*デッキの変遷 [#ne1a6ade]

このページには、各時代での流行した[[デッキ]]・[[モンスター]]についてを記す。

#contents

**[[デッキ]]・カードプールの変遷 [#waa19160]
***第1期 [#l24b80ec]
[[墓地]]に[[モンスター]]を送って[[《死者蘇生》]]する[[デッキ]]から[[除去]]しては殴るといった[[デッキ]]へと徐々にシフト。~
途中から[[効果モンスター]]や[[カウンター罠]]が加わり、ゲームの幅が加速的に広まっていった。

-ちなみに、この頃は「エキスパートルール」と「公式ルール」の2種類が存在していた。~
現在のルールとの主な相違点は、以下の通り。
--エキスパートルール
---[[サイドデッキ]]は10枚
---マッチ戦が「1勝2分け」の場合、マッチ戦はお互いに引き分け
---どちらかの[[デッキ]]がなくなった場合、その時点でライフポイントの多いプレイヤーが勝利
---手札枚数に上限がない
---先攻1ターン目に[[ドロー]]ができない
--公式ルール
---「エキスパートルール」の相違点に加えて…
---[[魔法カード]]及び[[罠カード]]は、1ターンに1枚しか場に出すことができない
---[[上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]の[[召喚]]に[[生け贄]]を必要としない
---[[融合召喚]]を行う場合、[[融合素材]]は両方ともフィールドにいなくてはならない

―主なカード
-[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]:単純な[[攻撃力]]で[[《青眼の白龍》]]を始めとする他を圧倒
-[[《ゲール・ドグラ》]]:登場当初は正規手順で[[召喚]]されていない[[融合モンスター]]も[[蘇生]]できた
-[[《陽気な葬儀屋》]]:「最上級モンスターを捨てる→[[蘇生]]」の流れ
-[[《死者蘇生》]]:説明不要
-[[《強欲な壺》]]:説明不要
-[[《サンダー・ボルト》]]:説明不要
-[[《ブラック・ホール》]]:説明不要
-[[《ハーピィの羽根帚》]]:説明不要…当時は高価で、所持しているプレイヤーは少なかった
-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]:高価すぎたが、威力も強すぎた
-[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]:説明不要
-[[《落とし穴》]]:この時代は[[モンスター除去]]罠が少なかった
-……等

―主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]の推移
-[[下級モンスター]]:1200〜1900~
限定の[[《深淵の冥王》]]、[[ウルトラレア>Ultra]]の[[《アクア・マドール》]]などが主力。~
その後は新パックや新ブースターが登場するたびに、[[下級モンスター]]の[[攻撃力]]は上昇。~
[[《ワイルド・ラプター》]]→[[《グレート・ホワイト》]]→[[《アックス・レイダー》]]→[[《ランプの魔精ラ・ジーン》]]→[[《メカ・ハンター》]]と変遷。~
最終的には[[《ヂェミナイ・エルフ》]]の1900が最大に至った。~

-[[上級モンスター]]:1700〜2500~
はじめは[[《アサシン》]]とか[[《マキャノン》]]など、1700の[[通常モンスター]]ですら優秀だった。~
その中では[[《カース・オブ・ドラゴン》]]がとんでもない強さだった…マジで。~
その後[[Vol.4]]に登場した[[《デーモンの召喚》]]が上級の基本となり、トップとして君臨。~

***第2期 [#lab6bbf3]
開始直後に[[チェーン]]の概念が制定され、ルールが整えられた。~
さらに[[速攻魔法]]が生まれた。~
他にも魔法・罠にアイコンが採用され、より分かりやすくなった。~
[[トゥーン]]や[[スピリット]]といった一定の共通テキストを持つ特殊な[[効果モンスター]]群も登場した。~

[[デッキ]]ジャンルは[[【スタンダード】]]や[[【トマハン】]]といった、強力な[[制限カード]]を駆使した[[デッキ]]ほぼ一色。~
さらに終盤にはそれらに[[《八汰烏》]]や[[《悪夢の蜃気楼》]]が加わり、その立場はゆるぎないものとなった。~
特に[[《八汰烏》]]は遊戯界に多くの禍根を残した、暗黒時代の始まりを宣言したカードと言えるだろう。~

そんな中で[[《生還の宝札》]]を用いたいくつかの[[1ターンキル]]も目立った。~
~
また、この時期には4種の[[ストラクチャーデッキ]]が登場しており、[[《サンダー・ボルト》]][[《天使の施し》]]等の[[必須カード]]が入手しやすくなった。

-[[チェーン]]の概念が定まったことで、この時代に今の「新エキスパートルール」のほとんどが成立した。~
なお、当時はもう一つ「ジュニアルール」というルールが存在していた。
--ジュニアルールの特徴
---魔法・罠は必ず場にセットしてからでないと使えない~
(場における魔法・罠は1枚まで)
---魔法・罠は1ターンに1枚しかセットできない
---速攻魔法は手札から使えない
---誘発即時効果を持つモンスターの効果を手札から使えない

