デーモン/Archfiend †
闇魔界の脅威でカテゴリ化した「デーモン」と名のついたカード群。
属するモンスターの大半が闇属性・悪魔族で構成されている。
- 「デーモン(Demon)」はキリスト教における「悪魔・魔神」の意で、同じく悪魔を意味する「デビル(Devil)」よりもさらに高位の悪魔を指す。
「デビル」はキリスト教の神々の敵対者を指す言葉、「デーモン」はキリスト教以外の神を指す言葉であり、実は両者の違いは大きい。
「デーモン(Daemon)」の場合はギリシャ神話における「神々と人間の間にいる神、守護神」の意を持ち、日本語では「ダイモン」とも表記される。
- 「Demon」は特定の宗教と密接した言葉であるためか、英語名では「Archfiend(高位の鬼)」が用いられている。
しかし、「デーモン」と名のついたカードであっても、英語名に「Archfiend」が含まれていないカードが非常に多く、混乱が起こったため、海外では専用の特別なリストが作られていた。
現在は「『デーモン』と名のついたカードとして扱う」という注釈が追加されているため、見分ける事が可能となっている。
- なお、単語に関する規制は英語以外では比較的緩く、英語版以外では「Archdemon(アークデーモン)」およびそれを各国語に訳した単語が「デーモン」の訳語として用いられている。
- 漫画・DMにはこのカテゴリに絞った使い手は登場していないが、《デーモンの召喚》が原作最初のデュエルでの遊戯の切札であり、以降も2種のデーモンが頻繁に使用されている。
また、アニメDMでは、獏良の父が千年リングと一緒に《セブンアームズ・デーモン》というカードを買っているが、悪魔族主体の獏良のデッキでも実戦使用される描写はなかった。
- アニメZEXALでは徳之助に負けた少年が(所持するカードを見る限り)【デーモン】使いであったようである。
- Dチーム・ゼアルでは、亜隈雷蔵が【デーモン】を使用している。
- 漫画ARC-Vでは、永続罠《ドップラー・デーモン・ダウジング》が登場している。
- 属するモンスターの種類が広いこともあってか、使用モンスターがたまたまデーモンに属するという例は多く見られる。
アニメではDM〜VRAINSの6作品全てに登場している稀有なカテゴリとなっている。
関連リンク †
―「デーモン」と名のついたモンスター
※は「デーモン」に関する効果を持つモンスター
―「デーモン」と名のついた魔法・罠カード
※は「デーモン」に関する効果を持つ魔法・罠カード
―「デーモン」に関する効果を持つカード
―その他のリンク