻す形になる。

-アニメなどでは「コンタクト融合」という用語が広く使われているが、「[[シンクロ召喚]]」などとは異なり、OCGの公式用語ではない。~
あくまで、「[[《E・HERO ネオス》]]と[[ネオスペーシアン>N]]を[[デッキ]]に戻して[[融合デッキ]]から[[モンスター]]を[[特殊召喚]]する行為」の通称である。~
とは言え、[[《E・HERO ネオス》]]の[[フレイバー・テキスト]]に記されている語句であるため、全くの非公式用語というわけではない。~

-それぞれのコンタクト融合体の名前は、コンタクト融合に使用する[[ネオスペーシアン>N]]が1体の場合は「○○○([[融合素材]]の[[ネオスペーシアン>N]]の頭の語)+ネオス」、[[ネオスペーシアン>N]]が2体の場合は「○○○(それらの[[ネオスペーシアン>N]]の頭の語を表す部分をイメージで合わせた語)+ネオス」となっている。([[エアー・ネオス>《E・HERO エアー・ネオス》]]のみ語幹から「ー」が入っている。)~

-原作・アニメにおいて―~
アニメGXにおいて、十代が[[《E・HERO ネオス》]]と出会ってから使い始めるようになった特殊な[[融合]]。~
初登場は[[《E・HERO ネオス》]]が[[デュエル]]で初登場した「十代vs光の波動の使者」戦ではなく「十代vsエド」戦(3戦目)である。~

--十代はいつも「[[ネオス>《E・HERO ネオス》]]と[[ネオスペーシアン>N]]をコンタクト融合!」としか言わず、[[融合素材]]が[[デッキ]]に戻っている描写がほとんどないため、OCGをやっていない人には[[《E・HERO ネオス》]]が[[デッキ]]などから何度も[[特殊召喚]]されることに疑問を抱くことがある。~

--[[特殊召喚]]に[[魔法カード]]を必要としないため、アニメでは「十代vs明日香(光の結社)」戦や「十代vs空野」戦など、[[魔法カード]][[無効]]化による[[融合]]封じを切り抜けるためにも使われている。~
「十代vsツバイン・シュタイン」戦では、「[[融合]]には3枚の[[カード]]が必要」と考えていたツバイン・シュタインの思惑を崩した。~
「十代vsクロノス」(2戦目)からは、[[《ミラクル・コンタクト》]]を[[発動]]しての擬似的なコンタクト融合も行われている。

--「十代vsコブラ」戦で「[[《E・HERO ネオス》]]+[[《N・グラン・モール》]]+[[《N・フレア・スカラベ》]]」によるトリプルコンタクト融合で[[《E・HERO マグマ・ネオス》]]が登場した。~
その後も[[《E・HERO カオス・ネオス》]]・[[《E・HERO ストーム・ネオス》]]が登場。~
剣山曰く「ネオスの究極合体」であるらしい。~
(この発言時、[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]は未登場)~


--「十代vsダークネス」戦では、[[《E・HERO ネオス》]]と全ての[[ネオスペーシアン>N]]が究極コンタクト融合した[[《E・HERO ゴッド・ネオス》]]が登場している。~
そのコンタクト融合は従来のものとは異なり、「[[《E・HERO ネオス》]]と「[[N]]」と名のつく[[モンスター]]6種類1体ずつを[[フィールド]]、または[[墓地]]から[[デッキ]]に戻して[[特殊召喚]]するものだった。~
OCG版では再現されていない。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE 3>ゲーム付属カード#jb54b06c]]では、[[《ミラクル・コンタクト》]]が[[オリジナルカード]]として先行登場していた。~

**関連リンク [#z9bf1211]
-[[《E・HERO ネオス》]]

-[[《E・HERO アクア・ネオス》]]
-[[《E・HERO エアー・ネオス》]]
-[[《E・HERO グラン・ネオス》]]
-[[《E・HERO グロー・ネオス》]]
-[[《E・HERO ブラック・ネオス》]]
-[[《E・HERO フレア・ネオス》]]

-トリプルコンタクト融合体
--[[《E・HERO カオス・ネオス》]]
--[[《E・HERO ストーム・ネオス》]]
--[[《E・HERO マグマ・ネオス》]]
//「上級モンスター」というカテゴリ内の「最上級モンスター」であるように、「コンタクト融合」というカテゴリ内の「トリプルコンタクト融合」

-[[《E・HERO マリン・ネオス》]]

-[[《インスタント・ネオスペース》]]
-[[《ネオスペース》]]

-[[《コンタクト・アウト》]]
-[[《ミラクル・コンタクト》]]
-[[《リバース・オブ・ネオス》]]

-[[融合]]
-[[N]]

-[[【コンタクト融合】]]

―類似した手順で[[召喚]]される[[モンスター]]
-[[《剣闘獣ガイザレス》]]
-[[《剣闘獣ゲオルディアス》]]
-[[《剣闘獣ヘラクレイノス》]] 

-[[用語集]]

**FAQ [#hc0ef2e4]
Q:[[自分]]の場の[[装備魔法]]扱いの[[《E・HERO ネオス》]]や[[N]]をデッキに戻し、これらの[[モンスター]]を[[特殊召喚]]することはできますか?~
A:はい、[[特殊召喚]]できます。(10/07/29)