*ダブルコストモンスター/Double Tributer [#heea8f89]
 [[アドバンス召喚]]の際に、1枚で2体分の[[リリース]]として扱える[[効果モンスター]]の総称。~
 これらは[[ルール効果]]に分類される。
*ダブルコストモンスター/Double Tributer [#top]
 [[アドバンス召喚]]の際に、1枚で2体分の[[リリース]]として扱える以下のような[[分類されない効果]]を持つ[[効果モンスター]]の俗称。~

 ○○モンスターをアドバンス召喚する場合、
 このカードは2体分のリリースとする事ができる。
 (X):(○○)モンスターをアドバンス召喚する場合、
 このカードは2体分のリリースにできる。

―[[属性]]
-[[《カイザー・シーホース》]]―「[[光>光属性]]」
-[[《ダブルコストン》]]―「[[闇>闇属性]]」
-[[《トロイホース》]]―「[[地>地属性]]」
-[[《ヒゲアンコウ》]]―「[[水>水属性]]」
-[[《炎を支配する者》]]―「[[炎>炎属性]]」
-[[《暴風小僧》]]―「[[風>風属性]]」
 [[裏側守備表示]]のダブルコストモンスターを[[リリース]]したり、[[最上級モンスター]]を[[アドバンスセット]]したりする事も可能。~
 ただし、いずれも[[モンスター効果]]の[[適用>効果の適用]]を[[宣言]]する必要はある。~

―[[属性]]・[[通常モンスター]]
-[[《ホーリーフレーム》]]―「[[光>光属性]]・[[通常モンスター]]」
-[[《ダークフレーム》]]―「[[闇>闇属性]]・[[通常モンスター]]」
-[[《ガイアフレーム》]]―「[[地>地属性]]・[[通常モンスター]]」
-[[《ウィンドフレーム》]]―「[[風>風属性]]・[[通常モンスター]]」
-[[フィールド]]に[[表側表示]]で存在する場合、[[《スキルドレイン》]]等に[[効果]]は[[無効]]化される。~
一方、[[《スキルドレイン》]]があっても[[裏側表示]]である時には[[効果]]が[[無効]]化されない。~
--[[フィールド]]以外から[[アドバンス召喚]]のために[[リリース]]する時も[[適用]]される様に見えるが、現状[[アドバンス召喚]]のために[[フィールド]]以外から[[リリース]]を行える[[カード]]が存在しない。~

―[[属性]]・[[種族]]
-[[《ジェルエンデュオ》]]―「[[光>光属性]]・[[天使族]]」
-[[三邪神]]等の3体を[[リリース]]しての[[通常召喚]]にも、2体分の[[リリース]]として使用できる。~
しかし[[《D−HERO Bloo−D》]]や[[《D−HERO ドグマガイ》]]等は[[リリース]]しての''[[特殊召喚]]''であるため2体分の[[リリース]]として使用できない。~

―[[種族]]
-[[《ミンゲイドラゴン》]]―「[[ドラゴン族]]」
-[[《ローズ・ウィッチ》]]―「[[植物族]]」
-あくまでも2体分扱いにできるだけで、[[リリース]]した[[モンスター]]の数は1体である。~
故に、ダブルコストモンスターを[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]した[[《合成魔獣 ガーゼット》]]は「2体の合計」という条件を満たせず[[攻撃力]]は0となり、[[《百獣王 ベヒーモス》]]で[[サルベージ]]できる[[モンスター]]は1体のみである。~

―[[特定のモンスター群>カードの名前]]
-[[《アルカナフォースVI−THE LOVERS》]]―「[[アルカナフォース]]」
-[[《インヴェルズ万能態》]]―「[[インヴェルズ]]」
--なお、[[《ギルフォード・ザ・ライトニング》]]や[[《神獣王バルバロス》]]をダブル(トリプル)コストモンスターを用いて[[アドバンス召喚]]した場合は[[全体除去]]を[[発動]]できる。~
後者に関しては、「3体を[[リリース]]すること」が条件ではなく、「自身の(3)の[[効果]]で[[召喚に成功する>召喚に成功した]]こと」が条件だから[[テキスト]]通りの[[裁定]]と言える。~
一方、前者に関しては「[[モンスター]]3体を[[リリース]]して」と記述されているため条件に反する筈なのだが、何故か同様の[[裁定]]が下されている。~

