「立場的な不利」や「損害」、「不利益」を意味する用語。
英語の「Disadvantage」の意味。
略して「ディスアド」、もしくは「アド損(「アドバンテージ損」の略)」と言われることもある。
アドバンテージの逆であり、マイナスのアドバンテージのこと。
カードゲームにおいては、主にカードの取引において不利となる場合に使われる。
例えば、《謙虚な壺》を発動すると、《謙虚な壺》は墓地へ送られ、手札2枚はデッキに戻るため、計3枚のカード(ハンド・アドバンテージ)を失っている。
このように、特に自分にとって一方的に不利となる場合を指して「ディスアドバンテージ」と言う。
ドローや「一発逆転」の手段が少なく、一方で除去が手軽かつ豊富に存在する遊戯王OCGにおいては、基本的には避けるべきものとされる。
多くの犠牲を払って召喚したモンスターが《エフェクト・ヴェーラー》や 《奈落の落とし穴》で無力化されてしまうと、そのまま逆転できず終わる事もすくなくないためである。
無論、ディスアドバンテージを追ってでもその戦術を取る事が正解となる事も少なからず存在する。
「アドバンテージをいかにして得るか」と「避けられないディスアドバンテージとどうやって付き合っていくか」は、決闘者が常に考えるべき表裏一体の概念といえる。