相乗効果、相乗作用を意味する「synergy(シナジー)」に由来する用語。
遊戯王OCGでは、カード同士の相性を評価する際に使用される。
コンボがカード同士の組み合わせを指すのに対し、こちらはそれぞれの効果が相互に噛み合うことを指す。
例えば《団結の力》を《アレキサンドライドラゴン》に装備した場合はただ強化されるだけだが、《マハー・ヴァイロ》に装備した場合はモンスター効果により更に強化される。
このように、お互いの効果によってより大きな結果を生み出せる組み合わせは「シナジーが高い」もしくは「シナジーがある」と表現される。
最近の主流デッキの中にはカード同士のシナジーが強く、安定性の高い物も多い。
これらはカテゴリとしての戦い方がデザインされている、とも言える。
逆に、組み合わせの相性が悪い場合は「アンチシナジー」と呼ばれる。
アンチシナジーになる組み合わせは基本的には避けるべきだろう。
しかし、双方が強力なカードの場合は無視することもある。
これは単体で強力ならば、プレイング次第で機能させることも可能だからである。