*シンクロチューナー [#top] #contents [[シンクロモンスター]]かつ[[チューナー]]である[[モンスター]]の通称。~ 元々はアニメ5D'sの劇中で使われた言葉だが、[[OCG]]プレイヤーの間にも広く普及している。~ [[遊戯王ファイブディーズ オフィシャルカードゲーム]]の時代に登場したものの、[[OCG]]化されたのはアニメに登場した3枚のみ。~ その後、[[エクシーズモンスター]]の登場により[[シンクロモンスター]]自体が登場しなくなり、長らく3枚のみという状況が続いた。~ [[SHADOW SPECTERS]]で[[OCG]]オリジナルの[[《焔紫竜ピュラリス》]]が登場し、以降は[[OCG]]オリジナルが増えていった。~ 第9期に入ると[[クリストロン]]の登場もあり、大きく数が増えた。~ -下記のリストの様に、シンクロチューナーが必須の[[シンクロモンスター]]も複数存在する。~ いずれも大型[[モンスター]]で[[デュエル]]に与える影響が大きい性能を持つため、これらを出せるのはシンクロチューナーの大きな利点と言える。~ -[[縛り]]のないシンクロチューナーが幅広い[[レベル]]に存在し、その[[種族]]や[[属性]]も広くばらけている。~ これを利用すれば、本命の[[シンクロモンスター]]が持つ[[チューナー]]の[[縛り]]を実質的に回避する運用が可能となる。~ -シンクロチューナーの中には、[[相手]][[ターン]]中の任意のタイミングで自身を素材とした[[シンクロ召喚]]を行える[[誘発即時効果]]を持つものも存在する。~ これにより、[[シンクロ召喚に成功した]](または[[特殊召喚に成功した]])場合の[[効果]]を[[相手]][[ターン]]に[[発動]]できる。~ [[《氷結界の龍 トリシューラ》]]や[[《月華竜 ブラック・ローズ》]]などの[[相手]][[フィールド]]に干渉する[[効果]]は[[相手]]の展開の思惑を崩す事にも繋がる。~ [[相手]]の[[対象]]を取る[[起動効果]]などに[[チェーン]][[発動]]すれば、[[サクリファイス・エスケープ]]を兼ねた[[シンクロ召喚]]も可能となる。~ この[[効果]]が見えた状態では[[相手]]が[[シンクロ素材]]に[[除去]]を打ってくる事は少ないが、逆に言えば[[相手]]の[[除去]]に対する牽制にはなる。~ -[[環境]]においてもシンクロチューナーが活躍したケースは幾度か見られる。~ --第7期前半では[[《フォーミュラ・シンクロン》]]が[[【ジャンクドッペル】]]で、[[《TG ワンダー・マジシャン》]]が[[【TG代行天使】>【代行者】]]で活躍した。~ 当時は現在よりも[[相手]][[ターン]]に[[モンスター効果]]で干渉する事が難しかったため、上記の[[相手]][[ターン]]での[[シンクロ召喚]]を可能にする利点が活きやすかった。~ --第9期では[[【シンクロダーク】]]において、[[《レベル・スティーラー》]]を絡めた連続[[シンクロ召喚]]を可能にする形で活躍。~ [[《TG ハイパー・ライブラリアン》]]が存在する事で[[手札]]を大量に稼ぎ、増えた[[手札]]で[[《PSYフレームロード・Ω》]]を並べて[[先攻]]全[[ハンデス]]を決める[[コンボ]]が炸裂した。~ 最終的に[[《レベル・スティーラー》]]を[[禁止カード]]にする事態にまで至っている。~ --第10期では、汎用[[カード]]とまで言える普及率を誇る[[《水晶機巧−ハリファイバー》]]から呼び出す[[モンスター]]として利用される。~ 中でも[[《TG ワンダー・マジシャン》]]は相性が非常によく、[[シンクロ召喚]]をほとんど行わない[[デッキ]]にもセットで[[出張]]採用されるケースも目立つ。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメ5D'sは、シンクロチューナーと[[シンクロモンスター]]の素材[[縛り]]を持つ[[シンクロモンスター]]は基本的に「アクセルシンクロモンスター」に分類され、その[[シンクロ召喚]]は「アクセルシンクロ」と呼ばれている。~ [[シンクロ召喚]]をキーとするアニメ5D'sにおいてもシンクロチューナーは特異な存在らしく、作中には3枚しか登場していない。~ ルール上、シンクロチューナーは通常の[[シンクロ召喚]]にも使用できるはずだが、使用されたことはない。~ --「アクセルシンクロ」は、シンクロチューナー1体+[[シンクロモンスター]]の素材で行う、[[相手]][[ターン]]においても可能な[[シンクロ召喚]]である。~ 自身の揺るがない精神・「クリアマインド」の境地に辿りついた時にのみ行う事ができる[[シンクロ召喚]]であるとされ、並外れたスピードと強靭な精神力が要求される。~ そのため、「ブルーノvsプラシド」戦ではゴースト軍団に加速を邪魔されたことでブルーノが、「遊星vsプラシド」戦ではゼロ・リバースの一件で精神的に追い詰められたことで遊星が、それぞれアクセルシンクロに失敗している。