 これらの[[モンスター]]1体を[[リリース]]にして[[セット]]する場合、[[最上級モンスター]]でも見せないで[[アドバンスセット]]できる。~
 逆に、[[セット]]状態のダブルコストモンスターを[[リリース]]して[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]もできる。
--[[《インヴェルズ・ガザス》]]も「[[《インヴェルズ万能態》]]1体を[[リリース]]した場合でも[[発動条件]]を満たす」という[[裁定]]が下されている。~

-[[フィールド]]上に[[表側表示]]で存在する場合、[[《スキルドレイン》]]等に[[効果]]は[[無効]]化される。~
一方、[[《スキルドレイン》]]があっても[[裏側表示]]である時には[[効果]]が[[無効]]化されない。
-[[STRUCTURE DECK−海馬編−]]で登場した[[《カイザー・シーホース》]]が、その開祖である。~
そして[[FLAMING ETERNITY]]の[[《暴風小僧》]]と[[《炎を支配する者》]]で、六[[属性]]のダブルコストモンスターが出揃った。~
その後は[[種族]]に関するものや[[カテゴリ]]に関するもの等、様々なバリエーションが登場している。~

-[[三邪神]]等の3体を[[リリース]]しての[[通常召喚]]にも2体分の[[リリース]]として使用できる。~
しかし[[《D−HERO Bloo−D》]]や[[《D−HERO ドグマガイ》]]等、[[リリース]]しての[[特殊召喚]]時には2体分の[[リリース]]として使用できない。~
-[[《ウィンドフレーム》]]に対応する[[モンスター]]は、登場時点で1体も存在しなかったため、[[《ウィンドフレーム》]]の[[効果]]は[[使用]]できなかった。~
その後、[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で[[《始祖神鳥シムルグ》]]が登場したことにより、ようやく[[効果]]が意味を持つことになった。~

-[[《ウィンドフレーム》]]に対応する[[モンスター]]は登場時点で1体も存在しなかった。~
つまり、[[《ウィンドフレーム》]]の[[効果]]は[[使用]]できなかったのである。~
その後、[[LIGHT OF DESTRUCTION]]で[[《始祖神鳥シムルグ》]]が登場したことにより、ようやく[[効果]]が意味を持つことになった。
-ダブルコストモンスターならぬ''トリプルコストモンスター''としては、現状[[《神・スライム》]]と[[《機殻の凍結》]]([[罠モンスター]])が存在している。~
また、エイプリルフール[[ネタ]]であるが、[[神属性]]対応のトリプルコストモンスターである《&ruby(カイザー・シーホース){帝王海馬};》がVジャンプのサイトで公開されていた。~
--なお、トリプルコストモンスターは3体分もしくは[[効果]]を使わずに1体分の[[リリース]]としてしか使えないので注意。

-[[リンクモンスター]]は、[[リンク召喚]]の際に[[リンク]]の数分の[[リンク素材]]として扱える。~
[[リンク]]2〜3の[[モンスター]]はある意味ダブルコストモンスター、トリプルコストモンスターの特徴があると言える。~

