デッキ圧縮

 デッキ内の不要カードを減らしてキーカードを引き易くする事。
 カードドローサーチしたり、デッキ内の他のカード墓地に送ったりするのが主な手段。

 デッキ枚数を可能な限り最小枚数の40枚にする理由はこのためである。
 逆に、【ガジェット】などで特定のカードを引きたくない場合、故意にデッキ枚数を多めにする場合もある。

 強力な制限カードをはじめとするキーカードを呼び込むために、どんなデッキでも重要な要素。
 1ターンキルデッキコンボデッキ、特に【エクゾディア】では、キーカードを少しでも早く揃えるため大量に圧縮要素が導入される。

 ただし、特定のカードを引ける確率を高くするには、デッキの総数を減らすより、そのカード(または代替カード)の投入枚数を増やす方が良い。
 特別なデッキでない限り、無理に枠を取ってまでデッキ圧縮を狙うと、かえってデッキのパワーや対応力を下げることになりかねないので過信は禁物。
 とはいえ確率のページを参照してもらえばわかるが、サーチカードを増やすとそれが手札にだぶついて腐る危険があるのも確かなので、適正枚数を手札に確保する為にデッキ枚数は慎重に検討したい。
 またプレイングの一つとしてもデッキ圧縮は頭に入れておこう。
 終盤の《おろかな埋葬》等で「絶対に手札に来て欲しくないカード」を墓地に送る?戦術がそれにあたる。

 なお、「1枚ドローする」のと「不要なカードをデッキから1枚減らす」のでは、確率的影響は「1枚ドローする」方が断然上である。

 なおランダムにデッキからカード墓地に送る?場合、引きたいカード墓地へ送られて?しまう可能性を考慮すると、送っても送らなくても特定のカードドローできる期待値は変わらない。
 これはくじ引きで当たりを引く確率が引く順番に寄らないのと同じである。
 (例 デッキが10枚で引きたいカードが1枚のとき このままなら確率は1/10でデッキから5枚墓地に送る?と引きたいカードデッキに残る確率は1/2で残った場合に引ける確率は1/5であるから結局1/10となる)
 これを踏まえると、特定のカードを引くためにライトロード《カードガンナー》などを採用することは直接的には無意味ということになる。
 ただし、ランダムに墓地へ送る?カードと任意に墓地へ送る?カードを連続して使用した場合はランダムに墓地へ送る?カードを先に使ったほうが僅かに有利である。
 (例 同様にデッキが10枚で引きたいカードが1枚のとき このままなら確率は1/10であり、そのまま任意にカードを1枚墓地へ送る?と確率は1/9となり、この後デッキから5枚墓地へと送っても?上の話より1/9だが、順番が逆だと1/2×1/4=1/8となり僅かに有利である)

 同時にデッキ切れを起こす危険性を大きくするため過信は禁物。
 相手がデッキ破壊を駆使するデッキであれば、自らの首を絞めることになる。

関連リンク

―代表的なデッキ圧縮カード

―その他のリンク