―主なカード
-[[《強引な番兵》]]:[[ハンデス三種の神器]]その1
-[[《押収》]]:[[ハンデス三種の神器]]その2
-[[《いたずら好きな双子悪魔》]]:[[ハンデス三種の神器]]その3
-[[《黒き森のウィッチ》]]:最強のサーチカードその1
-[[《クリッター》]]:最強のサーチカードその2
-[[《キラー・スネーク》]]:最高の手札コストカード
-[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]:説明不要
-[[《王宮の勅命》]]:説明不要
-[[《サンダー・ボルト》]]:説明不要
-[[《ハーピィの羽根帚》]]:説明不要
-[[《強欲な壺》]]:説明不要
-[[《天使の施し》]]:説明不要
-[[《大嵐》]]:説明不要
-[[《八汰烏》]]:[[【八汰ロック】]]地獄を引き起こした遊戯王最大の戦犯
-[[《悪夢の蜃気楼》]]:超強力[[ドロー]]カード
-[[《ファイバーポッド》]]:超強力[[リセット]]カード
-[[《サイバーポッド》]]:昔は今よりフィールドを荒らしていた
-[[《ゴブリン突撃部隊》]]:レベル4で当時最強の攻撃力
-……等

―主な[[デッキ]]
-[[【スタンダード】]]~
-[[【八汰ロック】]]~
-[[【エクゾディア】]]~
-[[【デビル・フランケン】]]~

―主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]の推移 
-[[下級モンスター]]:1400or1900〜~
前者は[[《キラー・トマト》]]を代表とする各種[[リクルーター]]。~
[[《黒き森のウィッチ》]]や[[《クリッター》]]の規制も緩く、[[《キラー・トマト》]]からそれらに繋ぐのが基本とされた。~
[[《強制転移》]]や[[《八汰烏》]]の登場も、その流れに拍車をかけたといえる。~
後者は[[《ヂェミナイ・エルフ》]][[《ブラッド・ヴォルス》]]の黄金時代を指す。~

-[[上級モンスター]]:2500〜~
[[《デーモンの召喚》]]や[[《サイバティック・ワイバーン》]]の時代。~
[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]が登場してからは[[《デーモンの召喚》]]は現役を退き、彼の1トップという時代が長く続いた。~
後期には[[《冥界の魔王 ハ・デス》]]、[[《レッサー・デーモン》]]、[[《天空騎士パーシアス》]]、[[《守護者スフィンクス》]]といった優秀な[[上級モンスター]]が多数登場。~
この頃からようやく[[上級]]に選択する楽しみが生まれ始めた。~
お金のない人は[[《半魚獣・フィッシャービースト》]]や[[《ソードハンター》]]で頑張っていた。~

***第3期 [#hd292173]
カードのデザインが世界統一フォーマットに変更された。~
ただの[[ハンデス]]から「[[《第六感》]]+[[【カオス】]]」を交えたデッキに流行が変化。~
そして時代が進むにつれて、最凶の[[【サイエンカタパ】]]を筆頭に[[【デッキ破壊1キル】]][[【現世と冥界の逆転】]][[【デビル・フランケン】]][[【ラストバトル!】]]が成長し猛威を振るい始めたいう超暗黒時代。~
大会では[[1ターンキル]]や[[【カオス】]]、強力[[ハンデス]]デッキが列をなして襲ってきた。~

その影で、上記のような主流[[デッキ]]を徹底的に対策した[[【ジャマキャン】]]が誕生。~
今や常識となった[[バーン]]や[[ロック]]の考え方の基本となる理論も固められていった。~

[[《魔導戦士 ブレイカー》]][[《異次元の女戦士》]][[《同族感染ウィルス》]][[《魂を削る死霊》]]等の強力なカードがこの時代に登場。~
つまり、第4期〜第5期の主力のほとんどはこの時代で出現しているのである。~
~
なお…迷走に次ぐ迷走の果てに壊れカードが満載された時代でもある。~
[[墓守]]、[[ユニオン]]、[[ガーディアン]]が加わるもそれをフォローするには至らず…

―主なカード
-[[《魔導戦士 ブレイカー》]]:使い易さ[[効果]]共に優秀すぎる[[効果モンスター]]その1
-[[《異次元の女戦士》]]:使い易さ[[効果]]共に優秀すぎる[[効果モンスター]]その2
-[[《同族感染ウィルス》]]:使い易さ[[効果]]共に優秀すぎる[[効果モンスター]]その3
-[[《魔導サイエンティスト》]]:[[【サイエンカタパ】]]地獄の主犯格
-[[《怒れる類人猿》]]:攻撃力1900[[通常モンスター]]価値暴落の原因
-[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]:その恐るべき攻撃能力の高さ
-[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]:圧倒的破壊力を秘めるその効果
-[[《混沌の黒魔術師》]]:優秀な魔法回収効果と[[除外]]効果
-[[《強制脱出装置》]]:どんなときでも発動できるカードとして登場当時はかなり支持されていた
-[[《地砕き》]][[《サンダー・ブレイク》]]:[[《死者への手向け》]]等を潰した[[単体除去]]の代表格
-[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]:悪夢の大量破壊兵器→[[【ミーネ・ウイルス】]]等参照
-[[《第六感》]]:暗黒時代を助長した最凶の[[ドロー]]カード
-……等

