デッキの変遷 †
このページには、各時代での流行したデッキ・モンスターについてを記す。
デッキ・カードプールの変遷 †
第1期 †
墓地にモンスターを送って《死者蘇生》するデッキから除去しては殴るといったデッキへと徐々にシフト。
途中から効果モンスターが加わり、ゲームの幅が加速的に広まっていった。
- ちなみに、この頃は「エキスパートルール」と「公式ルール」の2種類が存在していた。
現在のルールとの主な相違点は、以下の通り。
- エキスパートルール
- サイドデッキは10枚
- マッチ戦が「1勝2分け」の場合、マッチ戦はお互いに引き分け
- どちらかのデッキがなくなった場合、その時点でライフポイントの多いプレイヤーが勝利
- 手札枚数に上限がない
- 先攻1ターン目にドローができない
- 公式ルール
―主なカード
―主力モンスターの攻撃力の推移
第2期 †
ハンデスデッキ、《生還の宝札》を用いた1ターンキルが主流。
終盤には【八汰ロック】が加わったりと、ある意味暗黒時代の始まりとも言えた…
魔法・罠にアイコンが採用されより分かりやすくなった。
トゥーンやスピリットといった特殊な効果モンスター群も登場。
- この時代に「新エキスパートルール」が成立。
なお、もう一つ「ジュニアルール」というルールが存在していた。
- ジュニアルールの特徴
- 魔法・罠は必ず場にセットしてからでないと使えない
(場における魔法・罠は1枚まで)
- 魔法・罠は1ターンに1枚しかセットできない
- 速攻魔法は手札から使えない
- 誘発即時効果を持つモンスターの効果を手札から使えない
―主なカード
―主なデッキ
- 【スタンダード】
- 【八汰ロック】
- 【エクゾディア】
- 【デビル・フランケン】
―主力モンスターの攻撃力の推移
第3期 †
ハンデスから「《第六感》+【カオス】」へと流行が変化。
そして最凶の【サイエンカタパ】【デッキ破壊1キル】【現世と冥界の逆転】【デビル・フランケン】【ラストバトル!】という超暗黒時代。
大会では1ターンキルや【カオス】、強力ハンデスデッキが列をなして襲ってきた。
《魔導戦士 ブレイカー》《異次元の女戦士》《同族感染ウィルス》《魂を削る死霊》等の強力なカードがこの時代に登場。
つまり、現在の主力のほとんどはこの時代で出現することになった。
なお…迷走に次ぐ迷走の果てに壊れカードが満載された時代でもある。
墓守、ユニオン、ガーディアンが加わるもそれをフォローするには至らず…
―主なカード
―主なデッキ
- 【スタンダード】
- 【カオス】
- バーン
- 【八汰ロック】
- 【サイエンカタパ】
- 【デッキ破壊1キル】
- 【現世と冥界の逆転】
- 【デビル・フランケン】
―主力モンスターの攻撃力の推移
第4期 †
《サイバー・ドラゴン》、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、ガジェットを主とする「モンスターの効果に注目したデッキ」が良く見られた。
第4期?の前半期はまだ《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》が存在し【カオス】全盛期最後の姿である【変異カオス】が猛威を振るっていた。
そんな中、第2期〜第3期の一部カードは禁止されるも、残ったカードや新カードにより強力なロック・コンボが…
→【トランス】【MCV】
原作が終了し、アニメからのカードが主なパック収録カード。
中期から終期では【雑貨貪欲ターボ】、【黄泉帝】、【獅子黄泉帝】などが流行。
―主なカード
―主なデッキ
- 【現世と冥界の逆転】
- 【三原式】
- 【変異カオス】
- 【ガジェット】
- 【黄泉帝】
- 【Vドラコントロール】
- 【雑貨貪欲ターボ】
- 【サイカリバー】
- 【リクルーターカオス】
- 【デビル・フランケン】
―主力モンスターの攻撃力の推移
- 下級モンスター:1600〜
攻撃力の高さよりも効果を重視する時代だった。
- 上級モンスター:2400〜
「帝」が基準と思われる。攻撃力の高さよりも便利さ、使いやすさを重視する傾向。
第5期 †
2006年度日本代表最終選考会では、【ガジェット】が上位を埋め尽くした。
いきなり登場した《未来融合−フューチャー・フュージョン》、《オーバーロード・フュージョン》、《キメラテック・オーバー・ドラゴン》の3枚による【未来オーバー】も猛威を振るっている。
しかし、まだまだ始まったばかりの第5期。
今後のデュエルシーンがどうなっていくのかは、誰にも予測不能である。
―主なカード
―主なデッキ
- 【ダークカオス】
- 【バブーン】
- 【ガジェット】
- 【サイカリバー】
- 【未来オーバー】
- 【次元ビートダウン】
- 【デビル・フランケン】
- 【パーミッション】
―主力モンスターの攻撃力の推移
- 下級モンスター:1500〜
リクルータークラスの攻撃力に勝てるかどうか。
しかし、同じ下級でももう一つ「2100」という分水嶺が存在している。
2100とはすなわち「《サイバー・ドラゴン》に殴り勝てるか?」である。
- 上級モンスター:2400〜
やはり、「帝」シリーズが基準となっている。
3300の通常召喚・特殊召喚可能なモンスターやらそれを軽く超える融合モンスターやらがいるため、そこから先は大して差がなかったりする。
遊戯王OCGの歴史 †
第1期 †
第2期 †
第3期 †
第4期 †
- 2004年5月27日 SOUL OF THE DUELIST発売
- 第4期のスタート。
最強のレベルアップモンスター「ホルスの黒炎竜」シリーズが登場。
デッキジャンルでは、ガジェットが一風を制した
第5期 †
- 2006年5月18日 POWER OF THE DUELIST発売
- 第5期の始まり。
【未来オーバー】ギミックの成立により、環境は混沌の一途を辿ることに。
そのせいもあり、最強クラスのガジェットに拍車がかかることに…
関連リンク †