*タッグデュエル [#o0633ddf]
 ペアvsペアで、[[デュエル]]を行う事。~
 原作やアニメ、ゲームでは頻繁に登場し、一部イベントやフリープレイで行われるものは存在していたが、長らく公式ルールは存在しなかった。~
 2012年に「公認カジュアル大会」が催される事に伴い、ようやく公式でのルールも制定された。~
 主なルールは、「[[タッグデュエルのあそびかた:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/tagduel.php]](外部サイト)」を参照。~
 また公式でのルール制定に合わせてかVジャンプ誌面上(2012年12月号)及びVジャンプ動画内において「最強カリスマタッグ決定戦」が行われた。~

-コナミカードゲームステーションでは、親子大会限定であるものの、タッグデュエルの大会が行われている。~
ルールは、[[TAG FORCE>ゲーム付属カード#w02aab36]]のタッグデュエルルールを準用している。~
//また、バトルロイヤルルール(後述)による大会も存在しており、一方的な試合にならないために多数の制限が設けられている。~
//後述と書いてあるけどどこに書いてあるんだ?

-海外版の販売をしていた[[UpperDeck]]社の公式ページには、タッグフォースルールとも違う独自のタッグデュエルルールが存在していた。~
//http://entertainment.upperdeck.com/yugioh/en/gameplay/team_dueling/default.aspx
また、現在のYCSのサブイベントとして行われるタッグデュエルも日本のものとは異なり、下記のアニメでのルールに近い([[UpperDeck]]社のものとも微妙に異なる)。~
[[フィールド]]はそれぞれの[[プレイヤー]]が別に持ち、[[ライフ]]は16000からのスタート。~
さらに[[制限>制限カード]]・[[準制限>準制限カード]]もチーム全体にかかる。~
パートナーの[[モンスター]]を[[リリース]]したり、[[シンクロ素材]]にする事はできるが、[[攻撃]]や[[効果の発動]]は[[自分]]が[[コントロール]]する[[カード]]でしか行えない。~
パートナーとの相談は可能だが、[[相手]]チームにも聞こえるように暗号等を使わずに行わなければならない。~
//http://www.yugioh-card.com/en/events/2013/YCS_SanMateo_FAQ.html#b

-[[チャンピオンシップ]]等の非公認大会では、ローカルルールで行われる事がある。~
大会に参加する場合、またフリープレイでローカルルールを採用する場合、以下のことは予め[[相手]]と確認しておくといいだろう。~
--[[フィールド]]は2人で共用するか
--[[ライフポイント]]は2人で共用するか
--[[エクストラデッキ]]は2人で共用するか
--片方が敗北した時点でパートナーも敗北となるか
--パートナーの[[モンスター]]を[[リリース]]などの[[コスト]]や[[壁]]にしたり、[[墓地]]のカードを利用することができるか
--パートナーの[[モンスター]]を[[融合素材]]・[[シンクロ素材]]・[[エクシーズ素材]]として使用できるかどうか
--パートナーの[[モンスター]]に[[装備カード]]を付けられるか
--[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の[[フィールド]]全体に影響のあるカードは双方に適用されるか
--2人同時に[[ターン]]を行うか、交互に行うか
--[[バトルフェイズ]]は、何巡目のどの[[プレイヤー]]の[[ターン]]から与えられるのか
--相談や[[手札]]の見せ合いはできるのか

-原作・アニメにおいて―~
「遊戯&城之内vs迷宮兄弟」戦や「遊戯&海馬vs光の仮面&闇の仮面」戦などで行われている。~
参考までに、後者でのルールはこちら。
--[[フィールド]]は2人で共用しない
--[[ライフポイント]]は2人で共用しない
--片方が敗北した時点ではパートナーは敗北とならない
--パートナーの[[モンスター]]を[[生け贄]]や[[壁]]にしたり、[[墓地]]のカードを利用することができる~
(ただし、利用される側のプレイヤーの許可が必要)~
--[[《ライトニング・ボルテックス》]]等の[[フィールド]]全体に影響のあるカードは双方に適用される
--[[自分]]→[[相手]]1→パートナー→[[相手]]2→[[自分]]…と[[ターン]]を行う
--全ての[[プレイヤー]]は1[[ターン]]目に[[攻撃]]できない
--相談や[[手札]]の見せ合いはできない~
-~
その他、アニメオリジナルでは1対2、3、4の変則[[デュエル]]も行われている。~

