遊戯王カードWiki - ソリティアのバックアップ(No.49)

ソリティア/solitaire †

　solitaireとは、一人遊び全般のことを指す言葉である。
　遊戯王OCGを始めとする対戦型TCGの世界では、「自分だけ一方的に連続してプレイする、もしくは相手の抵抗を許さず展開するプレイ」を表わす言葉として使われる。

対人ゲームであるTCG、遊戯王OCGは、自分と相手がいて初めてゲーム(及びデュエル)は成立する。
しかし、一部の１ターンキルデッキやロックデッキ、無限ループコンボデッキなどが使用された場合「ソリティア」が発生する。

１ターンキルや無限ループに特化したデッキでなくても、ソリティアを仕掛ける側のターンにやる事が多く、尚且つ強力なデッキなどは特にソリティアと呼ばれやすい（【シンクロアンデット】など）。
延々と大量のモンスターが展開され、なかなか相手にターンが渡らないためである。

【デッキ破壊１キル】などの《メタモルポット》や《手札断殺》を使うタイプのものは、ソリティアを受けている防御側のプレイヤーに余分な（しかもほぼ無意味な）手札交換などの行動を強いるため、余計にたちが悪い。

一旦ソリティアプレイが始まってしまうと防御側のプレイヤーは抵抗すらできなくなるため、マッチ戦でサイドデッキから対策しなければ、勝利は難しい。
特に先攻側のソリティアを脱するには手札誘発効果を持つカードが初手に存在する必要がある。
勿論、そのサイドデッキすら無力と化す【ＭＣＶ】の様な【Ｖドラコントロール】系統のデッキは、最悪のソリティアデッキと言える。

《大寒波》はソリティアととても相性が良い為、良く使われる。
墓地が公開情報のため、発動してしまえば実質手札で発動する効果モンスターにだけ注意すればいいからである。

相手に抵抗を許さないため、デッキの組み方によっては普段ではなかなかできないコンボを決めたり、召喚の難しいモンスターなども簡単に召喚することもできる。

皮肉のように聞こえる表現だが、決してルールやマナーに違反しているわけではない。

誤解されがちだが、Windowsに標準で「ソリティア」という名称で付属しているトランプのゲームは、ソリティアの一種に過ぎない。

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