*チェーンブロック/Chain Link [#zf0068a3]
 [[チェーンを積む]]とき、[[効果]]を1つずつ「前の[[効果]]」の上に積んでいく。~
 これをブロックを積んでいく様子に例えて、積まれていく[[効果]]の1つ1つを「チェーンブロック」と呼ぶ。~

 例えば「[[《地割れ》]]→[[《マジック・ジャマー》]]」と[[チェーン]]されたとする。~
 この場合、「[[《地割れ》]]のチェーンブロック」に「[[《マジック・ジャマー》]]のチェーンブロック」を積み、逆順処理を行う。

-「[[チェーン]]に乗らない[[効果]]」=「チェーンブロックを作らない(=[[発動]]のない)[[効果]]」である。


-何らかのチェーンブロックを積み終えた場合、基本的に[[相手]]へ「[[カード]]を[[発動]]する権利」が移る。~
[[相手]]が何もしなかった場合のみ、[[自分]]のチェーンブロックに[[チェーンを積む]]事ができる。~
(ただし、[[同時に複数のカードが発動した場合]]は「[[チェーン]]を確認することなく一方の[[プレイヤー]]のチェーンブロックが連続する」こともある)
--[[自分]]の場に[[《破壊輪》]]と[[《地獄の扉越し銃》]]と[[《リロード》]]、[[相手]]の場に[[《強欲な瓶》]][[《手札断殺》]]があるとする。~
[[《破壊輪》]]を[[発動]]した場合、その後必ず[[相手]]に一度「[[カード]]を[[発動]]する権利」が移る。~
よって、[[相手]]にチェーンの有無を確認することなく[[《地獄の扉越し銃》]]を[[チェーン]]して[[発動]]することは不可能である。~
相手が[[《強欲な瓶》]]をチェーンした場合は、今度はこちらに「カードを発動する権利」が移る。~
そのため、相手が[[《手札断殺》]]を発動する前にチェーンして[[《リロード》]]を発動する権利がこちらにある。

-一度チェーンブロックを積み終わり逆順処理に入ったならば、「チェーンブロックを作る[[効果]]」はいかなるものであっても、その[[チェーン]]処理が終了するまで割り込むことができない。~
チェーンブロックを作らない[[ルール効果]]や[[永続効果]]は、その[[チェーン]]解決中に処理が発生することもある。~

-第9期[[テキスト]]では、チェーンブロックを作る[[効果]]には「[[発動]]」と書かれるため、チェーンブロックを作る[[効果]]かどうかは容易に区別できる(現状、[[《No.86 H−C ロンゴミアント》]]の[[起動効果]]のみ例外)。~
しかし古い[[カード]]では[[テキスト]]の書き方が曖昧なために判断しづらいものが多く、事前に確認しておくことが望ましい。~
[[エラッタ]]により把握しやすくなっているものはそちらを使うと良いだろう。

-原作・アニメにおいて―~
上記のチェーンブロックの逆順処理中に、チェーンを割り込むシーンが多々ある。~
演出の都合上しかたないが、OCGでは不可能なので注意。~
シリーズを通して、上記のチェーンブロックの逆順処理中に[[チェーン]]を割り込むシーンが多々ある。~
演出の都合上仕方ないが、[[OCG]]では不可能なので注意。~

--アニメARC-Vでは、LDSにチェーンブロック基礎という講座が存在する。
--アニメARC-VではLDSにチェーンブロック基礎という講座が存在する。~
また、「遊勝vsユーリ」戦で遊勝が使用した《EMスカイ・マジシャン》と2枚の[[永続魔法]]を用いた[[コンボ]]は完全にチェーンブロックに割り込んで[[相手]]の[[カードの発動]]を[[無効]]にしている。~
公式ホームページの「超熱血デュエル塾 講義84」でもこの通りのことが説明されているため、どうやらミスではなく完全にルール自体が異なるようだ。~

**関連リンク [#t0646b88]
-[[チェーンを積む]]
-[[チェーン]]

-[[公式用語集]]
//-[[用語集]]
//↑「ルールブック マスタールール2 バージョン1.0」に登場