サレンダー/surrender †
自ら負けを認め、その時点でデュエルを終了させること。
公認大会規定には存在せず、相手はこれを拒否することもできる。
サレンダーを拒否されたために仕方なくデュエルを続行したところ逆転勝利できたという事例もあるため、劣勢になっても全力で抵抗を試みることが大切である。
- 最近はデュエルのサレンダー(シングルサレンダー)を認める非公認大会が増えている。
なお、TCGにおいては公認大会規定にてデュエル中のどのタイミングでもサレンダーが可能な旨が定められている。
- 原作・アニメにおいて―
デッキの上に手を乗せ、サレンダーを宣言する。
最初は「スレンダー・カード」と呼ばれていた(文庫版では最初から「サレンダー」に訂正されている)。
デュエリストにとってサレンダーを行うのは相当に屈辱的な行為であるらしく、孔雀舞は「心が死ぬ」とまで評している。
ただし実行例は多く、「決闘者の王国編」の孔雀舞、「バトルシティ編」のマリク、アニメでは「全国大会決勝」のダイナソー竜崎、「表遊戯vsレベッカ」戦の遊戯等が行っている。
- 上記のように原作・DMでは多用されたが、盛り上がりに欠けるためかGX以降は実行される事が減っていった。
その影響からか、アニメZEXALの「遊馬vsIII」戦のように、戦意喪失によりサレンダーを求めても、相手がそれを認めないケースが増えている。
一方で圧倒的優勢に立っている登場人物が対戦相手にサレンダーを勧めて挑発する、という行為はしばしば見られる。
- ライフが0になると死ぬデュエルの場合、「闇遊戯vsマリク」戦ではサレンダーをしても死ぬとされていた。
アニメ5D'sにおける「ジャック&龍亞&龍可vsアポリア」戦ではライフと機械が直結しているためか、助かるようだ。
- アニメARC-V第3話では、LDSにサレンダー原理学なる講座が存在する事が確認できるが、詳細は不明。
- 厳密にはサレンダーではないが、自分のカードの効果でライフを0にして意図的に敗北したキャラクターも存在している。
「遊戯vsラフェール」(2戦目)のラフェール、「ジャックvsカーリー」戦のカーリーが該当する。
- コナミのゲーム作品において―
DS版では10ターン目以降、サレンダーで自己敗北することができるようになっている。
詰めデュエルの設定ターンは、サレンダーできるように10ターン目になっている。
WORLD CHAMPIONSHIP 2010では、5ターン目以降の設定になっている。
しかし、対人戦の場合はそれより早く追い詰められてしまうケースが多く、ゲーム機の電源を切って強制終了する「切断」をするデュエリストが後を絶たない。
切断された場合、Wi-Fi対戦の成績表でカウントされるのは試合数だけで勝利数はカウントされないため、事実上勝ったにもかかわらず勝率が下がる。
このため、この行為はマナー違反であり、忌み嫌われている。
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