*サイレント・ソードマン [#p8589f70]
*サイレント・ソードマン/Silent Swordsman [#top]
 [[デュエリストパック−王の記憶編−]]で[[カテゴリ]]化された「サイレント・ソードマン」と名のついた[[モンスター]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[光属性]]・[[戦士族]]で統一されている。~

 [[RISE OF DESTINY]]から登場した[[レベルアップモンスター]]系統の一種。~
 全てが[[戦士族]]の[[光属性]]で、「LV3・5・7」が存在する。
 [[LV]]に属する[[モンスター]]とそうでないものが混在している。~
 現状[[LV]][[モンスター]]には「[[LV3>《サイレント・ソードマン LV3》]]・[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]・[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]」の3体が存在し、それ以外の[[モンスター]]も2体存在している。~

 その最大の特徴は魔法に対する耐性能力で、全ての形態において相手の魔法を防ぐ[[効果]]を持っている。~
 ゲームの根本の一つから防御できる能力により、相手に回ったプレイヤーに多大な重圧を与えることが出来る。~
-なお進化条件は以下の通り―
--「LV3⇒5 自分スタンバイフェイズに自分フィールド上に表側表示で存在」~
--「LV5⇒7 相手プレイヤーへの直接攻撃に成功し、次の自分ターンのスタンバイフェイズ時に表側表示で存在」~
 [[LV]][[モンスター]]の3体は、いずれも[[魔法カード]]に対する[[耐性]]・[[無効]]化[[効果]]を持つ。~
 また以下の条件を満たした時、低[[レベル]]のものを[[墓地へ送る]]事で「レベルアップ」し、より高い[[レベル]]のものを[[手札]]・[[デッキ]]から[[特殊召喚]]できる。~
 なお、[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]は通常の[[アドバンス召喚]]も可能である。~

 (LV3を除き)この条件を満たせば、[[デッキ]]・[[手札]]から[[特殊召喚]]できる。~
 また、LV5は通常通りの[[生け贄召喚]]も可能。
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|レベルアップ前|レベルアップ後|条件|
|[[LV3>《サイレント・ソードマン LV3》]]|[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]|[[自分]][[スタンバイフェイズ]]に[[自分]][[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在|
|[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]|[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]|[[相手]][[プレイヤー]]への[[直接攻撃]]に成功し、次の[[自分]][[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]時に[[表側表示]]で存在|

 確かに、魔法封印[[効果]]はかなり強力ではある。~
 が、同系の能力[[モンスター]]に[[ホルスの黒炎竜]]が存在しており、こちらの方が強力であるために今一つ活躍の場が与えられていないのが現状ではある。~
 ―流石に沈黙の剣士も、全ての魔法を封じる神には勝てなかったということだ。~
 更に[[《月読命》]]にも対処されてしまう情けない[[モンスター]]になってしまった。~
-属する[[モンスター]]自体は[[RISE OF DESTINY]]で[[《サイレント・ソードマン LV3》]]が登場していた。~
しかし正式な[[カテゴリ]]になったのは[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]等が登場した上記シリーズからである。~

-ちなみにこちらが本当の「[[レベルアップモンスター]]の開祖」。~
[[ホルスの黒炎竜]]・[[アームド・ドラゴン]]には先にカード化されたが、原作ではこれこそが初の[[レベルアップモンスター]]である。
-[[LV]]が上がるにつれ[[魔法カード]]の[[無効]]化が強化され、[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]になると[[フィールド]]全体にまで[[無効]]化が及ぶ。~

--同じ[[LVモンスター>LV]]であり、[[魔法カード]]を[[無効]]化する[[ホルスの黒炎竜]]とは比較されやすい。~
特に[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]の[[無効]]化は[[《ホルスの黒炎竜 LV8》]]と比較されがちであるが、実際にはかなり運用に差が出る。~
詳しくは、[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]や[[《王宮の勅命》]]を参照。~

-[[LV]]を持たない2体のうち、[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]は[[LV]]を持つ3体と[[シナジー]]のある[[効果]]である。~
一方、[[《サイレント・ソードマン・ゼロ》]]は[[【光の黄金櫃】]]向きの[[効果]]であり、「サイレント・ソードマン」の名を持つ意味はやや薄い。~