―主な[[デッキ]]
-[[【スタンダード】]]~
-[[【トマハン】]]~
-[[【カオス】]]~
-[[【ジャマキャン】]]~
-[[【八汰ロック】]]~
-[[【サイエンカタパ】]]~
-[[【デッキ破壊1キル】]]~
-[[【現世と冥界の逆転】]]~
-[[【デビル・フランケン】]]~

―主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]の推移 
-[[下級モンスター]]:1400or1600or1900~
引き続き[[《キラー・トマト》]]らの[[リクルーター]]が主力だった。~
[[カオス]]登場後は属性的な相性や[[《死のデッキ破壊ウイルス》]]の流行もあってその人気はさらに上昇。~
また[[《魔導戦士 ブレイカー》]]、[[《同族感染ウィルス》]]、[[《ブレイドナイト》]]など、流行する優秀な[[モンスター]]を持つ[[モンスター]]の[[攻撃力]]が揃って1600で、少しずつ[[攻撃力]]よりも[[効果]]を重視する時代がはじまっていった。~
[[効果]]を持たぬ[[アタッカー]]の[[攻撃力]]は、[[《ニュート》]]や[[《怒れる類人猿》]]など、ややインフレした[[攻撃力]]がなければついていけなかった。~
[[《ヂェミナイ・エルフ》]]らは上記の事情に加え[[《デーモン・ソルジャー》]]といった完全[[上位互換]]の登場もあり、淘汰されていった…

-[[上級モンスター]]:2000or3000~
「[[カオス]]」登場までは第2期同様[[《天空騎士パーシアス》]]、[[《ヴァンパイア・ロード》]]、[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]など、攻撃力が多少低くても効果が優秀な上級が採用され、2〜3枚といった一般的な採用枠の中で鎬を削った。~
「[[カオス]]」登場後は3000が基本とされ、[[生け贄召喚]]する[[上級]]のほとんどが姿を消した。~
以上のような荒波に完全に飲まれ、[[《デーモンの召喚》]]らはほぼ完全に姿を消した。

***第4期 [#sa410b71]
まだまだ第3期の迷走が続いていた中で第4期は始まったが、[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]が禁止されたことで、一応の沈静がなされた。~
その後、前期は強力な[[ドロー]][[コンボ]]を搭載した[[【やりくりターボ】]]が、中期には[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]を切り札とする、[[【カオス】]]全盛期最後の姿である[[【変異カオス】]]がそれぞれ猛威を振るった。~
どちらも必要な魔法・罠が多かったために[[モンスター]]少なめにする構築が基本とされていた。~

[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]が禁止された後期には、一転して[[《サイバー・ドラゴン》]]、[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]、[[ガジェット]]などを主とした、「モンスターの効果に注目した[[デッキ]]」が良く見られた。~
その傾向は[[【除去ガジェット】]]、[[【雑貨貪欲ターボ】]]、[[【黄泉帝】]]、[[【獅子黄泉帝】]]など、今までの[[デッキ]]構築常識を覆す[[デッキ]]が多数考案されていることによく現れている。~

[[制限改訂]]では、第2期〜第3期に登場した超強力カードが次々と禁止制定され、環境が整えられた。~
それに伴い[[【スタンダード】]]は汎用性を失い形骸化していき、の[[デッキ]]多様化が始まった。~
一方で残ったカードや新カードにより強力な[[ロック]]・[[コンボ]]も多く生み出されたが、いずれもすぐに対策された。~
→[[【トランス】]][[【MCV】]]~
~

また原作が終了し、パックから原作の主人公である武藤遊戯の姿が消えたのは第4期から。~
その後はアニメ「GX」からのカードが主なパック収録カードとして変遷していく。~

他には、「[[ストラクチャーデッキ]]を最も多くリリースした時代である」という特徴もある。~
原作キャラたちの恐らく最後のストラクチャーに加えて、[[種族]]や[[属性]]をテーマにした[[デッキ]]が多数登場。~
その関係で[[ノーマル>Normal]]仕様ながら強力カードを入手しやすくなり、新規参入を容易にし、物資格差の埋め合わせにひとまず成功した。~

―主なカード
-[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]:後期に姿を消すまで、多くのプレイヤーが苦しめられた
-[[《ゴブリンのやりくり上手》]]:[[《悪夢の蜃気楼》]]と[[《非常食》]]と共に、手札とライフを潤わせた
-[[《サイバー・ドラゴン》]]:汎用性の高すぎるカードその1
-[[《月読命》]]:汎用性の高すぎるカードその2
-[[《死霊騎士デスカリバー・ナイト》]]:汎用性の高すぎるカードその3
-[[《突然変異》]]:凶悪な[[融合モンスター]]をお手軽に召喚する極悪魔法
-[[《スケープ・ゴート》]]:お手軽な防御魔法であると共に、優秀な[[コンボ]]を多く生み出した
-[[ガジェット]]:脅威の[[ハンド・アドバンテージ]][[効果モンスター]]群
-「[[帝]]」シリーズ:カードプール増加による[[生け贄]]確保手段の増加により台頭
-[[《黄泉ガエル》]]:[[永続魔法]]・[[永続罠]]をあまり使わないデッキでは優秀すぎる[[自己再生]][[モンスター]]
-[[《貪欲な壺》]]:ほぼ2枚目以降の[[《強欲な壺》]]
-[[暗黒界]]:発売当初は禁止カードの関係でそれほど目立たなかったものの、[[ハンデス]]対策の定番にはなった
-[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]:大会を荒らした[[マッチキル]]の元凶
-[[《サイバーポッド》]]:猛威を振るった[[1ターンキル]]、[[【三原式】]][[【MCV】]]のキーカード
-[[《深淵の暗殺者》]]:[[《深淵の暗殺者》]]を回収して[[《キラー・スネーク》]]並みの活躍を見せた
-各種[[リクルーター]]:[[モンスター]]戦線維持の要
-……等

