「demerit(短所・欠点)」の意。
主にコントローラーへ不利に働く効果のことをいう。
デメリット効果は、カードが強くなり過ぎないように調整するための効果でもある。
維持するためにコストが必要であったり、徐々に弱体化していったりと、様々な効果のものがいる。
攻撃力が高く、かつデメリット効果を持っているモンスターは俗に「デメリットアタッカー」と総称される。
特に攻撃力が一般的な標準を上回るモンスターは、大抵何らかのデメリットか厳しい召喚条件が付随している。
デメリットはそのまま耐えるだけでなく、回避したりメリットへ変換したりすることが重要となる。
例えば、強力なデメリットを持つモンスターを《強制転移》で押し付け、逆にアドバンテージとする戦法が存在する。
この場合、主には《大盤振舞侍》や《悪魔の調理師》等のドローを加速させてしまうものが選択される。
これに限らず、デッキコンセプト次第では、補って余りある活躍をすることもしばしば。
魔法・罠カードにも、例えば蘇生系カードには自壊等何らかのデメリットを持つものが多い。
他にも、《ビッグバン・シュート》の除外デメリットは、相手モンスターに対し使用する等すると、強烈なメリット効果へ変換することが可能。