-原作・アニメにおいて―~
「記憶の世界」における「遊戯VS闇獏良」戦において登場。~
いつかは闇遊戯と戦うことを想定していた遊戯が自らの力で組み上げたデッキの主力モンスターで、『長き沈黙から力を得て、最後に勝利する』という彼のデッキのコンセプトの代表。~
遊戯は《時の飛躍》とこのカードとのコンボにより、速攻でこのモンスターを進化させ、結果的に闇獏良(の分身)を倒した。~
また、後の「戦いの儀」においても[[《オベリスクの巨神兵》]]と相打ちになった。~
なおアニメ版においては[[サイレント・マジシャン]]同様、カラーリンクが変更されている。~
ちなみに当初の能力は以下の通り。~
 星0/光属性/戦士族/攻1000/守1000
 このカードが表側攻撃表示で存在する場合、
 自分ターンのスタンバイフェイズ時に「攻撃力+500カウンター」を乗せる。
 それはこのデュエル中に限り、このカードの上から取り除かれることは無い。
何とLVが0であるにもかかわらず攻撃力があるモンスターで、「LV4=3000」・「LV7=4500」の部分から見ても、明らかにオーバーパワーとなるモンスターである。~
もちろん、このまま実物化すると様々なルールの弊害が生じてしまうのと、「このカードの様々な絵柄が欲しい」・「商売の関係上」等といった事情から、現在の形態になったものと思われる。~
「記憶編」の「遊戯vs闇バクラ」戦以降、遊戯が使用する[[カード]]。~
アテムの力を借りず、自らの力で組み上げた遊戯自身の[[デッキ]]の主力[[モンスター]]である。~
「遊戯vs闇バクラ」戦では、[[《破壊竜ガンドラ》]]の魔法攻撃として扱う[[破壊]][[効果]]を、魔法攻撃を跳ね返す[[魔法カード]]《魔封壁》との[[コンボ]]で守りつつ[[直接攻撃]]し[[勝負を決めた>フィニッシャー]]。~
「遊戯vsアテム」戦においては[[《罅割れゆく斧》]]を組み合わせ、[[《オベリスクの巨神兵》]]と[[相打ち]]になった。~
[[攻撃]]名は「[[沈黙の剣>《沈黙の剣》]]LV〜」。

**関連リンク [#f3ebcc8a]
-[[《サイレント・ソードマン LV3》]]
-[[《サイレント・ソードマン LV5》]]
-[[《サイレント・ソードマン LV7》]]
--原作では[[《サイレント・ソードマン LV0》>《サイレント・ソードマン・ゼロ》]]という名の1体の星4[[モンスター]]であり、「[[自分]][[ターン]]の[[スタンバイフェイズ]]時に[[攻撃力]]を500ポイントアップする[[効果]]」を持っていた。~
また、[[レベル]]が上昇するごとに「LV」の数字が変わっており、頭身が伸びて顔つきも大人っぽくなっていった。~

-[[レベルアップモンスター]]
---遊戯は瞬時に3[[ターン]]を経過させる[[魔法カード]]《&ruby(ターン・ジャンプ){時の飛躍};》との[[コンボ]]により、速攻でこの[[モンスター]]を進化させる戦術を多用した。~
原作ではLV7の[[攻撃力]]4500まで成長している。~

---[[OCG]]版では[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]が上記「LV0」と同じ[[ステータス]]を持っている。~
また、[[攻撃力]]の上昇は[[お互い]]の[[スタンバイフェイズ]]に[[発動]]するように[[強化]]されている。~

---[[LV]][[モンスター]]では、[[LV3>《サイレント・ソードマン LV3》]]が[[レベル]]が違うものの上記「LV0」にあたると思われる。~
原作では[[攻撃力]]は500ずつアップしたが、[[LV5>《サイレント・ソードマン LV5》]]は[[攻撃力]]2300、[[LV7>《サイレント・ソードマン LV7》]]は[[攻撃力]]2800と上昇値は再現されていない。~

---原作では[[魔法カード]]に関する[[効果]]は持っていなかった。~
「vs闇バクラ」戦での《魔封壁》との[[コンボ]]で魔法[[効果]]を防いだことから、現在の[[効果]]で[[OCG]]化されている。~