-原作・アニメにおいて―~
原作や遊戯王Rでは、[[融合モンスター]]や[[吸収]][[効果]]を使った[[モンスター]]は、ダブル(トリプル)コストモンスターとしても使えた。~
//↑漫画はボードアドバンテージは変わってないから「ダブルコスト」と呼ぶには不適切
//?
Rにおいて天馬月行が[[モンスター]]に装備された[[カード]]も1体の[[生け贄]]として扱える《生け贄の副葬品》を使用した。~
アニメGXにおいてエドが[[D−HERO]]専用のダブルコストモンスター[[《D3》]](アニメ[[効果]])を使用した他、[[装備モンスター]]をダブルコストモンスターとして扱う[[装備魔法]]《グレード・ソード》が度々登場した。~
同じくアニメGXでは、明日香がダブルコストモンスターの[[トークン]]である「氷柱トークン」を生成する[[通常魔法]]《生け贄の氷柱》を使用している。~
アニメZEXALではカイトが[[装備モンスター]]をダブルコストモンスターとする[[装備魔法]]《フォトン・スピア》を使っている。

--またアニメシリーズでは劣勢状態からの反撃や逆転に繋ぐための演出、[[フィニッシャー]]を高速で呼ぶための[[キーカード]]として登場していることが多い。~
--原作や遊戯王Rでは、[[融合モンスター]]や[[吸収]][[効果]]を使った[[モンスター]]は、ダブル(トリプル)コストモンスターとしても使えた。~
また、Rにおいて天馬月行が[[モンスター]]に装備された[[カード]]も1体の[[生け贄]]として扱える《生け贄の副葬品》を使用した。~

--アニメGXにおいて、[[装備モンスター]]をダブルコストモンスター扱いとする[[戦士族]]専用[[装備魔法]]《グレード・ソード》が度々使用されている。~
また明日香がダブルコストモンスターの「氷柱トークン」を[[特殊召喚]]する[[通常魔法]]《生け贄の氷柱》を、エドが[[D−HERO]]専用のダブルコストモンスター《&ruby(ディー・キュービック){D3};》を使用した。
--アニメ・漫画ZEXALでは、ダブルコストモンスターのように複数体分の[[エクシーズ素材]]となる[[モンスター]]および[[モンスター]]を複数体分の[[エクシーズ素材]]とする[[カード]]が複数登場している。~
こちらについては[[エクシーズ素材]]のページを参照。~

--アニメ5D'sにおいて、Z-ONEが[[天使族]]専用のダブルコストモンスター《時械巫女》を使用した。~
-その他の商品展開―~
[[ラッシュデュエル]]ではルールが異なり、ダブルコストモンスターは[[同名カード]]2体を[[リリース]]したものとして扱われる(→[[RUSH:ダブルコストモンスター]])。~
従って、上記で述べた[[《合成魔獣 ガーゼット》]]や[[《百獣王 ベヒーモス》]]は[[OCG]]と異なる[[裁定]]が下されており、混同しない様に注意。~

--アニメZEXALにおいてカイトが[[装備モンスター]]を[[特殊召喚]]の為の[[リリース]]を2体分に扱う[[装備魔法]]《フォトン・スピア》を使用している。~
また、[[機械族]]専用の《&ruby(オーパーツ){先史遺産};マヤン・マシーン》が登場している。~
さらに、[[エクシーズ素材]]とする場合2体分の素材として扱える《フォトン・カイザー》や[[《H・C ダブル・ランス》]](アニメ[[効果]])が登場している。
**ダブルコストモンスター一覧 [#list]
―指定なし
-[[《星遺物−『星櫃』》]]

**関連リンク [#f41178f9]
-[[ルール効果]]
―特定の[[属性]]限定
-[[《カイザー・シーホース》]]([[光属性]])
-[[《ダブルコストン》]]([[闇属性]])
-[[《トロイホース》]]([[地属性]])
-[[《ヒゲアンコウ》]]([[水属性]])
-[[《炎を支配する者》]]([[炎属性]])
-[[《暴風小僧》]]([[風属性]])

-[[《始源の帝王》]](指定した[[属性]])

―特定[[属性]]の[[通常モンスター]]限定
-[[《ウィンドフレーム》]]([[風属性]]・[[通常モンスター]])
-[[《ガイアフレーム》]]([[地属性]]・[[通常モンスター]])
-[[《ダークフレーム》]]([[闇属性]]・[[通常モンスター]])
-[[《ホーリーフレーム》]]([[光属性]]・[[通常モンスター]])

