シャッフル/Shuffle †
カードを切り混ぜることです。シャッフルの方法に規定はありませんが、途中でカードの中身を見たり、カードを選り分けてからシャッフルするなどの作為的な行為は、一切してはいけません。
(公式ルールブック Version 3.0 より引用)
- シャッフルはルール上の行為とされ、テキストに「デッキをシャッフルする。」と書かれていても、タイミングを逃す要因にはならない。
しかし、「効果によるシャッフル」の場合は例外的にタイミングを逃す要因になる。
- 手札事故を防ぐ意味でも、デュエルが終わった後は次のデュエルをする前にシャッフルをきちんしておくとよい。
- デュエルを開始する前にディールシャッフルを5枚(10枚か8枚も推奨)になるようにしてヒンズーシャッフルをしておくとよい。
そのあとカットしてもらうことでいかさまはかなり難しくなる(いかさまをしていないアピール)だろう。
- マッチ戦などで次の戦いがある場合もディールシャッフルからヒンズーシャッフルをするとデュエル直後で片寄ったカードをバラバラにするのに適している。
- シャッフルにも、いくつか種類がある。
- ヒンズーシャッフル(Hindu Shuffle)
→いわゆる一般的なシャッフル。2〜3枚の固まりが残りやすいので注意。
- オーバーハンドシャッフル(Overhand shuffle)
→欧米ではヒンズーシャッフルの代わりにこのシャッフルがよく用いられる。
ヒンズーシャッフルと似ているが持ち方が若干異なり、手の小さい人には不向き。
手の大きい人が主に用いている。
- ディールシャッフル(Deal Shuffle)
→カードをいくつかの山を作るように分け、その後で山をランダムに重ねるシャッフル。
カードを1枚ずつ配っていくため、融合モンスターやシンクロモンスターが混じっていたりしてデッキの枚数が違っているかチェックもできる。
- リフルシャッフル(Riffle Shuffle)
→主にディーラーやマジシャンが行う、2つの山を1つずつ手に持ちそれを交互になるようカードを重ねるシャッフル。
別名マシンガンシャッフル。下手にやるとカードが折れるので注意が必要である。
また、修復が効かず、トランプなどと比べて高価なカードを扱うだけに、闇遊戯よろしくこの手法を嫌がる人も多い。
相手のデッキをこれでシャッフルするのはまずい。
- 「ショットガンシャッフル」というのは「ディールシャッフル」と「リフルシャッフル」の両方に使われる名称で、統一がされていない。
なお、原作でのショットガンシャッフルは後者を指している。
- 原作・アニメにおいて―
シャッフル関係で印象に残るデュエリストと言えばやはりパンドラだろう。
シャッフル方法を「ショットガンシャッフルはカードを痛めるぜ」と闇遊戯に咎められている。
なお上記の通り、ここでのショットガンシャッフルとはリフルシャッフルのことである。
他にはアニメ版の闇マリク、BIG1(大下=深海の戦士)、ジークがショットガンシャッフル(リフルシャッフル)を披露していた。
アニメでは、デュエルディスクが自動でサーチを行う描写も見られる(例:「遊戯vs乃亜」戦の《クリッター》)。
ちなみに、アニメDMにおける第49話から第80話の主題歌のタイトルも「シャッフル」である。
- アニメGXでは、《ホープ・オブ・フィフス》の処理を行う時などにシャッフルを行う描写が入る。
しかしデュエル開始前にシャッフルを行う描写は殆ど無く、「序盤の展開は予め仕込んである積み込みではないか?」という疑惑がある。
ただし皆無ではなく、「十代vs遊戯」戦の前には互いのデッキをシャッフルする描写がある。
この時十代は、遊戯のデッキから三幻神のカードが放つ気配を感じ取った。
- アニメ5D'sでは、第3話にてDホイールにセットされた牛尾のデッキがデュエル開始前に機械的にシャッフルされる描写があった。
また、第10話にて鷹栖が《リロード》を使用した際にも自動的にシャッフルされていた。
どうやらデュエル開始前などを含めデュエルディスクによって自動でシャッフルが行われるようである。
また、「遊星vs氷室」戦では自動でサーチを行う描写も見られる。
- 原作では、「闇遊戯vsパンドラ」戦や「闇遊戯vsマリク」戦などの直前にデュエル前シャッフル(あるいはカット)の描写がある。
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