*スピリット/Spirit [#de115ae0]
 [[Mythological Age −蘇りし魂−]]で登場した、[[カード]][[テキスト]]に【○○族・スピリット】と表記されている[[モンスター]]群の総称。~
 [[《大和神》]]以外の全ての[[モンスター]]が、以下の共通する[[効果外テキスト]]と[[誘発効果]]を持つ。

 このカードは特殊召喚できない。
 召喚・リバースしたターンのエンドフェイズ時に持ち主の手札に戻る。

 自身の[[効果]]で[[手札]]に戻るのは「[[召喚・リバースした]][[ターン]]の[[エンドフェイズ]]時」のみであり、そのタイミングが過ぎるとその[[効果]]は[[適用]]されない。~
 よって、[[《伊弉凪》]]等の[[効果]]で[[フィールド]]に留まったスピリットは、その後自身の[[効果]]で[[手札]]に戻ることはない。~
 また、[[手札]]に戻る[[効果]]が[[発動]]するのは、当然ながら[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在している場合に限られる。~
 [[墓地]]や[[除外]]からは[[発動]]せず、[[手札]]に戻るべきタイミングで[[裏側表示]]になっている場合は[[手札]]には戻らない。~
 加えて、[[手札]]に戻るのは[[誘発効果]]であるため、[[《サンダー・ブレイク》]]等の[[モンスター除去]]を[[チェーン]]されると[[手札]]に戻るのを阻害される。

-基本的に[[召喚]]権を使わずには[[フィールド]]に出せない上に、[[エンドフェイズ]]には[[手札]]に戻ってしまうため非常に場持ちが悪い。~
しかし、[[手札]]に戻るということは、[[相手]][[ターン]]には[[フィールド]]にいないので、[[戦闘]]や[[魔法・罠カード]]によって[[除去]]されにくいという利点にもなる。~
[[召喚・リバースした]]時に[[発動]]する[[誘発効果]]を再利用することも出来る。~
ただし、その性質上[[《縮退回路》]]や[[《マインドクラッシュ》]]に非常に弱い。~
また、スピリット[[モンスター]]を[[捨てさせる>捨てる]][[効果]]を持つ[[《封神鏡》]]という専用の[[メタカード]]も存在している。

-一切の[[特殊召喚]]ができないため、一度[[墓地へ送られた]]後に再利用するのはかなり難しい。~
再利用したいなら[[《貪欲な壺》]]や[[《死者転生》]]等といった[[サルベージ]]系統の[[カード]]で[[手札]]や[[デッキ]]に戻す必要がある。~
現在は[[墓地]]のスピリット[[モンスター]]を[[コスト]]にできる[[《大和神》]]が存在するため、最初からそちらに利用することだけを考えるのも良いだろう。

--[[特殊召喚]]できないので[[相手]][[ターン]]での奇襲は難しいが、[[《血の代償》]]を使えば[[相手]][[ターン]]にも[[召喚]]することができる。~
[[《竜宮之姫》]]は擬似[[《エネミーコントローラー》]]、[[《月読命》]]は擬似[[《月の書》]]、[[《砂塵の悪霊》]]は擬似[[《ブラック・ホール》]]となり、[[相手]]の行動を妨害できる。

-[[召喚・リバースした]]時に[[効果]]を[[発動]]するイメージが強いが、そのタイミングで[[発動]]する[[効果]]を持つスピリットは全体の半分ほど。~
残りのスピリットは[[戦闘ダメージを与えた]]時などの[[戦闘]]関連の[[効果]]を持つものが多い。~
スピリットの共通[[効果]]とあわせてヒットアンドアウェイが可能だが、[[攻撃]]反応型[[罠カード]]には注意が必要である。

-スピリット[[モンスター]]は、主に『古事記』などの日本神話に描かれている神々がモデルになっており、それらの[[英語名]]は基本的に日本語名をアルファベット表記にしただけである。~
最近ではそれらと関係なく、遊戯王のバックストーリーを反映してスピリットになっている[[モンスター]]も登場している。

-原作・アニメにおいて―~
アニメオリジナル「乃亜編」では、遊戯が海馬から引き継いだ[[デュエル]]で乃亜が[[使用]]している。~
あちらの世界では、スピリットはペガサスが東洋の神秘を見て思いついた幻のシリーズであるらしい。~
--この[[デュエル]]では、アニメ[[オリジナルカード]]としてスピリット[[モンスター]]1体を[[サルベージ]]する[[罠カード]]《地鎮祭》と、スピリット[[モンスター]]が[[破壊された]]時に「スピリットトークン」を[[特殊召喚]]する[[罠カード]]《幻影の器》が登場している。