―主な[[デッキ]]
-[[【やりくりターボ】]]
-[[【現世と冥界の逆転】]]~
-[[【三原式】]]~
-[[【変異カオス】]]~
-[[【ガジェット】]]~
-[[【黄泉帝】]]~
-[[【雑貨貪欲ターボ】]]~
-[[【ロックバーン】]]~
-[[【サイカリバー】]]~
-[[【リクルーターカオス】]]~
-[[【デビル・フランケン】]]~
-[[【Vドラコントロール】]]~
-[[【MCV】]]
-[[【トランス】]]

―主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]の推移 
-[[下級モンスター]]:1600〜~
完全に[[攻撃力]]の高さよりも効果を重視する時代に。~
中期までは攻撃を完全に「[[カオス]]」に依存し、下級平均[[攻撃力]]が3桁のデッキもよく見られた。~
また[[守備力]]1000以下のモンスターは[[《月読命》]]の関係でかなり評価を下げた。~
[[《黒き森のウィッチ》]]の禁止もあり、[[守備力]]はとりあえず高い方がいいという環境へ変化した。~

-上級モンスター:2400~
元々[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]の数値であった2400に「[[帝]]」が加わったことで、完全にひとつの基準となった。~
[[攻撃力]]の高さよりも便利さ、使いやすさを重視する傾向。

***第5期 [#zcadb9ed]
2006年度日本代表最終選考会では、[[【ガジェット】]]が上位を埋め尽くした。~
[[POWER OF THE DUELIST]]でいきなり登場した[[《未来融合−フューチャー・フュージョン》]][[《オーバーロード・フュージョン》]][[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]の3枚による[[【未来オーバー】]]も猛威を振るっている。~
さらに、[[制限改訂]]によって[[【カオス】]]が完全消滅し、[[【バブーン】]]も痛手を負った。~
~
しかし、まだまだ始まったばかりの第5期。~
今後の[[デュエル]]シーンがどうなっていくのかは、誰にも予測不能である。

―主なカード
-[[ガジェット]]:勢力の衰えを見せない脅威の[[ハンド・アドバンテージ]][[効果モンスター]]群~
([[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]に収録され、入手も容易になった)
-[[《地砕き》]]:[[【除去ガジェット】]]に必須の基本的除去カード
-[[《ハイドロゲドン》]]:[[ガジェット]]の対策として急速にその評価を伸ばした
-[[暗黒界]]:[[《天使の施し》]]のお供として急速にその評価を伸ばした
-[[《閃光の追放者》]]:墓地を利用する強力カードの増加に伴い、急速にその評価を伸ばした
-[[《サイバー・ドラゴン》]]:説明不要の万能[[アタッカー]]
-[[《キメラテック・オーバー・ドラゴン》]]:[[【未来オーバー】]]の主犯格
-[[《天使の施し》]]:[[《強欲な壺》]]の代わりに[[禁止カード]]より制限復帰~
-[[《E・HERO エアーマン》]]:[[ガジェット]]より汎用性の高い、単体性能に優れた[[アタッカー]]
-[[《ネクロフェイス》]]:最高の[[除外]]、回復、[[デッキデス]]カード
-[[《封印の黄金櫃》]]:[[《タイムカプセル》]]の[[上位互換]]であり最強の[[サーチ]]カード
-[[《冥府の使者ゴーズ》]]:[[手札]]から[[罠カード]]感覚で使える[[上級モンスター]]
-……等

―主な[[デッキ]]
-[[【ダークカオス】]]~
-[[【バブーン】]]~
-[[【ガジェット】]]~
-[[【サイカリバー】]]~
-[[【未来オーバー】]]~
-[[【次元ビートダウン】]]~
-[[【ロックバーン】]]~
-[[【デビル・フランケン】]] ~
-[[【パーミッション】]]

―主力[[モンスター]]の[[攻撃力]]の推移
-[[下級モンスター]]:1800〜~
[[リクルーター]]と[[ガジェット]]の[[攻撃力]]に勝てるかどうかが重要視され、1600あれば十分に[[アタッカー]]と認識されていたのは第4期終盤〜2006年度選考会まで。~
以降は一転し、[[《E・HERO エアーマン》]]登場に伴って、[[アタッカー]]は1800以上が基準とされている。~
[[カオス]]禁止の余波で属性を問わなくなったので、[[《ニュート》]]や[[《怒れる類人猿》]]などに再び注目が集まっている。~
また[[下級]]感覚で使える[[《サイバー・ドラゴン》]]の「2100」という分水嶺が存在している。~
が、それが可能な下級が一部の[[デメリット]][[アタッカー]]のみと少なすぎるためにこちらの基準はあってないようなものである。

