テキスト †
一般的な意味は、序文・注釈・付録・さし絵に対する文章のこと。
遊戯王OCGでは、カードの使用法や、効果の発動条件とその効果などを記した文章を指す。
- デュエルでその通りに動くように命令した文章である。
基本ルールよりも優先され、双方が矛盾する場合はテキストに従って処理する。
- 遊戯王OCGでは「このようなテキストならこのような処理になる」という一般則が公表される事が極めて少ない。
そのため事務局の裁定こそが真のテキストだと考える事もできる。
同じテキストであれば同じ処理になるのが原則だが、中にはテキストや類似カードの解釈に反する裁定が出される事もある(特殊裁定)。
このようなカードはテキストが曖昧な初期のものに多い。
また、公式裁定に合わせてカードのテキストが変更されることがある(エラッタ)。
- 原作・アニメにおいて―
原作では基本的に記述が曖昧であり、《クリボー》を筆頭にテキストに記述されていない効果を用いていることも多い。
相手が読めない言語でテキストが書かれている場合でも、相手に効果を説明する必要はないらしい。
また、アニメ5D'sまではOCG化したカードは再登場する際にOCGと同じテキスト及び効果に変更される事があった。
アニメZEXALシリーズからは訴訟や世界観の問題からか、一貫してテキストを変更していない。(他の事情があった《RUM−バリアンズ・フォース》等を除く)
- アニメで登場した各種カードは、テキストが途中で改行されていることがある。
- 「バトルシティ編」の放送中、OCGではテキストが第3期の世界統一フォーマットに変更されたが、アニメに登場するカードの多くは第2期のフォーマットのままであった。
「ドーマ編」以降は逆に全てのカードが世界統一フォーマットに統一され、メインキャラクターが序盤から使い続けているカードも全て世界統一フォーマットのものに変更されている。
アニメGX以降は第1期・2期のものは世界統一フォーマットに修正されずそのまま登場する場合が多くなったが、まれに例外もある(例:《現世と冥界の逆転》)。
「チーム・5D's vs チーム・ユニコーン」戦付近から第7期仕様のカードがOCGに登場したが、それ以降もアニメ内では第6期までの旧仕様を5D's終了時まで使用していた。
また「チーム・5D's vs チーム・太陽」戦においてチーム太陽が使用していたカードには、「強いカードを持っていない」という設定を意識してか、旧フォーマットのテキスト欄が狭いカードが多かった。
アニメZEXALシリーズでは全てのカードのフォーマットが第7期仕様に変更されているが、ルビが基本的に振られていない。
アニメARC-Vではカードのフォーマット・カード効果の記述が第9期仕様でありながら、カード効果の記述の文字の大きさは第7期を踏襲している。
- ZEXALシリーズに登場する「No.」は、カード名やテキストが独特の文字で書かれている。
- テキストに誤字が見られる場合は、DVDや再放送の際に若干修正を加える場合があり、テキストが同話でも少し書き換えられる事がある。
その中で特殊な例として、アニメ5D'sでロットンが使用した通常罠《メタル・コート》は、放送当時は全くテキストに書かれていない効果を使用し、物議を醸した。
その後DVD及び再放送時にはテキストが大幅に変更されている。
関連リンク †
FAQ †
Q:《古代の機械掌》と《ライトイレイザー》のように、テキストが酷似していても処理が違うカードがありますが、テキストが全く同じ場合であっても、カードが異なる場合は処理が違う事もあるという事でしょうか?
A:カードごとにその都度お問い合わせ下さい。(13/01/06)