~ さらに、この先の境地「トップ・クリアマインド」として、シンクロチューナー+[[シンクロモンスター]]2体で行う「デルタアクセルシンクロ」、更なる境地「オーバートップ・クリアマインド」として、「[[リミットオーバー・アクセルシンクロ>《リミットオーバー・ドライブ》]]」も登場した。~ //字幕より。~ --英語版のアニメ5D'sではアクセルシンクロは「Cosmic Synchro(コズミックシンクロ)」の一部という扱いになっており、この名称は英語版[[Starstrike Blast]]の販促でも使われている。~ こちらは「既存の[[シンクロ召喚]]とは違う[[シンクロ召喚]]」を包括する言葉であり、[[チューナー]]2体を要求する[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]と[[《ヴァイロン・オメガ》]]が含まれている。~ おそらく[[《シューティング・スター・ドラゴン》]]と[[《スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン》]]の名称から名付けられたのだろうが、一方で[[《ヴァイロン・オメガ》]]とも[[《TG ブレード・ガンナー》]]とも、アクセルシンクロの重要なキーワードであったスピードとの関連性が失われている。~ --漫画5D's特別編にて、遊星が[[魔法カード]]《アクセル・シンクロ》によってシンクロ召喚した際の演出が前述の「アクセルシンクロ」と類似している。~ --アクセルシンクロ[[モンスター]]、ならびにその上位種は[[相手]][[ターン]]でも[[シンクロ召喚]]できる[[効果外テキスト]]を持っていたが、[[OCG]]では[[シンクロモンスター]]側ではなくシンクロチューナー側の一部にそれを再現する[[効果]]が付与された。~ --漫画5D'sにおいては「遊星vsレクス・ゴドウィン」戦にて[[《閃こう竜 スターダスト》]]がシンクロチューナーとして覚醒している。~ [[OCG]]化された後のストーリーで判明しているため、[[OCG]]版のこの[[カード]]は従来の[[シンクロモンスター]]となっている。~ --アニメARC-Vでも[[チューナー]]扱いとなる[[シンクロモンスター]]が登場し、[[シンクロモンスター]]同士で[[シンクロ召喚]]する場面はあったが、こちらでは特別扱いされている様子はなかった。~ --[[チューナー]]扱いとなる[[効果]]を持った[[シンクロモンスター]]として、アニメARC-Vではクロウが[[A BF]]を、漫画ARC-Vでは蓮が「[[ホワイト>シリーズカード#White]]」を使用している。~ **関連カード [#card] //文章中の数字やアルファベットは、1文字なら全角、連続なら半角で記述して下さい。 //シンクロチューナーは数が少ないのでレベルを簡略 ***シンクロチューナー一覧 [#list] |>|>|>|>|>|>|CENTER:|c |''[[シンクロモンスター]]''|''[[レベル]]''|''[[チューナー]]''|>|''非[[チューナー]]''|>|''[[相手]][[ターン]]での[[シンクロ召喚]]''| |~|~|~|指定・制限|必要な[[モンスター]]の数|[[メイン>メインフェイズ]]|[[バトル>バトルフェイズ]]| |[[《ヴィサス=アムリターラ》]]|8|1体以上|[[光属性]] (([[チューナー]]でも可能))|1体以上||| |[[《炎斬機マグマ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《ライフ・ストリーム・ドラゴン》]]|~|-|[[《パワー・ツール・ドラゴン》]]|1体||| |[[《シューティング・ライザー・ドラゴン》]]|7|-|-|1体以上|○|| |[[《深海姫プリマドーナ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《イモータル・ドラゴン》]]|6|-|-|1体以上||| |[[《花札衛−月花見−》]]|~|-|-|2体||| |[[《瑚之龍》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《砂漠の飛蝗賊》]]|~|-|-|1体以上|○|| |[[《ドラグニティナイト−ハールーン》]]|~|[[ドラグニティ]]|-|1体以上||| |[[《BF−魔風のボレアース》]]|~|[[闇属性]]|-|1体以上||| |[[《マナドゥム・トリロスークタ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《Golden Cloud Beast - Malong》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《アクセル・シンクロン》]]|5|-|-|1体以上|○|| |[[《焔聖騎士導−ローラン》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《ガーデン・ローズ・フローラ》]]|~|-|-|1体以上|○|| |[[《源竜星−ボウテンコウ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《深海のコレペティ》]]|~|[[《深海のディーヴァ》]]|-|1体以上||| |[[《星杯の神子イヴ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《TG スター・ガーディアン》]]|~|-|[[TG]]|1体以上|○|| |[[《TG ワンダー・マジシャン》]]|~|-|~|1体以上|○|| |[[《B・F−霊弓のアズサ》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《冥府の執行者 プルート》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《水晶機巧−クオンダム》]]|4|-|-|1体以上|○|○| |[[《波動竜フォノン・ドラゴン》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《ルイ・キューピット》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《たつのこ》]]|3|-|-|1体以上||| |[[《HSRコルク−10》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《武力の軍奏》]]|~|-|-|1体以上||| |[[《燐廻の三弦猫》]]|~|-|-|1体以上|○|| |[[《TG マイティ・ストライカー》]]|2|-|-|1体||| |[[《天輪の双星道士》]]|~|-|-|1体||| |[[《フォーミュラ・シンクロン》]]|~|-|-|1体|○|| |[[《焔紫竜ピュラリス》]]|~|-|-|1体||| ***自身の[[効果]]で[[チューナー]]化する(できる)[[シンクロモンスター]] [#list2] |>|>|>|>|>|CENTER:|c |''[[シンクロモンスター]]''|''[[レベル]]''|''[[チューナー]]''|>|''非[[チューナー]]''|''[[チューナー]]化の条件''| |~|~|~|指定・制限|必要な[[モンスター]]の数|~| |[[《Diabolantis the Menacing Mantis》]]|8|-|-|1体以上|自身を[[対象]]に(2)を[[発動]]する([[任意効果]])| |[[《A BF−神立のオニマル》]]|12|-|-|1体以上|[[BF]][[モンスター]]を[[S素材]]にする| |[[《A BF−驟雨のライキリ》]]|7|-|-|1体以上|~| |[[《A BF−涙雨のチドリ》]]|~|-|-|1体以上|~| |[[《A BF−五月雨のソハヤ》]]|5|-|-|1体以上|~| |[[《A BF−雨隠れのサヨ》]]|2|-|-|1体|~| |[[《白闘気白鯨》]]|8|[[水属性]]|[[水属性]]|1体以上|自身の[[効果]]による[[自己再生]]| |[[《白闘気一角》]]|7|~|-|1体以上|~| |[[《白闘気海豚》]]|6|-|-|1体以上|~| |[[《トライエッジ・マスター》]]|~|-|-|1体以上|[[レベル]]3+3または3体以上の[[シンクロ素材]]で[[シンクロ召喚]]| |[[《D・イヤホン》]]|4|-|-|1体以上|自身を[[対象]]に(1)を[[発動]]する([[任意効果]])| ***シンクロチューナーを[[シンクロ素材]]に指定する[[モンスター]] [#material] //素材数に応じて段落分け ―非[[チューナー]]1体(以上) -[[《クリスタルクリアウィング・シンクロ・ドラゴン》]] -[[《水晶機巧−フェニキシオン》]] -[[《シューティング・スター・ドラゴン》]] -[[《シューティング・スター・ドラゴン・TG−EX》]] -[[《真閃こう竜 スターダスト・クロニクル》]] -[[《スターダスト・ウォリアー》]] -[[《TG ブレード・ガンナー》]] -[[《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》]] -[[《白闘気双頭神龍》]] ―非[[チューナー]]2体以上 -[[《コズミック・クェーサー・ドラゴン》]] -[[《コズミック・ブレイザー・ドラゴン》]] -[[《シューティング・クェーサー・ドラゴン》]] -[[《聖こう神竜 スターダスト・シフル》]] -[[《TG グレイヴ・ブラスター》]] -[[《TG ハルバード・キャノン》]] ***シンクロチューナーに関連する[[効果]]・[[効果外テキスト]]を持つ[[カード]] [#effect] -[[《ブラックフェザー・アサルト・ドラゴン》]] //固有の召喚条件として -[[《水晶機巧−ハリファイバー》]] -[[《リミットオーバー・ドライブ》]] -[[《星満ちる新世壊》]] **関連リンク [#link] -[[チューナー]] -[[シンクロモンスター]] -[[用語集]]