*デザイナーズデッキ [#qd11d4d2]
 開発者によって[[コンボ]]や[[シナジー]]を想定して作られた[[カード]]群によって構築された[[デッキ]]のこと。~
 [[六武衆]]や[[剣闘獣]]など、[[共通するカード名>カテゴリ]]を持つ[[モンスター]]群とそれらの専用[[サポートカード]]によって[[デッキ]]の大半を埋めるのが特徴。~
 [[汎用性]]の高い[[カード]]を投入していく[[【スタンダード】]]とは対極を為し、[[コンボ]]性の高さが魅力となる。~

 遊戯王OCG自体「キャラクターグッズ」としての側面があるため、特定のキャラクターを象徴する[[カード]]を使って[[デッキ]]を構築した場合、デザイナーズデッキになりやすい。~
 特にアニメ5D'sで登場したクロウ・ホーガンの[[【BF】]]、鬼柳京介の[[【インフェルニティ】]]、不動遊星の[[【シンクロン】]]はそのポテンシャルの高さから高い評価を得るまでに至った。~

 逆に、弱点がはっきりしているため、[[メタ]]には一様に脆いという面もある。~
 必ずしも意図された[[コンボ]]だけを行うのではなく、デザイナーズデッキをいかにアレンジできるかがデュエリストの腕の見せ所となる。~
 そして、アレンジされた[[デッキ]]が開発者が本来想定してた[[デッキ]]よりもはるかに強力になることも多く、[[制限改訂]]で大きく規制されることが珍しくない。~

-一部のパック・[[ストラクチャーデッキ]]のみで一通りの[[カード]]が揃うのも魅力の一つ。~
例として、[[宝玉獣]]は[[デュエリストパック−ヨハン編−]]だけで全て揃えられる。~
[[必須カード]]は[[STARTER DECK]]で確保すれば良いため、初心者にも組みやすくなっている。~
ただし、[[エーリアン]]のような息の長い[[カテゴリ]]は過去のパックを探さなければならないため、必ずしも揃えやすいというわけではない。~

-既存の[[カテゴリ]]に新規[[カード]]が追加されることで新しい戦術が生まれ、その結果[[トーナメント>環境]]で第一線級の活躍を見せるケースも存在する。~
その最たる例が[[暗黒界]]だろう。~
//代行者はロスト・サンクチュアリ以前はカテゴリではなかった

-[[カテゴリ]]ではないが、[[サイキック族]]は登場当初からデザイナーズデッキの様相を呈しており、他の[[種族]]とは一線を画している。~

-原作・アニメにおいて―~
原作・アニメの登場キャラクターの[[デッキ]]は、印象付けや性格の象徴の為にデザイナーズデッキにしていることが多い。~
例として、十六夜アキの[[【植物族】]]や天城カイトの[[【フォトン】]]がある。~
また、[[サポートカード]]を効果的に使うことで他の[[デッキ]]にはない[[利点>メリット]]を活用しているシーンも散見される。~

**関連リンク [#qd99af20]
-[[ファンデッキ]]
-[[テーマデッキ]]

-[[用語集]]