**関連カード [#k40c2dd5]
―スピリット[[モンスター]]
-[[《阿修羅》]]
-[[《伊弉波》]]
-[[《因幡之白兎》]]
-[[《竜宮之姫》]]
-[[《金華猫》]]
-[[《軍荼利》]]
-[[《雷帝神》]]
-[[《月読命》]]
-[[《氷結界の神精霊》]]
-[[《不死之炎鳥》]]
-[[《磨破羅魏》]]
-[[《夜叉》]]
-[[《八汰烏》]]
-[[《リチュア・エミリア》]]
-[[《リチュア・ナタリア》]]

-[[《偉大天狗》]]
-[[《砂塵の悪霊》]]
-[[《鳳凰》]]
-[[《大和神》]]

-[[《火之迦具土》]]
-[[《八俣大蛇》]]

―スピリット[[モンスター]]に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《伊弉凪》]]

-[[《草薙剣》]]
-[[《封神鏡》]]
-[[《八尺勾玉》]]
-[[《八汰鏡》]]
-[[《霊子エネルギー固定装置》]]

-[[《スピリットの誘い》]]
-[[《八汰烏の骸》]]

**関連リンク [#d9dc6189]
-[[《邪悪なるワーム・ビースト》]]

-[[《スピリット・バーナー》]]

-[[【スピリット】]]
-[[【上級スピリット】]]
-[[【金華猫】]]
-[[【八汰ロック】]]

-[[公式用語集]]

**FAQ [#x54d7b6d]
Q:「この[[カード]]は[[特殊召喚]]できない」という一文の[[効果]]分類は何ですか?~
A:[[モンスター]][[効果]]としては扱いません。(12/08/27)

Q:[[エンドフェイズ]]に[[《光と闇の竜》]]が存在する場合、どう処理しますか?~
//A:[[調整中]](11/02/10)
//A:スピリット[[モンスター]]の[[手札]]に戻る[[効果]]は1[[ターン]]に1度しか[[発動]]しません。~
// この場合は[[手札]]に戻る[[効果]]が[[無効]]となり、スピリット[[モンスター]]は[[フィールド]]に残り続けます。(11/02/03)~
A:[[《光と闇の竜》]]の[[攻撃力]]または[[守備力]]が下がらなくなるまで、1体のスピリットの[[効果]]が繰り返し[[発動]]します。(11/06/08)~

Q:[[エンドフェイズ]]に[[《スキルドレイン》]]が存在する場合、どう処理しますか?~
A:[[効果]]が一度[[発動]]し[[無効]]化され、二度目の[[発動]]はしません。(11/06/08)~

Q:[[エンドフェイズ]]に[[《光と闇の竜》]]と[[《スキルドレイン》]]が存在する場合、どう処理しますか?~
A:[[効果]]が一度[[発動]]し[[無効]]化され、二度目の[[発動]]はしません。(11/06/08)~

Q:[[エンドフェイズ]]に[[《光と闇の竜》]]と[[《能力吸収石》]]が存在する場合、どう処理しますか?~
A:[[調整中]](11/06/08)~

Q:[[相手]]の[[《エフェクト・ヴェーラー》]]等によって[[自分]]のスピリットの[[効果]]を[[エンドフェイズ]]まで[[無効]]化された場合、どう処理しますか?~
A:まず、[[自分]]がスピリットの[[効果]]を処理するかしないかを選択し、次に[[相手]]が[[《エフェクト・ヴェーラー》]]の[[効果]]の[[適用]]を終了する処理をするかしないかを選択します。~
  つまり、[[自分]]が先に処理すれば[[効果]]は[[無効]]化され[[フィールド]]に残り、[[相手]]が先に処理すれば[[効果]]は[[適用]]され[[手札]]に戻ります。~
  なお、[[お互い]]に処理をしない事を選択した場合、[[自分]]から処理を行う事になり[[フィールド]]に残ります。(12/09/05)~

Q:[[召喚・リバースした]]時に効果が発動する[[スピリット]][[モンスター]]を召喚した時、[[《エンペラー・オーダー》]]の[[効果]]を[[使用]]できますか([[召喚に成功した]]時として扱いますか)?~
A:[[調整中]](13/03/11)~