*コントロール(公式用語)/Control [#n8cd74e3] [[カード]]を操作できる権利です。~ １枚の[[カード]]に対して、現時点でこの権利を持っている[[プレイヤー]]をこの[[カード]]の「[[コントローラー]]」と呼びます。~ 基本的に[[自分]]の[[フィールド]]上にある[[カード]]は、あなたのコントロール下にあります。~ しかし、[[カードの効果]]によってコントロールを奪われると、[[カード]]は[[相手]][[フィールド]]に移ってしまいます。~ ただし、コントロールを奪われた[[カード]]が[[墓地]]や[[手札]]、[[デッキ]]などに戻る場合は、全て[[デュエル]]スタート時の[[カード]]の[[持ち主]]のところへ戻ります。 （公式ルールブック マスタールール２対応 バージョン 1.0 より引用） ---- -基本的に、[[自分]]は自身がコントロールする[[カード]]のみ[[効果]]を利用できる。~ 例えば、[[相手]]の場にある[[《ダーク・アームド・ドラゴン》]]の[[効果]]を[[自分]]が使うことはできない。~ 無差別に干渉する[[永続効果]]と[[テキスト]]に特記された[[《王宮の弾圧》]]等が例外となる。 -[[モンスター]]のコントロールを得る・交換する[[効果]]について。~ 複数の[[効果]]が１体に[[適用]]される場合、永続・[[発動]]時のみかに関係なく最後のコントロール移動が[[適用]]される。 -コントロールを変更ができない[[永続効果]]について。~ --[[コントロール奪取]]、[[コントロール交換]]のいずれにも[[対象]]に選ぶことはできず、[[効果解決時]]に選択する[[《強制転移》]]などでも選択することはできない。~ この[[効果]]に該当するカードしかない場合、それらの[[発動]]は[[空撃ち]]扱いである。 --[[フィールド]]上[[表側表示]]で有効な[[永続効果]]である。 ---例：[[相手]]の[[墓地]]・[[除外]]から「コントロールを変更ができない[[モンスター]]」を[[特殊召喚]]することは可能。 ---例：[[セット]]されているならコントロールの変更は可能。 **関連カード [#da2ee2d5] ―コントロールを変更できない[[モンスター]] -[[《エレメント・ソルジャー》]] -[[《エレメント・ヴァルキリー》]] -[[《エレメント・マジシャン》]] -[[《不意打ち又佐》]] -[[《ボタニカル・ライオ》]] -[[《ホルスの黒炎竜 ＬＶ４》]] -[[《盲信するゴブリン》]] ―その他の関連カード -[[《宇宙獣ガンギル》]] -[[《レスキュー・ウォリアー》]] -[[《所有者の刻印》]] -[[《洗脳解除》]] -[[《トロイボム》]] **関連リンク [#kdd240df] -[[コントロール奪取]] -[[コントロール転移]] -[[コントロール交換]] -[[公式用語集]] -[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]] **FAQ [#de8f3fe2] Ｑ：[[相手]]の[[フィールド]]に、元々の[[持ち主]]が[[自分]]の[[《クリッター》]]がいます。~ [[《洗脳解除》]]を[[発動]]したところ、[[チェーン]][[《おジャマトリオ》]]によって[[自分]]の[[フィールド]]が埋まってしまいました。~ この場合、[[《クリッター》]]は[[破壊]]されますが「[[フィールド]]上」という条件は満たせますか？~ Ａ：はい、満たせます。(13/10/14) Ｑ：[[相手]]の[[フィールド]]に、元々の[[持ち主]]が[[自分]]の[[《次元合成師》]]がいます。~ [[《洗脳解除》]]を[[発動]]したところ、[[チェーン]][[《おジャマトリオ》]]によって[[自分]]の[[フィールド]]が埋まってしまいました。~ この場合、[[《次元合成師》]]は[[破壊]]されますが「[[自分]][[フィールド]]上」という条件は満たせますか？~ Ａ：いいえ、満たせません。(13/10/14) ---- *コントロール(デュエル用語) [#h03c9861] [[相手]]の[[カード]]の[[発動]]や[[モンスター]]の[[攻撃]]などの行動を妨害すること。~ 公式用語はカード操作の権利のことを指すが、こちらは[[相手]][[プレイヤー]]の行動を操作するといった意味合いが強い。~ 完全に拘束する場合は[[ロック]]という。~ また、コントロール[[デッキ]]は、[[デュエルの勝利条件]]を満たすよりも妨害を優先した[[デッキ]]のこと。~ [[アドバンテージ]]差をつけ、完全に制圧しきった後に[[エンドカード]]及び[[フィニッシャー]]を出して勝つのが基本である。