デッキの変遷 †
このページには、各時代での流行したデッキ・モンスターについて記す。
最初期 †
墓地にモンスターを送って《死者蘇生》するデッキから除去しては殴るといったデッキへと徐々にシフト。
途中から効果モンスターが加わり、ゲームの幅が加速的に広まっていった。
- ちなみに、この頃は「エキスパートルール」と「ノーマルルール」の2種類が存在していた。
現在のルールとの主な相違点は、以下の通り。
- エキスパートルール
- サイドデッキは10枚
- マッチ戦が「1勝2分け」の場合、マッチ戦はお互いに引き分け
- どちらかのデッキがなくなった場合、その時点でライフポイントの多いプレイヤーが勝利
- 手札枚数に上限がない
- 先攻1ターン目にドローができない
- ノーマルルール
- 「エキスパートルール」の相違点に加えて…
- 魔法カード及び罠カードは、1ターンに1枚しか場に出すことができない
- 上級モンスター・最上級モンスターの召喚に生け贄を必要としない
- 融合召喚を行う場合、融合素材は両方ともフィールドにいなくてはならない
主なカード †
《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》、《ゲール・ドグラ》、《陽気な葬儀屋》、《死者蘇生》、《強欲な壺》、《サンダー・ボルト》、《ブラック・ホール》、《聖なるバリア−ミラーフォース−》《落とし穴》等
カードプールの変遷 †
- 1999年2月4日 Vol.1発売
- 1999年3月18日 STARTER BOX発売
- 最大攻撃力を誇る《青眼の白龍》と最強のモンスター除去《サンダー・ボルト》が登場した。
- 1999年3月 BOOSTER1発売(詳細な発売日は不明)
- 1999年3月27日 Vol.2発売
- 1999年5月 BOOSTER2発売(詳細な発売日は不明)
- 1999年5月27日 Vol.3
- エクゾディアのパーツやリバース効果モンスター、そして《強欲な壺》が初登場。
- 1999年7月 BOOSTER3発売(詳細な発売日は不明)
- 1999年7月22 Vol.4発売
- 1999年8月 BOOSTER4発売(詳細な発売日は不明)
- 《天使の施し》が初登場。
《ヂェミナイ・エルフ》・《メカ・ハンター》も登場したが、当時は「生け贄召喚」のルールがなかったので注目されなかった。
- 1999年9月23日 Vol.5発売
- 《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》の登場により《青眼の白龍》は攻撃力1位の座を奪われる。
- 1999年10月 BOOSTER5発売(詳細な発売日は不明)
- 1999年11月18日 Vol.6発売
- カウンター罠初登場。
《クリッター》と《黒き森のウィッチ》の登場により【エクゾディア】が高速化。
- 1999年12月 BOOSTER6発売
- 制限改訂2000/04/01
主力モンスターの攻撃力の推移 †
- 下級モンスター:1200〜
レアの《深淵の冥王》、ウルトラレアの《アクア・マドール》などが主力。
- 上級モンスター:1700〜
《アサシン》とか《マキャノン》とか。この頃は《レオ・ウィザード》もそこそこ。
《デーモンの召喚》や《カース・オブ・ドラゴン》がとんでもない強さだった…マジで。
第2期 †
ハンデスデッキ、《生還の宝札》を用いた1ターンキルが主流。
終盤には【八汰ロック】が加わったりと、ある意味暗黒時代…
魔法・罠にアイコンが採用されより分かりやすくなった。
トゥーンやスピリットといった特殊な種族も登場。
- この時代に「新エキスパートルール」が成立。
なお、もう一つ「ジュニアルール」というルールが存在していた。
- ジュニアルールの特徴
- 魔法・罠は必ず場にセットしてからでないと使えない
(場における魔法・罠は1枚まで)
- 魔法・罠は1ターンに1枚しかセットできない
- 速攻魔法は手札から使えない
- 即時誘発効果を持つモンスターの効果を手札から使えない
カードプールの変遷 †
主なカード †
《強引な番兵》、《押収》、《いたずら好きな双子悪魔》、《黒き森のウィッチ》、《クリッター》、リクルーター、《人造人間−サイコ・ショッカー》、《キラー・スネーク》、《王宮の勅命》、《サンダー・ボルト》、《ハーピィの羽根帚》、《強欲な壺》、《天使の施し》、《八汰烏》等
主なデッキ †
【スタンダード】
【八汰ロック】
【エクゾディア】