-[[上級モンスター]]:2100or2400〜~
前者は[[《サイバー・ドラゴン》]]の数値。[[《天空騎士パーシアス》]]など低攻撃力の上級は一気に苦しくなった。~
それを越える数値では、やはり「[[帝]]」シリーズが基準となっている。~
[[攻撃力]]3300の[[通常召喚]]・[[蘇生]]可能な[[モンスター]]やらそれを軽く超える[[融合モンスター]]やらがいるため、そこから先は大して差がなかったりする。

**遊戯王OCGの歴史 [#v9ccfb4a]
//パックの発売時期なども加えてみました
//制限改訂情報を加えてみました
//原作などの展開(「バトルシティ編」に入ったなど)ぐらいも軽く書いておけば過去の記録に役立つかと
//禁止・制限の改訂での移り変わりも
***第1期 [#fe90ef06]
-1999年2月4日 [[Vol.1]]発売
--[[《地割れ》]]が唯一無二の[[モンスター除去]]魔法で、また[[《落とし穴》]]が当時最強の[[罠カード]]だった。
-1999年3月118日 [[STARTER BOX]]発売
--最大攻撃力を誇る[[《青眼の白龍》]]と最強の[[モンスター除去]][[《サンダー・ボルト》]]が登場した。
-1999年3月1日 [[BOOSTER1]]発売
--遊戯王OCGで、初めてのブースター(カード自販機)による販売形式を取った商品。~
BOOSTERシリーズは、収録カードの一部がVol.シリーズと重複していたりもする。
-1999年3月27日 [[Vol.2]]発売
--[[《死者蘇生》]]と[[《光の護封剣》]]が登場。
-1999年5月 [[BOOSTER2]]発売(詳細な発売日は不明)
--「使えない[[レア>Rare]]」として有名な[[《アサシン》]][[《カクタス》]][[《機械の巨兵》]][[《マキャノン》]]が登場。
-1999年5月27日 [[Vol.3]]
--[[エクゾディア]]のパーツや初の[[リバース効果]]モンスター、そして[[《強欲な壺》]]が初登場。~
また[[《墓掘りグール》]]が登場し、[[除外]]の概念が生まれた。~
-1999年7月 [[BOOSTER3]]発売(詳細な発売日は不明)
--[[《血の代償》]]が初登場。
-1999年7月22日 [[Vol.4]]発売
--[[《デーモンの召喚》]]と[[《聖なる魔術師》]]、[[《闇の仮面》]]が登場。
-1999年8月 [[BOOSTER4]]発売(詳細な発売日は不明)
--[[《天使の施し》]]が初登場。~
[[《ヂェミナイ・エルフ》]]・[[《メカ・ハンター》]]も登場し、[[下級モンスター]]の攻撃力に革命が起きた。
-1999年9月23日 [[Vol.5]]発売
--[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]の登場により[[《青眼の白龍》]]は攻撃力1位の座を奪われる。~
また[[《心変わり》]]、[[《死者への手向け》]]といった強力な除去カードが追加された。~
-1999年10月 [[BOOSTER5]]発売(詳細な発売日は不明)
--[[《王宮のお触れ》]]、[[《メタモルポット》]]、[[《自業自得》]]、[[《ニードルワーム》]]登場。
-1999年1月18日 [[Vol.6]]発売
--[[カウンター罠]]初登場。~
[[《クリッター》]]と[[《黒き森のウィッチ》]]の登場により[[【エクゾディア】]]が高速化。~
さらに[[《仮面魔道士》]]、[[《白い泥棒》]]のような戦闘誘発効果、[[《キャノン・ソルジャー》]]のような[[起動効果]]も登場。
-1999年12月 [[BOOSTER6]]発売(詳細な発売日は不明)
--ついに[[《デビル・フランケン》]]登場。他には[[《紅陽鳥》]]なども。
-2000年1月27日 [[Vol.7]]発売
--[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]が登場。~
他には相手ターン中に効果を発揮できる効果モンスター[[《クリボー》]]も登場。~
-[[制限改訂]] [[2000/04/01>禁止・制限カード/2000年4月1日]]
--現在の[[禁止・制限カード]]の常連に規制がかかる。
***第2期 [#p22248d3]
-2000年4月20日 [[Magic Ruler −魔法の支配者−]]発売
--第2期の幕開け。~
「[[ハンデス三種の神器]]」[[《苦渋の選択》]][[《サイクロン》]]など後の[[禁止・制限カード]]が登場。~
[[《マハー・ヴァイロ》]]黄金期。
-[[制限改訂]] [[00/05/15>禁止・制限カード/2000年5月15日]]
--[[《強奪》]]にのみ規制が掛かり「[[ハンデス三種の神器]]」は放置。
-2000年7月13日 [[Pharaoh's Servant −ファラオのしもべ−]]発売
--[[トゥーン]]と[[リクルーター]]が初登場。
-[[制限改訂]] [[00/07/15>禁止・制限カード/2000年7月15日]]
--「[[ハンデス三種の神器]]」に規制が掛かる。
-[[制限改訂]] [[00/08/15>禁止・制限カード/2000年8月15日]]
--[[《巨大化》]]が[[制限カード]]に。
-2000年9月28日 [[Curse of Anubis −アヌビスの呪い−]]発売