~ 長期戦を想定しているために[[デッキ破壊]]との相性がよく、[[【ライトロード】]]等の[[回転]]の速い[[デッキ]]に対しては[[相手]]の[[デッキ切れ]]も有効な勝利手段となる。~ -[[【終焉のカウントダウン】]]のように勝利するための[[カード]]を使用して、その後はひたすら妨害するだけというパターンもある。~ [[《波動キャノン》]]を使った[[【ドローゴー】]]等が該当する。~ -特定の[[カード]]や[[コンボ]]で勝つために、妨害のための[[カード]]を多く採用してコントロール[[デッキ]]化するケースもある。~ [[【Ｖドラコントロール】]]はその最たる例であり、徹底的に[[相手]]の行動を封じた上で、[[重い]][[召喚条件]]を持つ[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]で[[マッチキル]]する[[デッキ]]であった。~ --似たような立場の[[デッキ]]が[[【神炎皇ウリア】]]であろう。~ -一部の[[デッキ]]は[[ビートダウン]]かコントロールかわかりにくい。~ [[【罠ビート】]]や[[【カウンタービート】]]、[[【メタビート】]]、[[【フィフティ・フィフティ】]]等の制圧型の[[ビートダウン]]が該当する。~ これらは[[相手]]を妨害することで、一方的に[[ビートダウン]]をしていく戦術をとるため、相対的に[[相手]]より速度で勝るように構築される。~ --[[特殊召喚]]を多用するブン回し系[[デッキ]]は絶対的な速度で圧倒するが、これらは基本的な速度が遅いため、妨害することで速度を得るようにしているのである。~ ブン回し系デッキを高速[[ビートダウン]]とするならば、これらは中速[[ビートダウン]]といった所であろう。~ コントロール型の低速[[ビートダウン]]は[[【ヴァンダルギオン】]]等が該当する。~ -コントロール[[デッキ]]の条件~ --[[相手]]のやりたいことをやらせない（妨害に長けている）。 --[[カード・アドバンテージ]]を得る。 --[[切り札、決め技>フィニッシャー]]がある。 -主なコントロール方法 --[[モンスター破壊>除去]]による[[フィールド]]のコントロール --[[バウンス]]による[[フィールド]]のコントロール --[[カウンター]]による[[カードの発動]]のコントロール --[[手札破壊]]([[ハンデス]])による[[手札]]のコントロール --[[ロック]]による[[フィールド]]のコントロール --カード[[除外]]による[[墓地]]のコントロール -[[フィールド]]上のコントロールをボードコントロール（盤面操作）ともいう。~ 直接[[除去]]を行う以外には、カードの機能を失わせる（無効化）する等の方法がある。~ --[[《つまずき》]]で[[アタッカー]]の[[攻撃力]]を無意味にする。~ --[[《月の書》]]で[[永続効果]]を適用させない。~ --[[《スキルドレイン》]]で[[モンスター効果]]を[[無効]]にする。~ --[[《次元の裂け目》]]で[[墓地へ送られた]]時等に[[発動]]する[[効果]]を[[発動]]させない。~ --[[《王宮のお触れ》]]で[[罠カード]]の効果を無効にする。~ //--[[《大寒波》]]で[[《王宮の弾圧》]]等の[[永続罠]]の[[効果]]を[[発動]]させない。~ -更に強化するとボード[[ロック]]とも言う。~ --[[《レベル制限Ｂ地区》]]で[[レベル]]４以上[[モンスター]]を恒久的に[[攻撃表示]]にさせない。~ --[[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]で[[レベル]]４以上の[[モンスター]]に[[攻撃]]させない。~ --[[《重力の斧−グラール》]]で[[表示形式]]を変更させない。（[[《つまずき》]]との[[コンボ]]で更に強力に。）~ --[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]で[[罠カード]]の[[発動]]をさせない。~ --[[《フォッシル・ダイナ パキケファロ》]]で[[特殊召喚]]をさせない。~ -コントロール[[デッキ]]で活躍できる[[モンスター効果]]、及び[[発動条件]] --[[フィールド]]上から[[墓地へ送られた]] --戦闘によって[[破壊された]] --[[破壊されない]] --[[リバース効果]] --[[《スフィア・ボム 球体時限爆弾》]]や[[《マジック・ランプ》]]の[[効果]] --[[モンスター除去]]系[[効果]] --[[サイクル・リバース]] **関連リンク [#h3781632] -[[用語集]] -[[デッキ集]] -[[デッキ集/コントロール]]