サイキック族/Psychic †
第6期から登場した21番目の種族。
日本未発売6種を含まず、ザ・ダーク・イリュージョンまでで92種類が登場している。
ライフコストを支払って発動する効果を持つモンスターやサポートカードが多いのが最大の特徴。
また、支払ったライフはサイキック族のシンクロモンスターの効果で回復するようにデザインされている。
さらに第7期以降では、除外関連の効果を持つモンスターも登場し、種族としての特徴に拡がりを見せた。
シンクロ召喚のシステムとほぼ同時期に登場した種族ということもあり、【シンクロ召喚】の要素を多く持っている。
また1ターンキルもできる火力を叩き出す《念動収集機》をはじめとする、数多くの優秀なサポートカードが存在する。
現在は、数々のシンクロ召喚を助成し、無限ループを生み出す要因でもあった《メンタルマスター》が規制を受けている。
《緊急テレポート》が一度制限カードになるまでは、シンクロ召喚の要素を取り入れるため、様々なデッキにセットで用いられていた。
具体的には、【サイキック族】以外でも使える優秀な効果を持つチューナーである《クレボンス》や《サイコ・コマンダー》が挙げられる。
近年では、フィールド上での効果の発動全般へのメタカードとして優秀な《幽鬼うさぎ》も登場し、その活躍の場をより拡げている。
- 第6期から登場した種族だが、現在では第1期から登場していた雷族・海竜族・恐竜族よりも総種類数は上回っている。
- 第8期以降に登場したサイキック族からは、前述の様なモンスター効果における一貫した特徴はほとんど失われてしまっている。
その一方でカテゴリに単独でも姿を見せるようになり、ようやくサイキック族は本来あるべき「種族」としての姿になったとも言える。
- 「メンタル(Mental)」や「サイコ(Psycho)」は、英語では「精神病(の)」を意味するネガティブな単語である。
よって英語名では、これらの単語はそれぞれ「マインド(Mind)」・「サイキック(Psychic)」に置き換えられている。
- 超能力の中でも有名な一つに「パイロキネシス(発火能力}」というものがあるが、炎属性のサイキック族はメタルフォーゼ登場まで存在していなかった。
- 原作・アニメにおいて―
アニメ5D'sにおいて、サイコデュエリスト達の組織「アルカディアムーヴメント」の総帥であるディヴァインが使用する種族。
サイコデュエリストとはその名の通り超能力を持つデュエリストのことであり、総帥のディヴァイン自身もサイコデュエリストである。
- 原作において、エスパー絽場が自分の使用するデッキを「サイキック・パワー・デッキ」と呼んでいる。
また、遊戯王Rで登場したピート・コパーマインも、超能力に関するモンスターや魔法・罠カードを多数使用した。
- コナミのゲーム作品において―
デュエリストとしてディヴァインが現れなかったタッグフォース4〜6では、十六夜アキ(アカデミア制服)が使用する種族となっている。
また、激突!デュエルカーニバルでは天城ハルトが使用しており、どちらも作中で「超能力」に関係がある人物というのが選出の所以だろう。
関連リンク †
―現在禁止カードであるサイキック族モンスター
―サイキック族に関連する効果を持つカード
―素材にサイキック族を指定するモンスター
―サイキック族のチューナー
―サイキック族のペンデュラムモンスター
―サイキック族の融合モンスター
―サイキック族のシンクロモンスター
―サイキック族のエクシーズモンスター
―サイキック族のシリーズモンスター
―その他のリンク