--[[《人造人間−サイコ・ショッカー》]]などが初登場。~
各種[[蘇生]]カード、[[《補充要員》]]の登場で[[《苦渋の選択》]]、[[【エクゾディア】]]の危険性が認知され始める。
-2000年12月14日 [[Thousand Eyes Bible −千眼の魔術書−]]発売
--[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]][[《グラヴィティ・バインド−超重力の網−》]]などが初登場。
-2001年4月19日 [[Spell of Mask −仮面の呪縛−]]発売
--[[《団結の力》]]が登場。~
[[《マハー・ヴァイロ》]]の存在意義が薄れ始める。~
-2001年7月21日 [[Labyrinth of Nightmare −悪夢の迷宮−]]発売
--[[《昇霊術師 ジョウゲン》]][[《霊滅術師 カイクウ》]]が初登場。
-2001年9月20日 [[Struggle of Chaos −闇を制する者−]]発売
--[[《増援》]][[《冥界の魔王 ハ・デス》]]などが初登場。~
[[デッキ]]を「[[種族]]」を統一する意義が本格的に出始める。
-2001年11月29日 [[Mythological Age −蘇りし魂−]]発売
--[[スピリット]]が初登場したパック。~
他にも、[[《天空騎士パーシアス》]][[《奈落の落とし穴》]]など優良カードが多数輩出された。
-2002年3月21日 [[Pharaonic Guardian −王家の守護者−]]発売
--[[サイクル・リバース]]能力が初登場。~
[[アンデット族]]強化の他、[[《月の書》]]なども登場。~
[[《デス・ラクーダ》]]や[[《タイム・イーター》]]はこのパックでのみ入手可能。
***第3期 [#s2000844]
-2002年5月16日 [[新たなる支配者]]発売
--第3期の開始。~
「[[墓守]]」シリーズ、[[《魂を削る死霊》]]、[[《タイムカプセル》]]、[[《名推理》]]などが登場。
-2002年7月18日 [[ユニオンの降臨]]発売
--[[ユニオン]]能力を持つ[[効果モンスター]]が登場。
-2002年9月19日 [[黒魔導の覇者]]発売
--「[[魔力カウンター]]」ギミックが初登場。~
[[《魔導戦士 ブレイカー》]][[《魔導サイエンティスト》]][[《同族感染ウィルス》]]など強力・凶悪[[モンスター]]が登場。
-2002年11月21日 [[ガーディアンの力]]発売
--[[ガーディアン]][[モンスター]]群登場。~
アニメ(乃亜編)を通して、カードのプレゼント企画が行われた。
-2003年2月20日 [[闇魔界の脅威]]発売
--[[チェスデーモン]]が登場。~
桁外れの汎用性を誇る良カード[[《月読命》]][[《炸裂装甲》]]が登場した。
-2003年4月24日 [[混沌を制す者]]発売
--最強最悪の[[効果モンスター]]群「[[カオス]]」が登場。~
超暗黒時代の開始。~
-[[制限改訂]] [[2003年7月1日>禁止・制限カード/2003年7月1日]]
--[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]に制限がかかったが、[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]は野放し。~
-2003年7月17日 [[暗黒の侵略者]]発売
--[[《混沌の黒魔術師》]]の登場により[[【混黒1キル】]]が開発された。~
-2003年9月19日 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック6>書籍付属カード#f2292945]]発売
--[[《第六感》]]が登場。暗黒時代が、さらなる激化の一途を辿った。~
-[[制限改訂]] [[2003年10月15日>禁止・制限カード/2003年10月15日]]
--ようやく[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]、[[《魔導サイエンティスト》]]、[[《混沌の黒魔術師》]]が制限指定された。~
が、その程度の規制では「[[カオス]]」や[[【サイエンカタパ】]]の勢いを止めるには至らなかった。~
-2003年11月20日 [[天空の聖域]]発売
--最初の「[[帝]]」シリーズである[[《雷帝ザボルグ》]]が登場。ただし、この頃はいまひとつの評価だった。~
なお、[[《モンスターゲート》]]の登場により[[【サイエンカタパ】]]も頭角を現し始めた。~
-[[制限改訂]] [[2004年3月1日>禁止・制限カード/2004年3月1日]]
--史上初の[[禁止カード]]が制定された。~
またこの改訂以降、これまで不定期だった[[制限改訂]]を必ず3月と9月の半年周期に行われるようになった。~
この改訂では[[《八汰烏》]]、[[《サンダー・ボルト》]]、[[《ハーピィの羽根帚》]]、[[《王宮の勅命》]]らの[[必須カード]]が環境から姿を消しただけで、まだ「[[カオス]]」も[[【サイエンカタパ】]]も使用可能だった。
-2004年2月26日 [[ファラオの遺産]]発売
--[[《深淵の暗殺者》]][[《沼地の魔神王》]]が登場。~