【デビル・フランケン】
主力モンスターの攻撃力の推移 †
- 下級モンスター:1800〜
《ランプの魔精ラ・ジーン》とか《メカ・ハンター》とか。
《ヂェミナイ・エルフ》の黄金時代。
- 上級モンスター:2500〜
《デーモンの召喚》や《サイバティック・ワイバーン》の時代。
お金のない人は《半魚獣・フィッシャービースト》で頑張っていた。
第3期 †
ハンデスから「《第六感》+【カオス】」へと流行が変化。
そして最凶の【サイエンカタパ】【デッキ破壊1キル】【現世と冥界の逆転】【デビル・フランケン】【ラストバトル!】という超暗黒時代。
大会では1ターンキルや【カオス】、強力ハンデスデッキが列をなして襲ってきた。
この時代に、《魔導戦士 ブレイカー》《異次元の女戦士》《同族感染ウィルス》《魂を削る死霊》等の強力なカードが登場。
つまり、現在の主力のほとんどはこの時代で出現することになった。
なお…迷走に次ぐ迷走の果てに壊れカードが満載された時代でもある。
墓守、ユニオン、ガーディアンが加わるもそれをフォローするには至らず…
主なカード †
《魔導戦士 ブレイカー》、《異次元の女戦士》、《魔導サイエンティスト》、《同族感染ウィルス》、《怒れる類人猿》、《混沌帝龍 −終焉の使者−》、《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》、《混沌の黒魔術師》、《第六感》等
主なデッキ †
【スタンダード】
【カオス】
バーン
【八汰ロック】
【サイエンカタパ】
【デッキ破壊1キル】
【現世と冥界の逆転】
【デビル・フランケン】
主力モンスターの攻撃力の推移 †
- 下級モンスター:1900〜
《ニュート》とか《怒れる類人猿》とか。攻撃力がややインフレ気味。
《ヂェミナイ・エルフ》らは《デーモン・ソルジャー》らによってリストラ。
- 上級モンスター:1900〜
《天空騎士パーシアス》、《ヴァンパイア・ロード》、《人造人間−サイコ・ショッカー》が鎬を削っていた。
第4期 †
《サイバー・ドラゴン》、《死霊騎士デスカリバー・ナイト》、ガジェットを主とする「モンスターの効果に注目したデッキ」が良く見られた。
第4期の前半期はまだ《カオス・ソルジャー −開闢の使者−》が存在し【カオス】全盛期最後の姿である【変異カオス】が猛威を振るっていた。
そんな中、第2〜3期の一部カードは禁止されるも、残ったカードや新カードにより強力なロック・コンボが…
→【トランス】【MCV】
原作が終了し、アニメからのカードが主なパック収録カード。
中期から終期では【雑貨貪欲ターボ】、【黄泉帝】、【獅子黄泉帝】などが流行。
主なカード †
《サイバー・ドラゴン》、《月読命》、《突然変異》、ガジェット、「帝」シリーズ、《黄泉ガエル》、《貪欲な壺》、《ヴィクトリー・ドラゴン》、各種リクルーター等
主なデッキ †
【変異カオス】
【ガジェット】
【黄泉帝】
【Vドラコントロール】
【雑貨貪欲ターボ】
【サイカリバー】
【リクルーターカオス】
【デビル・フランケン】
主力モンスターの攻撃力の推移 †
- 下級モンスター:1600〜
攻撃力の高さよりも効果を重視する時代だった。
- 上級モンスター:2400〜
「帝」が基準と思われる。攻撃力の高さよりも便利さ、使いやすさを重視する傾向。
第5期 †
いきなり登場した《キメラテック・オーバー・ドラゴン》《未来融合−フューチャー・フュージョン》《オーバーロード・フュージョン》による【未来オーバー】が猛威を振るっている。
しかし、まだまだ始まったばかりの第五期。今後のデュエルシーンがどうなっていくのかは、誰にも予測し得ない。
主なカード †
《サイバー・ドラゴン》、《天使の施し》等
主なデッキ †
【ダークカオス】
【バブーン】
【ガジェット】
【サイカリバー】
【未来オーバー】
【次元ビートダウン】
【デビル・フランケン】
【パーミッション】
主力モンスターの攻撃力の推移 †
- 下級モンスター:1500〜
リクルータークラスの攻撃力に勝てるかどうか。
しかし、同じ下級でももう一つ「2100」という分水嶺が存在している。
2100とはすなわち「《サイバー・ドラゴン》に殴り勝てるか?」である。
- 上級モンスター:2400〜
やはり、「帝」シリーズが基準となっている。
3300の通常召喚・特殊召喚可能なモンスターやらそれを軽く超える融合モンスターやらがいるため、そこから先は大して差がなかったりする。
関連リンク †