サイファー/Cipher †
コレクターズパック−閃光の決闘者編−でカテゴリ化された「サイファー」と名のついたカード群。
- サイファーとは暗号、暗号文という意味である。
後述のアニメARC-Vでは、「光波」に「サイファー」という読みを当てており、デジタル式の暗号文という意味も含まれていると思われる。
また、サイファーには、同名のドローンの機械もあり、《光波翼機》はこれを意識していると思われる。
- 当初は《サイファー・スカウター》の英語名が「Kinetic Soldier」であったため、英語版の《光波翼機》のテキストは「"Cipher" monster or "Kinetic Soldier"」とややこしい文章になっている。
2016年11月に英語名が変更されたことで、この問題は解消している。
- 原作・アニメにおいて―
アニメARC-Vでカイトが使用するカテゴリ。
- OCG化が決定しているもの以外では、効果モンスター《光波複葉機》、サポートカードとして、通常魔法《拡散光波》、速攻魔法《RUM−光波衝撃》・《RUM−光波追撃》、永続魔法《光波干渉》、通常罠《サイファー・クローン・マジック》(漢字表記不明)・《光波抑止力》、永続罠《光波防壁》・《光波連環》が登場している。
- ZEXALシリーズに登場したカイトはフォトンやギャラクシーを使っていたが、アニメARC-Vでは光属性であること以外関係のないこのカテゴリを使用している。
アニメARC-Vにはカイト以外にも過去シリーズの登場人物が設定を変更して登場しているが、メインデッキの使用カテゴリに変更があるのはカイトのみである。
- アニメでは「光波」という表記で指定していた。
OCGでカタカナで指定された事により、《サイファー・スカウター》、《ストームサイファー》もサポートを受けられるようになっている。
ちなみに、ZEXALシリーズのフォトンは「光子」と書いて「フォトン」と読む場合も多く、「光波」と書いて「サイファー」と読むのもこれをある程度意識していると思われる。
- 因みに「光波」とは、光を波動として捉えた時の呼び名。
逆に、粒子としての振る舞いを強調する際は光子と呼ぶ。
量子力学においては、光子などの素粒子は波動の性質と粒子としての性質を同時に示すことが実験によって知られている。
ZEXALシリーズに登場したカイトと同じ姿でありながら、異なる存在であるARC-Vのカイトが使用するカテゴリとしてはある意味うってつけと言えるかもしれない。
また量子には光の二重スリット実験に代表される、「ひとつの存在が観測するまでは異なる地点にそれぞれある確率で同時に存在し、それを観測した瞬間に一つの地点にいる状態に収束する」という性質があり、同名カードに関連した効果はこの性質を意識したものだと思われる。
関連リンク †
―「サイファー」と名のついたモンスター
※は「サイファー」に関する効果を持つモンスター
―「サイファー」と名のついた魔法・罠カード
※は「サイファー」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―その他のリンク