一般的にはそれ自体が無かったことになるという意味で使われるが、この場合は「ターンやフェイズは存在しているが、そこで行う処理が何もできなくなる」という意味なので注意したい。
例えば、《光の護封剣》・《魔のデッキ破壊ウイルス》等のターンカウントは1つ進み、《光の封札剣》・《ワーム・ホール》等で一定期間だけ除外したカードは次のスタンバイフェイズに戻すのではなく、それ以降全く戻せなくなる。
また、特定のフェイズで発生する維持コストやダメージ等も処理しない。
逆に、本当にそれ自体が無かったことになるものは「○○フェイズを行えない」というテキストで書かれている。
例えば、《アーティファクト・ムーブメント》(「スキップする」)はバトルフェイズに入ること自体はできるが、《覇者の一括》(「行う事ができない」)はそれすらできない。
さらにこの2つが重なると、片方が消えるのではなく「スキップする」が次のターンに持ち越される(○○フェイズ自体がなければスキップもできないため)。
例えば、自分のターンに《砂塵の大嵐》で相手の《アーティファクト・ムーブメント》を破壊した場合、そのターン中バトルフェイズに入ることはできず、次の自分ターンのバトルフェイズは入れるが何もせずに消化することになる。
―バトルフェイズをスキップするカード
※「バトルフェイズを行えない」カードは誓約効果及びバトルフェイズのページを参照。
Q:《氷霊神ムーラングレイス》の効果でバトルフェイズがスキップされる場合、メインフェイズ2に入る事はできますか?
A:いいえ、メインフェイズ2に入る事はできません。(13/03/22)