***第4期 [#g125a08d]
-2004年5月27日 [[SOUL OF THE DUELIST]]発売
--第4期のスタート。~
[[《氷帝メビウス》]]や最強の[[レベルアップモンスター]]「[[ホルスの黒炎竜]]」シリーズが登場。~
-2004年7月下旬 [[LIMITED EDITION 6>LIMITED EDITION#ue8f37d7]]配送開始
--これ以降、[[デッキ]]ジャンルでは、[[ガジェット]]が一世を風靡する兆しが見え始める。~
-2004年7月 2004年度の[[選考会]]が実施
--やはりというかなんというか、ほとんどのプレイヤーが[[【カオス】]]を使用した。~
そんな中ついに[[【サイエンカタパ】]]が日本代表の一角となり、更に[[1ターンキル]]を危険視する声が広がった。
-2004年8月5日 [[RISE OF DESTINY]]発売
--[[《炎帝テスタロス》]]の他、[[《可変機獣 ガンナードラゴン》]][[《ペンギン・ナイトメア》]]等が登場。~
-[[制限改訂]] [[2004年9月1日>禁止・制限カード/2004年9月1日]]
--ようやく「[[カオス]]」のひとつ[[《混沌帝龍 −終焉の使者−》]]が禁止された。~
また原作の代名詞的カードであった[[《死者蘇生》]]や[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]が禁止された。~
これを受け多くの原作ファンからは「雰囲気を損なう」と批判の声があがった。~
-2004年11月25日 [[FLAMING ETERNITY]]発売
--4種の制限・準制限指定経験を持つカードを筆頭に、優れたカードが多数登場した。~
特に[[《ゴブリンのやりくり上手》]]を用いた[[【やりくりターボ】]]はその後の環境を支配した。
-2004年2月24日 [[THE LOST MILLENNIUM]]発売
--[[E・HERO]]など、アニメ「GX」登場カードが収録されはじめた。~
また[[《異次元の生還者》]]が登場。当時猛威を振るった[[《異次元の女戦士》]]対策として期待されるも翌月これが[[制限>制限カード]]に。~
その後このカードは[[ENEMY OF JUSTICE]]の発売される翌年の春まで長すぎる冬を送った。
-[[制限改訂]] [[2005年3月11日>禁止・制限カード/2005年3月1日]]
--[[《魔導サイエンティスト》]]禁止により[[【サイエンカタパ】]]がここでやっと消滅した。~
以後[[1キル>1ターンキル]]の最大派閥は[[【三原式】]]へバトンタッチされる。~
その他流行していた[[【やりくりターボ】]]に規制がかかり、[[《悪夢の蜃気楼》]]が禁止。~
しかし[[《天使の施し》]]や[[《いたずら好きな双子悪魔》]]が復帰し、[[《強欲な壺》]]と合わせて「三種の神器」と揶揄された。~
一方で[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]の復帰に喜ぶ原作ファンが多くいた。
-2005年5月26日 [[CYBERNETIC REVOLUTION]]発売
--満を持して[[《サイバー・ドラゴン》]]シリーズが登場。~
環境を支配する[[アタッカー]]として、その融合体と共に[[1キル>1ターンキル]]の速度も大幅に加速した。
-2005年7月 2005年度の[[選考会]]が実施
--参加者のおよそ半数弱が[[【変異カオス】]]を使用した。~
そんな中勝ち上がり日本代表となった[[【除去ガジェット】]]に注目が集まった。
-2005年8月11日 [[ELEMENTAL ENERGY]]発売
--[[E・HERO]]の大幅強化に加えて、[[暗黒界]]シリーズが登場。~
[[《天使の施し》]]との[[シナジー]]や、[[《いたずら好きな双子悪魔》]]対策として多大な期待をされるも、翌月これらは禁止に。~
その後このシリーズは[[《天使の施し》]]が解除される翌年の春まで長い冬を送った。~
また[[《貪欲な壺》]]の登場に伴う[[【雑貨貪欲ターボ】]]の開発を皮切りに、[[デッキ]]内[[モンスター]]数の増加が始まった。
-[[制限改訂]] [[2005年9月1日>禁止・制限カード/2005年9月1日]]
--[[《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》]]禁止により「[[カオス]]」がようやく沈静化。~
以降[[《カオス・ソーサラー》]]を採用したデッキが[[【カオス】]]として定義された。~
同時に当時一世を風靡した[[【変異カオス】]]に対し執拗な弾圧が行われた。~
それに伴いその対抗馬として頭角を現しはじめていた[[【除去ガジェット】]]に更に注目が集まった。~
また[[《天使の施し》]]、[[《いたずら好きな双子悪魔》]]、[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]が再び禁止された。~
そして今度は[[《ブラック・ホール》]]と[[《押収》]]が復帰した。
-2005年下半期 [[【MCV】]]、[[【トランス】]]登場→新ルールの制定
--遅延行為を意図したデッキや、1ターンを何十分も続けるデッキの登場などに対しプレイヤーからの批判、苦情が殺到。~