--アニメGXでもタッグデュエルはしばしば行われたが、上記の原作ルールに準じたルールが用いられていた。~
漫画GXとアニメ5D'sでは、下記のTAG FORCEシリーズにほぼ準拠したルールでタッグデュエルを行なっている。~
アニメ5D'sにおいてこのルールは「タッグフォースルール」と呼称されていた。~
一方で、アニメZEXALではタッグフォースルールではなく、それ以前の原作・アニメルールでのタッグデュエルが行われている。~
1対多の変則[[デュエル]]の場合、1人で戦う[[プレイヤー]]の初期[[ライフ]]や[[手札]]枚数にハンデが設けられることもある。~

--あちらの世界では公式ルールが存在するらしく、アニメGXの「剣山&翔vs氷丸&雷丸」戦などではタッグデュエル専用[[カード]]《リフレクター・ビット》、[[永続魔法]]《サイドアタック》、[[永続罠]]《回転舞台 レボルティング・ステージ》・《パートナーチェンジ》が登場した。~

--多人数で行う[[デュエル]]としては、この他に「バトルロイヤル」(バトルロワイヤル、サバイバルとも)というのも存在する。~
バトルシティ編の「遊戯vs城之内vs海馬vsマリク」戦のような、ペアを組まない多人数[[デュエル]]である。~
アニメARC-V「北斗vs真澄vs刃vs黒咲」戦のように、実質1対多の変則[[デュエル]]であってもバトルロイヤル・ルールを採用することもある。~

--アニメARC-Vでは、バトルロイヤルで[[デュエル]]中にも発生する事がある。~
成立している[[デュエル]]2組が混戦する場合と、2対1の[[デュエル]]で1人の陣営に他者が加勢する場合の2通りがあるが、後者ではペナルティとして加勢する[[プレイヤー]]の[[ライフ]]が2000減るというルールになっている。~
また、「1順目は全員[[攻撃]]できない」というこれまでのルールとは異なり、「2人目の[[ターン]]からは任意の[[プレイヤー]]に[[攻撃]]可能」というルールの様である。~
従って、「遊矢vsオベリスクフォース3人組」戦では4人目となった遊矢が全く[[カード]]を[[プレイ]]する機会がないまま2人の[[直接攻撃]]を受けており、[[ターン]]の順番によるハンデ差が著しいものになっている。~
[[ターン]]の順番はその時次第で異なっており、「ランサーズ候補7人(途中乱入4人含む)vsオベリスクフォース3人組」戦では未知夫から黒咲まで5人連続で味方[[ターン]]が続いていた。~

//↓不明瞭すぎる。オベリスクフォースや◯◯など、…仕掛けて来るデュエリストもいる。みたいに具体化した方がいいと思う。
//---作中でスタンダード次元以外の次元の何らかの組織に所属するデュエリストは、[[デッキ]]を統一して多人数で[[デュエル]]を仕掛ける事が多い。~
//これにより[[サポートカード]]を共有する事で仲間の[[カード]]を利用して展開するという戦術を取っており、2人以上のタッグデュエルを前提としたような[[カード]]も多く使用されている。~
---作中では、[[デッキ]]を統一して多人数で[[デュエル]]を仕掛けるデュエリストもいる。~
[[サポートカード]]を共有する事で仲間の[[カード]]を利用して展開するという戦術を取っており、2人以上のタッグデュエルを前提としたような[[カード]]も多く使用されている。~
例として[[アンティーク・ギア]]を使うオベリスクフォースや「[[ゴヨウ>《ゴヨウ・ガーディアン》]]」を使うセキュリティが挙げられ、この戦法をとるのは[[デュエル]]を戦争や捕縛の道具として扱う者たちが多い。~
なお、味方の[[フィールド]]の[[カード]]は[[自分]][[フィールド]]の[[カード]]として扱えるようである。

