コンボ †
「combination(組み合わせ)」の意であり「コンボ(combo)」はその省略語。
複数の要因が重なることによって、それら個々がもたらす効果の和以上を生じること。
シナジーが間接的な重なりを指すのに対し、こちらは直接的な重なりを指す場合が多い。
シナジーとは違い単体では扱いにくいカードが多く、手札事故を起こしやすくなる。
その分ハイリターンが期待できるが、カード1枚1枚の強さで戦う【スタンダード】等には組み込みにくい。
- 原作・アニメにおいて―
原作初期では、読者にわかりやすい様に使用したカードの間に「コンボ!」と記されていた。
また、原作やアニメでは視聴者を魅せる必要があるため、実現性やコストパフォーマンスに劣るが派手なコンボを披露することも多い。
また、そのコンボを成立させるために、非常に強かったり使い道が限定されたカードが使用される事も頻繁に起こる。
その影響で、多くのアニメ登場カードは、OCG化される際に強さ調整のためなどで効果が変更される。
そして調整された、あるいはされなかった結果、強すぎたり弱すぎたりしてしまう事も多々ある。
また、コンボパーツが非常に多いため、ドロー加速カードが多用される。
特にGXでは、前半は《強欲な壺》が、後半はそれぞれのデッキに合わせた手札交換カードが大量に登場する事になった。
- 主人公である武藤遊戯は「『結束の力』を信条とするのでコンボ攻撃を多用する」と紹介されている。
- 「遊戯vs闇のプレイヤーキラー」では融合召喚したとき、三連コンボと呼んでいた。
- アニメ5D'sに登場する鬼柳京介は、手札を0枚にしてインフェルニティの効果を《ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン》に付与する戦術を、自ら「ハンドレスコンボ」と称していた。
- アニメZEXALでは、「遊馬vs凌牙(1戦目)」において凌牙が《ビッグ・ジョーズ》を《アクア・ジェット》で強化するだけの行動に対し、取り巻きが「出た!シャーク(凌牙)さんのマジックコンボだ!」と言っていた。
テレビ東京のアニメZEXAL公式サイトでは「コンボ」について、「1枚では使い方がよくわからない、使いづらいカードがあるとしよう。そんなカードも、別のカード一緒に使うとスゴイ威力を発揮することがある。そういう組み合わせを「コンボ」っていうんだ。」と説明されている。
しかし、この時例に挙がっているのは《ワンダー・ワンド》を装備した《ガガガマジシャン》であり、とてもコンボと呼べる代物とは言い難い。
関連リンク †