その対策として、[[エキストラターン]]といった新ルールが制定された。~
しかしその複雑すぎる難解な内容に、多くのプレイヤーが頭を悩ませることとなった。
-2005年11月17日 [[SHADOW OF INFINITY]]発売
--[[《黄泉ガエル》]]が登場。「[[帝]]」[[モンスター]]などの[[上級]]救済カードとして重宝された。~
このカードの登場により、[[【黄泉帝】]]が登場。
-2006年2月16日 [[ENEMY OF JUSTICE]]発売
--[[《閃光の追放者》]]など、[[除外]]を司るカードが登場。~
猛威を振るっていた[[《貪欲な壺》]]や[[《黄泉ガエル》]]らの対策になると期待されたが、翌月これらはすべて制限指定。~
勢いが落ちるかと懸念されたが、その後の環境変化により今なお優秀な[[メタカード]]として健在している。
-[[制限改訂]] [[2006年3月1日>禁止・制限カード/2006年3月1日]]
--[[《強欲な壺》]]がついに禁止された。代わりに[[《天使の施し》]]が復帰。~
また[[《ブラック・ホール》]]が再び禁止され、再び[[《聖なるバリア−ミラーフォース−》]]が復帰した。~
当時猛威を振るった[[【Vドラコントロール】]]に対し、[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]禁止を筆頭に執拗な弾圧が行われた。~
同時に[[《サイバーポッド》]]も禁止され[[【三原式】]]や[[【MCV】]]といった[[1キル>1ターンキル]]勢も壊滅。~
これらの改訂でゲームバランスが一応整えられ、暗黒時代は終わりを告げたと誰もが思ったのだが…
***第5期 [#y83c2e3b]
-2006年5月18日 [[POWER OF THE DUELIST]]発売
--第5期の始まり。~
[[【未来オーバー】]]ギミックの成立により、環境は再び暗黒時代へ戻り、混沌の一途を辿ることに。~
素晴らしいまでの[[シナジー]]から、最強クラスの[[ガジェット]]の強さへ更なる拍車が掛かった。~
また、[[《究極恐獣》]]の登場により[[《青眼の白龍》]]の立場が危ぶまれることに。
-2006年5月中旬〜 [[《森の番人グリーン・バブーン》]]配送
--[[定期購読特典>書籍付属カード]]で、超強力カード[[《森の番人グリーン・バブーン》]]が配送された。~
(最速では4月から配送されていたようだが、本格的に流通したのはこの頃)~
その理不尽な入手方法に対して多数のプレイヤーが怒りを露にした。
-2006年6月22日 [[ストラクチャーデッキ−恐竜の鼓動−]]発売
--第5期初の[[ストラクチャーデッキ]]。~
目玉カード[[《超伝導恐獣》]]の強さに、「[[《青眼の白龍》]]の立場は?」「第4期[[ストラクチャーデッキ]]目玉カードより、圧倒的に強すぎる」との声も。
-2006年7月2日 2006年度の[[選考会]]が実施
--[[【除去ガジェット】]]の使用率が6割を超え、かつての[[【スタンダード】]]や[[【カオス】]]を彷彿とさせた。~
昨年の[[【変異カオス】]]は執拗な弾圧を受けたことから、今度はこれかと誰もが信じて疑わなかったのだが…
-2006年8月10日 [[CYBERDARK IMPACT]]発売
--第5期の第2弾として期待されたが……~
「[[チェーン]]」関連カード、「カードの位置」関連カードのほか[[《簡易融合》]]が登場。~
[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]との[[コンボ]]が期待されるも、翌月[[《サウザンド・アイズ・サクリファイス》]]が禁止された。
-2006年8月24日 [[ザ・ヴァリュアブル・ブック9>書籍付属カード#f2292945]]発売
--脅威の[[サーチ]]カード[[《封印の黄金櫃》]]と、悪夢の[[除外]][[効果モンスター]][[《ネクロフェイス》]]が登場。~
その後の環境に、多大なる影響を与えることとなった。~
-[[制限改訂]] [[2006年9月1日>禁止・制限カード/2006年9月1日]]
--[[《カオス・ソーサラー》]]が禁止され[[【カオス】]]が完全に消滅。~
[[《森の番人グリーン・バブーン》]]の制限化により、[[【バブーン】]]も大幅に弱体化。~
またついに[[《強奪》]]も禁止に。しかし[[《ヴィクトリー・ドラゴン》]]と[[《破壊輪》]]が帰ってきた。~
その一方で、[[ガジェット]]や[[《サイバー・ドラゴン》]]には規制がかからなかった。~
-2006年9月3日頃〜 [[アルティメットセブンパック>LIMITED EDITION#ef561fd6]]配送
--[[半上級モンスター]]3体が[[ダメージステップ]]に[[特殊召喚]]不可能なことに対し、一部からは不満の声も上がった。
-2006年9月14日 [[ストラクチャーデッキ−機械の叛乱−]]発売
--限定カードゆえに入手困難だった「[[ガジェット]]」が([[ノーマル>Normal]]とはいえ)一揃い収録された。~
「今まで未所持だった人でも簡単に入手できるので、[[ガジェット]]が環境を席巻するのでは?」と環境を危惧する声も上がった。

//追記求む

**関連リンク [#yd1637ef]
-[[デッキ集]]