-コナミのゲーム作品において―~
TAG FORCEシリーズでは、タッグデュエルをメインとしている。~
ルールは以下の通り。
--[[自分]]&相方vs[[相手]]A&[[相手]]Bの例で考える。~
こちらのチームが先攻の場合、[[ターン]]は「[[自分]]→[[相手]]A→相方→[[相手]]B→[[自分]]→…」の順に行う。~
厳密には、「''[[自分]]''vs[[相手]]B→[[自分]]vs''[[相手]]A''→''相方''vs[[相手]]A→相方vs''[[相手]]B''→''[[自分]]''vs[[相手]]B→…」といった風に回していく。~
[[自分]]の[[ターン]]が終了した後も、相方の[[ターン]]が来るまで場に立ったまま残るのである。~
以下は、そのルールに影響されそうな事例をいくつか挙げる。
---[[《メタモルポット》]]が[[リバース]]した場合、そのときの場に立っている[[プレイヤー]]2人のみが[[手札交換]]する。~
先攻1[[ターン]]目に[[自分]]が[[《手札抹殺》]]を使用した場合、その時場に立っている[[プレイヤー]]、すなわち[[自分]]と[[相手]]Bの2人のみが[[手札交換]]する。
---[[手札]]・[[デッキ]]に[[バウンス]]する場合、その時場に立っている[[プレイヤー]]の[[手札]]・[[デッキ]]に[[戻す]]。
---[[《魔のデッキ破壊ウイルス》]]を使用した場合、[[手札]]を[[ピーピング]]されるのは、その時場に立っている[[プレイヤー]]のみ。~
もう一方の[[プレイヤー]]は、次の[[ドローフェイズ]]に[[ドロー]]した[[カード]]だけ[[確認]]されることになる。
---[[《D.D.クロウ》]]を使用できるのは、[[自分]]が場に立っている間のみ。
--[[攻撃]]できないのは1[[ターン]]目のみ。~
上記の例でいえば、[[相手]]Aの[[ターン]]以降は[[バトルフェイズ]]を行うことができる。
--[[手札]]、[[デッキ]]、[[エクストラデッキ]]は別々に扱う。
--[[フィールド]]、[[墓地]]、[[除外]]ゾーン、[[ライフポイント]]は相方と共有する。
---[[手札]]は別だが[[ライフポイント]]は共有という特性上、初期ライフが1対1の時と同じ8000の場合は[[【フルバーン】]]でのタッグが非常に強力となっている。~
[[お互い]]に700ポイント以上の[[ダメージ]]を与えるカード40枚で[[デッキ]]を組めば一往復で勝利できる。
--[[デッキ]][[サーチ]]や[[手札コスト]]は、[[自分]]の所しか使えない。~
(相方の[[手札]]・[[デッキ]]に直接干渉する事はできないが、[[《おろかな埋葬》]]などを伏せ、次の相方の[[ターン]]に相方が使用する事で、間接的には干渉できる。)
--[[フィールド]]からの[[リリース]]及び[[墓地]]からの[[蘇生]]は、共有なので相方の[[カード]]を使ってもよい。
--相方と[[手札]]を見せ合う事はできない。~

-「[[デッキ]]・[[手札]]は個別に」、「[[フィールド]]・[[墓地]]は共有して」扱うルール上、一部のカード・[[デッキ]]がシングルデュエルより格段に強化される。~
上記の[[【フルバーン】]]をはじめ、例えば[[攻撃力]]が23000にまで跳ね上がる[[《ワイトキング》]]、主力[[モンスター]]が計12枚体制になる[[【ハーピィ】]]、3つある[[効果]]を全て得られる[[《神竜−エクセリオン》]]が挙げられる。~
一方、自分の[[モンスター]]を相方の[[デッキ]]に持っていかれてしまう[[【剣闘獣】]]、[[時械神>《時械神メタイオン》]]や、お互いの[[プレイヤー]]が[[半上級モンスター]]を[[手札]]で腐らせあう[[【インティ&クイラ】]]、[[破壊]]しなければならない枚数が倍になる[[【デッキ破壊】]]・[[ハンデス]]など、シングルデュエルのほうが強い[[デッキ]]もある。

**関連リンク [#pec3641e]
-[[デュエル]]

-[[大会用語集]]

**外部リンク [#d4cf5dc3]
-[[タッグデュエルのあそびかた:http://www.yugioh-card.com/japan/howto/tagduel.php]]

-[[タッグデュエルのルール:http://www.konami.jp/gs/game/yugioh_tf/duel02.html]](「遊戯王デュエルモンスターズGX TAG FORCE」公式サイト)

**FAQ [#x599a448]
Q:タッグデュエルでは[[《神竜−エクセリオン》]]など普通の[[デュエル]]と違う[[効果]]処理が行われる[[カード]]がありますが、これらの裁定は聞くことができますか?~
A:審判の判断に任せます。(13/01/25)~