―特定の[[属性]]・[[種族]]限定
-[[《ジェルエンデュオ》]]([[光属性]]・[[天使族]])

―特定の[[種族]]限定
-[[《暗黒騎士ガイアオリジン》]]([[戦士族]])
-[[《先史遺産マヤン・マシーン》]]([[機械族]])
-[[《幻奏の音女セレナ》]]([[天使族]])
-[[《ミンゲイドラゴン》]]([[ドラゴン族]])
-[[《輪廻竜サンサーラ》]]([[ドラゴン族]])
-[[《霊廟の守護者》]]([[ドラゴン族]])
-[[《ローズ・ウィッチ》]]([[植物族]])

-[[《超重武者ビッグワラ−G》]]([[機械族]])

―特定の[[カテゴリ]]限定
-[[《アルカナフォースVI−THE LOVERS》]]([[アルカナフォース]])
-[[《インヴェルズ万能態》]]([[インヴェルズ]])
-[[《EMレビュー・ダンサー》]]([[EM]])
-[[《時械巫女》]]([[時械神]])

―特定の[[カードの種類]]限定
-[[《EMウィム・ウィッチ》]]([[ペンデュラムモンスター]])

―他の[[モンスター]]をダブルコストモンスターにする[[カード]]
-[[《再臨の帝王》]]([[装備モンスター]]、指定なし)
-[[《機殻の生贄》]]([[装備モンスター]]、[[クリフォート]]限定)
-[[《地縛地上絵》]]([[シンクロモンスター]]、[[地縛神]]限定)

**トリプルコストモンスター一覧 [#list2]
―指定なし
-[[《神・スライム》]]

―特定の[[カテゴリ]]限定
-[[《機殻の凍結》]]([[アポクリフォート]])

**関連リンク [#link]
-[[分類されない効果]]

-[[最上級モンスター]]

-[[リリース]]
-[[アドバンス召喚]]
-[[アドバンスセット]]

-[[《始祖神鳥シムルグ》]]

-[[《アドバンス・フォース》]]
//三幻神や三邪神に利用できない点でダブルコストモンスターとは効果処理が異なるため類似カードに該当する

-[[用語集]]

**FAQ [#c70df577]
Q:[[裏側表示]]のダブルコストモンスターを2体分の[[生け贄]]として使用する事はできますか?~
**FAQ [#faq]
Q:[[裏側表示]]のダブルコストモンスターを、2体分の[[リリース]]として使用できますか?~
A:はい、できます。(05/03/18)~

Q:ダブルコストモンスターとしての[[効果]]は[[宣言]]の必要な[[効果]]ですか?~
  また、[[効果]]を使用し、[[モンスター]]を[[セット]]する場合、[[セット]]する[[モンスター]]を[[相手]]に[[確認]]させますか?~
A:[[宣言]]の必要な[[効果]]です。しかし、[[相手]]に[[セット]]した[[カード]]を[[確認]]させる必要はありません。(08/03/12)
Q:ダブルコストモンスターの[[効果]]は、[[宣言]]の必要な[[効果]]ですか?~
  また、[[効果]]を使用し[[モンスター]]を[[セット]]する場合、[[セット]]する[[モンスター]]を[[相手]]に[[確認]]させますか?~
A:[[宣言]]の必要な[[効果]]です。~
  しかし、[[相手]]に[[セット]]した[[カード]]を[[確認]]させる必要はありません。(08/03/12)~

Q:ダブルコストモンスターと他の[[モンスター]]1体で、3体の[[リリース]]扱いにすることは可能ですか?~
A:可能です。当然ながら、[[アドバンス召喚]]に限られます。(08/11/07)
A:可能です。~
  当然ながら、[[アドバンス召喚]]に限られます。(08/11/07)~