ソリティア/solitaire †
ソリティアとは、一人遊び全般を指す言葉である。
遊戯王OCGを始めとする対戦型TCGでは、「自分だけ一方的に連続してプレイすること」を表わす言葉として使われる。
誤解されがちだが、Windowsに標準で「ソリティア」という名称で付属しているトランプゲームは、正式には「クロンダイク」という数あるソリティアの一種で、全てのソリティアの基本である。
対人ゲームであるTCGにおいて、一人遊びをしているかのように一方的にプレイをしてはゲームが成り立たなくなる。
そうした「相手の抵抗を許さず展開するプレイ」を皮肉・揶揄した表現である。
- ソリティアそのものは決してルールに違反しているわけではない。
むしろドローソースなど、ソリティアを安易に成立させるカードは何らかの規制がかけられるのが常であり、勝敗に直結する形で発生させられる状況は限定されたものとなる。
また、ソリティアを成立させるには特定のコンボを連続する必要がある(=必然的にコンボデッキとなる)為、メタを張りやすくマストカウンターも見切りやすい。
そのため先攻1ターン目に仕掛けられたのならばともかく、頻繁にソリティアの成立を許してしまう場合は、それは仕掛けられた側のデッキ構築やサイドデッキの作り方に問題があるといえる。
- とはいえ相手の時間を不毛に消費させることになることは事実であり、そうしたデッキを嫌うプレイヤーもまた多いため、マナーの観点から、フリープレイでは予め「ソリティアが起こりやすいデッキを使いたい」と了承を取った方がよいだろう。
大会で使用する際にも、可能な限りプレイの所要時間を短くするよう、プレイングの練習を重ねておきたい。
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