*サイドデッキ/Side Deck [#je0eae91]
 サイドデッキとは[[デッキ]]調整用の予備[[カード]]です。~
 [[デュエル]]中では使うことはできませんが、3回勝負の[[マッチ]]戦では[[デュエル]]と[[デュエル]]の合間で、戦略に応じて[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]の[[カード]]と入れ替えることができます。~
 サイドデッキの[[カード]]枚数は15枚以下でなければならず、入れ替える前と後の枚数は等しくなければなりません。

 (公式ルールブック バージョン 1.0 より引用)

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-[[融合モンスター]]・[[シンクロモンスター]]・[[エクシーズモンスター]]もサイドデッキに投入することが出来る。~
新エキスパートルールでは意識する必要はなかったが、[[マスタールール]]以降は[[エクストラデッキ]]の枚数に制限ができたため、意識しておきたい。~
//[[マスタールール]]以降のルールに準拠したルールブックには明記されているが、これはあまり知られていないようである。~
これらの[[カード]]と入れ替える際、[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]の枚数が変化する入れ替えはおこなえない。~
これらの[[カード]]と入れ替える際、[[デッキ]]・[[エクストラデッキ]]の枚数が変化する入れ替えは行なえない。~
[[融合モンスター]]を2枚サイドデッキと入れ替える場合、サイドデッキから選ぶ2枚も[[エクストラデッキ]]に入る[[カード]]を選ぶ必要がある。~
[[エクストラデッキ]]を減らして[[デッキ]]を増やす、等の入れ替えは不可能。~

-新エキスパートルールでは15枚きっかり用意しなければいけなかったが、[[マスタールール]]以降は「15枚以下」と指定されている。~
つまり自信があるならば、サイドデッキなしでも大会に出場できる。~
また、サイドデッキを忘れた為に出場できないという事態が起こらなくなった。~
[[ストラクチャーデッキ]]を購入してすぐに大会に出場することも、可能になっている。

-主に、以下のようなサイドデッキが主流である。~
//「スイッチ」「アグレッシブ・サイドボーディング」等の俗語は、議論により極力使わないことが決定しました。
//参照:http://yowiki.yugioh-portal.net/bbs/read.cgi?no=1104

--[[メインデッキ]]の弱点補強を目的とし、[[メタカード]]を採用する型。~
外すのは、[[相手]]の[[デッキ]]と相性が悪く[[紙]]となりやすいものが主となる。~
運に左右されない一般的なサイドデッキであるが、[[相手]]に読まれやすい欠点がある。~
[[メタカード]]のページも参照。~

---公式サイトの特集でサイドデッキが取り上げられた際には、この型を紹介している。~
「かーどビング通信」では、[[キーカード]]が明確な[[【暗黒界】]]や[[【代行者】]]と当たった場合は[[《禁止令》]]を、[[攻撃力]]の低い[[【甲虫装機】]]や[[【ラヴァル】]]と当たった場合には[[《連鎖除外》]]を使う事を薦めている。~
また海外でも、[[【カオスドラゴン】>【ドラゴン族】]]への対策として、[[《霊滅術師 カイクウ》]]や[[《エレクトリック・ワーム》]]を挙げている。~
//日本公式:http://www.yugioh-card.com/japan/topics/?20120525
//海外公式:http://www.konami.com/yugioh/articles/?p=4040

--サイドチェンジ前と[[デッキ]]コンセプトを変える型。~
[[相手]]の意表を突きやすく、[[メタ]]の裏もかける。~
一種の[[地雷]]として作用する事が多いだろう。~

--[[相手]]のサイドデッキを見越し、そのアンチを張る型。~
[[相手]]のサイドデッキの内容を予測する必要がある。~
当然、[[相手]]もこちらのサイドデッキを予測するため、読み合いになりやすい。~
[[環境]]を把握し、知識を必要とするタイプである。~

--[[ライフゲイン]]、または[[バーン]]カードを投入する。~
[[エキストラデュエル]]に突入した場合の保険である。~

-[[【ロックバーン】]]等の[[ロック]][[デッキ]]、[[【ベン・ケイ1キル】]]等の一部の[[1ターンキル]][[デッキ]]を[[マッチ]]戦であまり見かけないのは、この制度が原因であると言える。~
ほとんどのサイドデッキには[[《サイクロン》]]等の[[ロック]]対策の[[魔法・罠除去]][[カード]]、[[《和睦の使者》]]等の[[1ターンキル]]対策[[カード]]が投入されていて、容易に対策されるからである。

-サイドデッキと[[メインデッキ]]及び[[エクストラデッキ]]の[[カード]]を入れ替え、[[デッキ]]の調整を行う事を俗に「サイドチェンジ」と呼ぶ。~
[[マッチ]]戦では[[デュエル]]が終わる度に行える。~

-[[デュエル]]に使う[[デッキ]]のことを、サイドデッキに対して「[[メインデッキ]]」と呼ぶこともある。

-自分の好きな[[カード]]をお守り代わりに投入するのも面白い。~
[[融合モンスター]]程ではないが、大会上位者の[[デッキ]]に趣味で入っているのも多数見受けられる。~
//-自分の好きな[[カード]]をお守り代わりに投入するのも面白い。~
//[[融合モンスター]]程ではないが、大会上位者の[[デッキ]]に趣味で入っているのも多数見受けられる。~
//↑最近は話にも聞かなくなったので
-自分の好きな[[カード]]をお守り代わりに投入しているプレイヤーも稀に存在する。~
例えば、2004年の世界大会準優勝者が[[《ブラック・マジシャン・ガール》]]を投入していた話が有名。~
また、[[WORLD CHAMPIONSHIP 2007>ゲーム付属カード#zc3eaab5]]の決勝戦では、サイドデッキから投入された[[《ラーの翼神竜》]]が[[召喚]]され、会場を盛り上げている。

//-原作・アニメにおいて―~
//王国編では使えない事になっていたが、キース達は使用していた。
//別に「サイドデッキ」じゃなくて、不正にカードを持ち込んだだけ

-コナミのゲーム作品において―~
作品によっては[[マッチ]]の場合に、CPUもチェンジを行う事がある。~
また新エキスパートルール・[[マッチ]]戦対応のゲームでも、サイドデッキは「15枚丁度」ではなく「15枚以下」で構築できた。~

--[[TAG FORCE5>ゲーム付属カード#t253175a]]のダウンロード[[デッキ]]レシピでは、アニメ、小説、ゲームを題材にしたデッキがいくつか公開されている~
こうした[[デッキ]]の[[メインデッキ]]は使用を前提に組まれているが、サイドデッキはその作品に関連がある等の[[カード]]を中心にし、[[ネタ]]性を重視している。~
結果、[[メインデッキ]]との[[シナジー]]がゼロである事が多い。

**関連リンク [#fa1c1b43]
-[[公式用語集]]
-[[公式ルールブック:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/rule_book.php]]

**FAQ [#v9846dbb]
Q:サイドデッキに[[融合モンスター]]等を入れることは出来ますか?~
A:[[マスタールール2]]ならば[[エクシーズモンスター]]、[[シンクロモンスター]]、[[融合モンスター]]を入れることが出来ます。(11/08/15)~

Q:[[デュエル]]中、自分のサイドデッキの内容を確認することは可能ですか?~
A:いいえ、できません。(11/07/30)~