ストラクチャーデッキ †
40枚以上のデッキの体裁をとった商品、いわゆる「構築済みデッキ」のこと。
「ストラクチャー(structure)」とは『構造』や『建物』を意味する。
商品毎に決められたテーマに沿ってデッキが構成されており、何枚かの新規カードが収録されるのが恒例となっている。
その他はこれまでに販売されたカードが再録されるが、絶版カードや絶版ではないものの入手困難な状況にあるカードが選ばれることも多い。
ロスト・サンクチュアリまでは「中級者向け」と銘打たれていたものの、新規参入者の必須カード獲得や、特定のデッキのキーカード回収(パーツ取り)にも向いている。
また、ルールブックやデュエルフィールド、デッキカスタマイズのアドバイスも付属しているため、初心者が買っても申し分ない商品である。
新しく遊戯王OCGを始めたいという人は、まずは最新のSTARTER DECKと興味がわいたテーマのストラクチャーデッキを混ぜ合わせてみるのがよいだろう。
- 過去に販売されたストラクチャーデッキに収録されているカードが、現在では禁止カードに指定されている事もある。
こうした1箱ではすぐに遊べなくなる状況を防ぐためか、第4期以降は一度でも禁止カードになったカードは収録されない傾向にあった。
しかし、第6期以降は禁止経験のあるカードも収録されるようになっており、そのほとんどは禁止カードに戻っていない。
- 2019年6月21日に、これから発売するストラクチャーデッキのテーマを決める投票企画が開始された。
6月27日までの予選投票で20テーマから5テーマを決定し、7月3日までの最終投票で1位のテーマのストラクチャーデッキが新カード多数収録の上で商品化されるというものである。
選択肢は以下の通りであり、予選投票・最終投票の両方で「シャドール」が1位となった。
- 各期の収録カードとその傾向について―
- 第2期〜第3期
原作のキャラクターをテーマにしている。
いわゆるファンデッキとしての側面が強く、デッキとしての完成度は低い。
まとまったデッキ構築は困難と判断されたのか、「デュエリストのカードを集めた商品」というコンセプトはデュエリストパックに移行された。
- 第8期後半〜
漫画・アニメのキャラクターをイメージしたストラクチャーデッキが登場。
ただし、第2〜3期のそれと異なり、該当キャラクターの使用カードにこだわらず相性の良いカードを投入し、ファンデッキ要素と実用性を両立させた構築となっている。
また、エクストラデッキに投入するモンスターカードが収録されるようになった。
- 第9期〜
過去のストラクチャーデッキをリメイクした「ストラクチャーデッキR」が登場。
それに伴い現環境に対応できるように大幅に強化され、【帝コントロール】のように全く別物と化したデッキもある。
また、12年ぶりにキャラクターの名前を冠したストラクチャーデッキが登場。
第2期〜第3期と同様にファンデッキに近い構成となっており、第8期に登場した物と比べてデッキとしての完成度は低いが、新規カードは強力な性能となっている。
- 第10期〜
「ストラクチャーデッキR」の他、アニメに登場したキャラクターをテーマとしたストラクチャーデッキも発売されている。
第2期〜第3期を彷彿とさせるが、デッキの完成度・カード性能のまとまりは段違いとなっている。
- ストラクチャーデッキの名は冠していないが、以下の商品もデッキ単位で販売された商品であり、ストラクチャーデッキに近い。
- 第1期
- 第2期
- 第4期
- 第5期
- 第6期
- 第7期
- 第8期
- 第9期
- 第10期
ストラクチャーデッキ新規収録カードリスト †
―エクストラデッキ強化パック
―エクストラデッキ強化パック
―エクストラデッキ強化パック
ストラクチャーデッキR新規収録カードリスト †
関連リンク †