*サンドバッグ [#sa3089bk]
 [[戦闘]]によっては[[破壊されない]]効果を持つ[[モンスター]]を複数回[[攻撃]]して[[戦闘ダメージ]]を与える、という行為に際し、その[[破壊されない]][[モンスター]]をサンドバッグに例えて言う。~
 『〜をサンドバッグにする。』~
*サンドバッグ [#top]
 [[戦闘]]によっては[[破壊されない]][[モンスター]]を複数回[[攻撃]]し、[[戦闘ダメージ]]を与える行為を指す俗語。~
 その様子がボクシングなどの格闘技の練習などで使われるサンドバッグを連想させる為、こう呼ばれている。~
 「〜をサンドバッグにする。」~

 [[戦闘]]によっては[[破壊されない]]効果を持つ[[モンスター]]は、[[攻撃]]されても[[破壊]]されない。その為、それらが[[攻撃表示]]の時、あるいは[[貫通]]を持っている[[モンスター]]でそれらを狙って[[攻撃]]することによって、横にどんな[[モンスター]]がいても関係なく何度も[[戦闘ダメージ]]を与えることができる。~
 多くの[[戦闘]]によっては[[破壊されない]]効果を持つ[[モンスター]]は[[ステータス]]が低いため、サンドバッグにされると多大な[[ダメージ]]をこうむる事になる。特に、[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]と[[雲魔物]]は[[守備表示]]にできない上、[[ステータス]]も貧弱なものが多いので、単体であるとサンドバッグにされやすい。~
 [[戦闘]]によって[[破壊されない]][[モンスター]]が[[攻撃表示]]の時に[[攻撃]]したり、[[貫通]][[効果]]を持つ[[モンスター]]でそれらを[[攻撃]]したりすることで、何度も[[戦闘ダメージ]]を与えることができる。~
 こうした[[モンスター]]は[[ステータス]]の低いものが多いため、大抵の場合は多大な[[ダメージ]]が発生する。~
 対策としては、[[《スピリットバリア》]]や、[[天使族]]であれば[[《天空の聖域》]]を用いることが挙げられる。~

-[[《魔導サイエンティスト》]]が[[禁止カード]]になる前は、このカードの[[効果]]で並べた複数の[[モンスター]]で[[攻撃表示]]の[[《魂を削る死霊》]]を[[攻撃]]することにより、ほぼそれだけで[[デュエル]]が終了するという光景が見られた。
-[[《魔導サイエンティスト》]]が[[禁止カード]]になる前は、この[[カードの効果]]で並べた複数の[[モンスター]]で[[攻撃表示]]の[[《魂を削る死霊》]]を[[攻撃]]することにより、ほぼそれだけで[[デュエル]]が終了するという光景が見られた。

-原作・アニメにおいて~
アニメDMにおいては、「王の記憶編」における「バクラVS遊戯」戦で見られる。~
《死霊の守備封じ》により[[攻撃表示]]になり、[[表示形式]]変更不可となった[[《マシュマロン》]]に何度も[[ダメージ]]を与えた。~
アニメGXにおいては「万丈目ホワイトサンダーVSゲルゴ」戦、「十代・明日香ペアVS鮫島校長・トメさんペア」戦にて、同じく[[《マシュマロン》]]がサンドバッグにされている。~
「十代vsエックス」戦では、十代が[[永続魔法]]《スーパーガード》で[[戦闘破壊]][[耐性]]を得た[[《N・グロー・モス》]]をサンドバッグにし強烈な[[デッキ破壊]]を行っている。~
他にも、「十代VS斎王(二戦目)」では、斎王が十代の[[デッキ]]に忍び込ませた[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]をサンドバッグにしている。~
アニメ5D'sにおいては「プロフェッサー・フランクVS龍可」戦で確認できる。~
[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与する《不死のホメオスタシス》と、攻守を0にし[[モンスター効果]]を[[無効]]にする《ゲシュタルト・トラップ》の[[コンボ]]で《クリボン》をサンドバッグにし、2ターン目にして龍可に大[[ダメージ]]を与えた。~
-第2回最強カリスマ決闘者決定戦「ジャンボ牛尾vsデュエ・ルア」では、ジャンボ牛尾が[[《水の精霊 アクエリア》]]の効果で[[《マシュマロン》]]を[[攻撃表示]]に変更し、サンドバッグを行った。~
「サンドバッグ状態」という字幕も挿入された。~

**関連リンク [#bc3089ln]
-第12期からは[[種族]]のほとんどがサンドバッグ戦術を得意とする[[幻想魔族]]が登場している。~
ただし、逆に自身も[[戦闘破壊]]されないためサンドバッグにされやすい性質も持ち合わせている。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメDM「記憶編」の「表遊戯vs闇バクラ」戦において、バクラの[[通常魔法]]《死霊の守備封じ》により[[攻撃表示]]を強制された遊戯の[[《マシュマロン》]]がサンドバッグにされた。~
これ以降、[[《アルカナフォース0−THE FOOL》]]や[[《シールド・ウィング》]]など、[[戦闘破壊]][[耐性]]を持つ[[モンスター]]が登場すると高確率でサンドバッグ状態が発生している。~

--[[相手]][[モンスター]]にあえて[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与し、サンドバッグにする例も多い。~
中でも特徴的だった戦いはアニメGXの「十代vsエックス」戦であろう。~
エックスの[[永続魔法]]《スーパーガード》で[[戦闘破壊]][[耐性]]が付与されることを利用して、十代は[[《N・グロー・モス》]]を[[相手]]に[[送りつけ]]た上で[[自分]]の[[モンスター]]で計7回もの連続[[攻撃]]を行い、エックスを[[デッキ切れ]]に追い込み勝利した。~

---なお、この際[[戦闘破壊]][[耐性]]付与に使用される[[カード]]は[[汎用性]]が低いためか[[OCG]]化率が低く、[[OCG]]で再現できるのは[[《憎悪の棘》]]くらいである。~

--ちなみに、原作ではサンドバッグ状態は全く発生していない。~
[[《リビングデッドの呼び声》]]のゾンビ[[モンスター]]や[[トゥーンモンスター>トゥーン]]などを見ると、原作では[[戦闘破壊]]できなかった場合は[[プレイヤー]]への[[ダメージ]]も与えられない、というルールだったようだ。

**関連リンク [#link]
-[[破壊されない]]

-[[連続攻撃]]

-[[用語集]]