--アニメ版の「遊戯vs闇バクラ」戦では、闇バクラの[[永続魔法]]《呪いの&ruby(ネクロツインズ){双子人形};》と《死札相殺》による[[デッキ破壊]]の枚数をできるだけ減らすため、[[通常魔法]]《彼方からの詠唱》で[[除外]]されていた闇バクラの[[通常魔法]]《死霊の封印剣》を[[発動]]し、[[フィールド]]から[[除外]]された。~
[[《破壊竜ガンドラ》]]の[[破壊]][[効果]]によって《死霊の封印剣》の[[効果]]が切れたことで[[フィールド]]に戻り、[[直接攻撃]]で勝負を決めた。~
「遊戯vsアテム」戦では、[[《聖なるバリア −ミラーフォース−》]]によって[[破壊]]はされたものの、[[三幻神]]攻略の[[コンボ]]が完成する足がかりとなった。~

--遊戯王Rの「遊戯vsデプレ・スコット」戦でも登場。~
原作同様《時の飛躍》との[[コンボ]]で[[《ゼータ・レティキュラント》]]を迎撃するも[[《亜空間物質転送装置》]]で阻まれ、[[フィールド魔法]]《コズミック・スペース》によって[[ターン]]経過の[[効果]]を逆手に取られ、[[召喚]]した[[ターン]]に消されてしまった。

--アニメ版においては[[サイレント・マジシャン]]同様、カラーリングが違っている。~
[[OCG]]では青基調の服・青白い肌に・赤い眼・金髪に対し、アニメでは白基調の服・肌色・琥珀色の瞳・青緑色の髪である。~

--劇場版『遊戯王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』では、「藍神vs遊戯」戦で[[OCG]]版のカラーリングが使用された。~

--アニメでは[[カード名]]は「[[&ruby(サイレント・ソードマン){沈黙の剣士};>《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]」と記されており、[[地属性]]であった。~

--原作においての、「[[LVモンスター>LV]]の開祖」である。~
しかし、[[OCG]]では[[ホルスの黒炎竜]]・[[アームド・ドラゴン>アームド・ドラゴン#series]]が先に[[カード]]化された。~

--アニメGXでは「万丈目vsエド」戦にて万丈目が使用した[[通常魔法]]《レベル・コピー》の[[イラスト]]に描かれている。~

--アニメVRAINS第66話で遊作達が見ていたネット掲示板では、アースの書き込み以外のハンドルネームがいずれも「サイレント・○○○マン LV□」になっていた。~
恐らくこの[[カテゴリ]]を意識したものだろう。~
ちなみに「○○○マン」に当たる部分は、全て[[カード名]]の後ろに「マン」とつく[[モンスター]]の名前が使われている。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[WORLD CHAMPIONSHIP 2009>ゲーム付属カード#WCS2009]]ではジル・ド・ランスボウが使用してくる。~
[[OCG]]化されていない「マスクド・ナイト」の代わりとみて間違いないだろう。~

--[[DUEL TERMINAL]]では3種のサイレント・ソードマン全てをスキャンする事で隠し[[デッキ]]「&ruby(サイレントソード){沈黙の剣};」が使用できる。~
[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]や[[《王宮のお触れ》]]、[[《光の護封剣》]]が投入されており、[[相手]]の行動の封殺に特化した[[デッキ]]である。~

**関連リンク [#link]
―「サイレント・ソードマン」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「サイレント・ソードマン」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[《サイレント・ソードマン・ゼロ》]]
--[[《サイレント・ソードマン LV3》]]
--[[《サイレント・ソードマン LV5》]]
-[[特殊召喚モンスター]]
--[[《サイレント・ソードマン LV7》]]
--※[[《沈黙の剣士−サイレント・ソードマン》]]

―「サイレント・ソードマン」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《沈黙の剣》]]

―その他のリンク
-[[【サイレント・ソードマン】]]
-[[【光の黄金櫃】]]

-[[《沈黙の魔導剣士−サイレント・パラディン》]]

-[[LV]]
-[[サイレント・マジシャン]]
-[[ミスティック・ソードマン]]

-[[カテゴリ]]
//-[[シリーズカード]]
//カテゴリ化に伴いCO

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